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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4640号】「教会暦」制定の制度見直しを検討 第2回信仰職制委員会

2007年12月8日

第35総会期第二回信仰職制委員会が十月十一日(木)~十二日(金)に教団会議室で行われ、まず前期委員会からの申し送り事項について検討を継続した。
①教団教会暦行事についての問い合わせの件(出版局より)
「教会暦」の制定は「式文」の第一部に定められているように礼典に関する重要な事項であり、教規四四条の信仰職制委員会がつかさどる事項の⑶「礼拝、礼典および諸儀式に関する事項」に属する。この重要事項をこれまで出版局に委ねてきたことを反省しつつ、制度の見直しを検討する。
②教規の検討点に関する件 「教規施行細則」第八条の二「教規第一二八条⑤にいう無任所教師」は、第18回総会(一九七四年)に教規と細則の変更が議案として提出された際から誤記されていたことが判明した。この訂正を総会議案とすることを検討する。
次に総幹事からの諮問、「『信じる気持ち-はじめてのキリスト教』についての要請」を審議した。
これは「東海連合長老会二〇〇七年度第一回会議議長・馬場康夫」および「第三二回全国連合長老会会議議長・藤掛順一」の両団体からの要請であり、同書の内容が教団信仰告白に照らして問題があり、教団出版局がこれを出版したことは出版局規定第一条「日本基督教団の必要とする出版業務」に抵触すると指摘し、信仰職制委員会がこれに関する見解を表明するようにとの要請である。当委員会が直接諮問を受けるのは教団・教区の機関からであるが、これは教団内任意団体からの「要請」を総幹事が受けとめて諮問したものである。
藤掛委員長は当事者であるため大村書記を仮議長とし、二日目の冒頭には内藤総幹事の陪席を求めて議事を進めた結果、諮問の内容を整えて再度提出することを総幹事に申し入れると共に、出版局に対して、書籍出版における意思決定の仕方を問い合わせることとした。
次回委員会は二〇〇八年二月十四~十五日に行う。
(大村栄報)

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