第35総会期第四回教育委員会が十一月二七日(火)~二八日(水)の両日、教団会議室において開催された。
諸報告の後、まず第一回教会教育セミナー・教区担当者会について協議した。これまで教区担当者会は総会期ごとに開催されてきたが、教会教育セミナーを開催するのは今回が初めてのため、「信徒の友」に最小のスペースではあるが公告を掲載することが決定された。
更に、教区担当者会の中で開催地四国を代表して発題を行っていただくことが協議され、近永教会の芦名弘道教師に依頼することとなった。
次に「ユースミッション2008」実行委員会からの報告を受け、日程等の協議を行った。開催期間は二〇〇八年七月三一日(木)~八月八日(金)までで、前半を東京で、後半は京都を中心に行うこととなった。京都での宿泊場所は交渉中である。予算については「ユースミッション2006」を参考にしつつ、教育委員会としては一〇〇万円の予算を組むこととなった。台湾からは七名の青年が参加予定のため、日本側からも七名の青年を公募することが決定された。
二日目は協議終了後、聖和大学の小見のぞみ氏と内藤留幸総幹事、愛澤豊重総務幹事、勝山健一郎幹事、野村和正担当幹事と共に、キリスト教教育主事についての懇談会を持った。
これはキリスト教教育主事の養成校である聖和大学が、関西学院との合併に伴いキリスト教教育主事認定試験資格を得るための教育課程を置いている学部学科課程がなくなることを受けてのものである。
主に小見氏よりこれまでの経緯と、二〇一一年までは現課程が保証されること、その後の組織上の位置づけやカリキュラム編成の骨子について説明をいただいた。
事は教団の職制に関するがゆえに、教団としての対応が必要になるであろうが、キリスト教教育主事認定試験を実施する委員会として、また現場のキリスト教教育主事に一番近いであろう委員会として、手順を尽くして真摯に対応することが確認された懇談会であった。
(加藤誠報)