【4646号】人権宣言30周年

昨年十二月三日~六日、台湾新竹市聖経学院で台湾基督長老教会主催の会合が持たれた。人権宣言三〇周年国際研討会である。出席者はスタッフ二八名を含めて二三五名、国際と名付けられた会だけに十五ヶ国から代表が集った。
あの時、台湾基督長老教会(以下PCTと記す)が非常な苦難に立たされている台湾の国際的現状にあって世界に向けて発した人権宣言に大きな衝撃を与えられ、教団も目覚めさせられた。
この大会がいかに大切な意味を持つものであるかは歴代の総会議長・投獄生活を続けさせられた高俊明元総幹事らが講演をなし、アピールを発していたことからも充分伝わってきた。
私も三〇分のレスポンスを担当させていただいたが、同胞のために苦しみ闘いを引受け、深い祈りと信仰に裏打ちされた勇気ある言動によって教団もどれだけ教えられ、励まされてきたことか、PCTとの生命的交わり、絆に感謝しつつ語った。
この人権宣言のスピリットを次世代に伝えんとする決意、国連やWHOに加われない孤立感、さらには民進党の歴史的敗北に終った立法院選挙の結果などを抱えつつ進もうとするPCTの歩みが良き結実を与えられんことを熱く祈るとともに、新たなる思いでさらなるPCTとの連帯、連携を求めて行くことにしたいと思う。
「キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられている」とのみ言葉が想起させられた。
(教団総会議長 山北宣久)

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