「福音は本当に、Good News だと思います。Newsは伝えないとダメ。Newsは流し続けることが大切です」と言い切る。
洗礼を受けたのは、五年前のクリスマス。「こちら側では何の準備もないまま」導かれるままに受洗準備会。「準備会の途中で、ダメだと思ったらそこでやめればよい」と、気軽に臨んだ。やがて諮問会。「ダメだったら、諮問会でダメと言われるだけ」と、やはり気軽に臨む。
洗礼を受けて間もなく、勉強にもなるからと勧められて教会学校教師に。説教をしなくてはならないが、教師になってから半年間の猶予がある、と気軽に取り組む。
「気軽に」とは言っても、あなたまかせの無責任の姿勢とは全く違う。福音に与らせ、伝えさえ、用いてくださる主の備えと導きを信じて委ねる、喜ばしい態度だと思っている。
キリストの愛に駆り立てられているから、「伝道は待っていてはダメ。Good Newsをこちらから投げるのです。まず投げ、そして投げ続ける」のだという。まさに、Good Newsのキャスター(投げる人)だ。
かつて英語の教師。今も、英検の面接官をする。好きな英語、賜物の英語が用いられて、
“Bible class GRACE”を牧師と共に指導することになった。
「せっかく恵みの中に生かされているのだから、感謝して生きることが幸せなのです」との確信を伝える。「み言葉に触れ、キリストと出会って、強さも与えられるのも幸いです」。主にCS生徒の母親たちが参加し、礼拝にも参加するようになった。
ことさら「伝道」と意識してはいないが、「福音を伝えるために」ついつい面倒なことも提案する。「ついつい」は「聖霊の導き」。不思議なタイミングと備えがあって、子供向けの“GRACE Kids”が牧師夫人らの指導で始まり、多くの親子が礼拝にもつながりはじめている。伝道は「本当の意味で楽しくなければね」。