【4647号】書籍出版意志決定の曖昧さ指摘 出版局の在り方巡る協議を深める 信仰職制委員会

第35総会期第四回信仰職制委員会が二月十四日に教団会議室で行われた。
式文改訂小委員会に対して当委員会からの問、「新しい式文作成に当たっては、礼拝指針の作成を要請したはずだが、『試用版』では不十分ではないか」に対する岡本知之式文改訂小委員長よりの報告を聞いた。同小委員会は一九九八年の設置以来、式文の作成と共に、その詳しい解説を作成する方向で作業してきた。十全な意味での「礼拝指針」の作成はむしろ信仰職制委員会の課題であると理解している。既に出版された式文は「試用版」であるから、これに対する諸意見を受けて、解説の部分も含めて今後検討し、教団の教会性が表される式文を作成していきたい、と表明された。
前回、総幹事より『信じる気持ち-はじめてのキリスト教』についての検討を要請する諮問があった。これは教団内任意団体からの要請を総幹事が受けとめて当委員会に諮問したものであるが、その後、同団体よりの要請取り下げがあって、今回総幹事がこれを取り下げるとの申し出があった。諮問の取り下げは受け入れることとしたが、前回からの継続で出版局のあり方をめぐる協議を深めた。
教規五十条③には総幹事が出版局を「その所轄のもとに置く」とある一方で、出版局規定第三条①では総幹事は出版局の一理事となると定めるなど、総幹事の位置付けが不明瞭であり、その結果、出版局の書籍出版における意思決定の仕方が曖昧となっている点が指摘された。
前回の委員会では、教団の「教会暦」制定は「式文」の第一部に定められているように礼典に関する重要な事項であり、教規四四条の信仰職制委員会がつかさどる事項の(3)「礼拝、礼典および諸儀式に関する事項」に属すると判断した。
このことも含め、出版局に関する諸規則の見直しを、次回常議員会に提出される「機構検討委員会」の答申を見た上で、「教規の検討点」として当委員会の課題とするかどうかを判断することとした。
次回委員会は七月三日~四日の予定である。
(大村栄報)

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