【4788・89号】人ひととき 小槻 芳子さん ちぎり絵に込めた信仰

「この年になってやっと素直にすべてを神様に委ねることの意味がわかるようになった気がします。老いるということも良いことだと思います」と言われる小槻姉。

 幼少期から虚弱で、家で座ってばかりいるような子どもだった彼女は、紙を触っているのが好きで、昔から真似事でちぎり絵をしていたそうです。しかし、今から30年ほど前にちぎり絵教室に通い始め、本格的な指導を受けられると、その才能が一気に開花し、多くの作品を生み出していかれました。それに当時の牧師が目を付け、彼女に12種類の花のちぎり絵を作ってもらい、それに聖句を添えたきれいな絵はがきを作成しました。これは、当時の厳しい教会財政を支えるための教会オリジナル商品として販売され、大変好評を博しました。そして、今も誕生カードやお見舞いなどに用いられたりして、教会の貴重な伝道ツールになっています。

 小槻姉には2人のご子息がおられますが、ご長男は高3の時に受洗すると、家族一人一人に熱心に伝道し、小槻姉のために小遣いを貯めて聖書・讃美歌を買ってこられたそうです。こうして小槻姉が受洗され、続いてご次男、そして最後にご主人が受洗し、家族全員がキリスト者となられたのです。

 しかし、小槻さん一家の歩みは決して順風満帆ではありませんでした。失意のどん底に突き落とされるような経験もありました。そんな時にも祈りつつ開いた聖書の御言葉に励まされ、ご主人と「もし信仰が与えられなかったら、私たちの人生はうれしい時に喜び、苦しい時に悲しむだけの空しい人生に終わったでしょうね」、「ほんとにそうだ」と語り合えたことは感謝の日々だったと振り返られます。

 教会の礼拝出席を願いつつも最近はなかなかそれが難しくなられましたが、ご自宅に伺うたびにいつも「主に感謝!」と言って、素敵な笑顔で迎えてくださる小槻姉です。

1921年、京都府船井郡(現南丹市)に生まれる。1967年、洛北教会にて受洗。

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