【4649・50号】教区教育担当者会、高知で開催

教団教育委員会主催の教区教育担当者会が、三月三日~四日、四国教区高知分区の南国教会及び香美教会を会場にして開かれた。
この会は二年ごとに開催されてきたが、今回は神奈川、京都、沖縄以外の十四教区から各担当者が参加、計二三名が参加した。
岸憲秀教育委員長は開会礼拝における説教で、今日の教会教育が直面している危機と今回高知で会を開催できる意義深さを語った。
まず「現地教区からの報告」と題した発題講演が近永教会(南予分区)の芦名弘道牧師よりなされた。
講演の中で芦名牧師は、二三年にわたる近永教会での牧会を段階的に振り返り、教勢の低迷に苦しんできたことを率直に語った。
赴任当初は大人と子ども共に二〇名であった礼拝出席者数が次第に減少し、十五年目には教会学校生徒が牧師の子女と教会員の娘二人だけに。そして二〇年目には出席者ゼロを経験する。
その経験を通しようやく牧師としての意識の問い直しと教会学校の目的の再認識を迫られることになった。教会学校は事業ではない。減少する子どもの数が問題なのではなく、一人でも子どもが教会に来ているという喜びの欠如が問題なのだ。
そもそも教会学校生徒の減少とは何を意味するのか。それは我々の意識の変化を求められる神ご自身の御業ではないか。数だけにこだわり一人の子どもと向き合わないために起こるべくして起こっている必然的減少がそこにあるように思う。どこの教区でも教会学校生徒数の減少が叫ばれる中、芦名牧師のこの提言は、深く心に響くものがあった。
その後、各教区担当者から現況を聞き、情報交換の時をもったが、教区ごとに報告する内容が統一されておらず、教育委員会から各担当者への通知を徹底してほしいとの要望が出された。
会終了後、希望者と共に芸西伝道所と教団関係学校清和学園を訪ね、散会した。
(真壁巌報)

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