【4651号】按手礼の執行方法巡り議論 九州

第58回九州教区総会は、五月六~七日、九州キリスト教会館を会場に、開会時正議員二四三名中一七五名が出席し開催され、盛沢山の議案が審議された。
教団問安使挨拶では、山北宣久教団議長は、弾劾調とも言える厳しい内容をもった常置委員会からの質問状に対し、「この場で初めて見た」と、予め準備が出来なかったことを断りながら、「北村慈郎教師に対する退任勧告」など三項目について、事柄の経緯、事情、基本的な姿勢と今後の取組について一時間がかりで詳しく説明した。
最も時間を割き議論が白熱したのは、「按手礼執行方法に関する件」。前総会から継続審議になっており、総会前日の夜に行われた議員研修会の主題でもあった。
六項目の改革案が示されたが、特に「按手は司式者のみが行う」ことと、「『議長談話』を按手礼式の中に位置づけ…略…このことを反映させた九州教区按手礼式文を作成する」という点に疑問・反論が相次いだ。二種教職制の問題を内容としている『議長談話』については、按手礼と二種教職制を同じ地平で論じることの是非を巡り大きな議論となった。また按手の様式に関しても、按手の歴史的意味に言及する意見があり、更に「教師を立てるのは教団であって教区ではない」と、常置委員会の提案理由に反論が述べられるなど、教職論にも発展した。
他の議事との兼ね合いもあり、研修会を含め三日間にわたり議論されたが、結果、常議員会で議案を再検討することとなった。
議案Ⅳ.「聖餐についての自由な協議の場を設定することを教団に求める件」を巡っては、教憲教規は陪餐者を明確に規定しているかどうかで議論があり、「信仰告白が共有できない現状で唯一残る聖餐での一致が失われたら合同教会の実体がなくなる」との反論があったが、一五三名中一〇三名の賛成で可決された。
議案Ⅴ.「日本基督教団における会議制の回復を求める件」が、次のように提案された。
教団において教会会議にふさわしい内実を形成するために、以下の三点の課題の回復に努める。1.特定のグループの不当な介入を排し、会議における組織的な枠組みを回復する。2.議事法に基づかない恣意的議事運営を改善し、適法な議事運営を回復する。3.相互の忍耐に基づいて、自由で充分な議論を回復する。
事実認識を誤っているとの強い反論があったが、賛成多数で可決された。
「群山老会との宣教協約に関する件」が可決成立し、総会の中で、第3次宣教協約の調印式が行われた。
次の二つの建議案が可決された。①「同性愛者差別問題」に九州教区として取り組む件。②日本基督教団が2009年に開催の準備をしている「日本伝道一五〇年記念行事」に対して、九州教区としての見解を明らかにし、取り組みを実施する件。
②では、「ベッテルハイムの沖縄伝道」を考慮しないのは合同とらえ直しの観点からも問題ありとする意見が述べられた。
教団総会議員選挙結果
【教職】深澤奨(佐世保)、東島勇気(門司大里)、西畑望(大分)、梅崎浩二(大牟田正山町)、戸田奈都子(川内)、吉武二郎(別府野口)、福島義人(小倉東篠崎)、本多香織(直方)、丸山邦明(喜界)、青山実(徳之島)、山下慶親(熊本草葉町)、明石義信(都城妻ヶ丘)
【信徒】川畑馨(佐世保)、浅野直人(福岡警固)、伊津見七生子(若松浜ノ町)、多田玲子(中津教会)、東隆義(田川)、千葉昌秋(熊本草葉町)、松山萠子(武蔵ヶ丘)、大石隆興(佐賀)、渡 勝之(宮崎)、熊江雅子(長崎平和記念)、白蓋勉(志布志)、植木宣博(小倉日明)
(新報編集部報)

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