【4653号】人ひととき 白井キヨ子さん

母の信仰を胸に

「突然警察署から警官があらわれた。その頃風説には各教会(ホーリネス)へ入り込んで取りしらべられているときいた。秩父教会へも取りしらべがあるものだと皆心がまえをしているものの、はたして誰にくるかわらない。最早目の前に来て一矢がこちらに向かっている。明朝午前八時に秩父警察署に出頭するように言い残して帰って行った。当時(一九四〇年)七月七日」と、今は亡き母の遺稿を読み上げるご婦人の姿に出会った。
第二次大戦下、日本基督教団の六部九部が厳しい弾圧を教職も信徒も受けたことは旧知の通りである。しかし、その弾圧をお聞きする機会は、なかなか無い。しかも戦後六十数年という時間が重くのしかかるが、絶対に風化させてはならない。
遺稿を読み上げる白井キヨ子姉が弾圧を受けた際は、青年期であり、遺稿に記される母の信仰を見て成長された。激動の時代であったが、日曜学校でさんびかやクリスマスの劇が楽しかった事を思い起こされる。
一九四二年クリスマスに教会の青年、同級生五名と一緒に浜野牧師より洗礼を受けた。母の信仰を見て育ったので、疑うことなく素直に神信仰を受けとめられた。その信仰の仲間達は、秩父教会を始め、各地で教会を支えていると、お聞きした。子育て時期など、暫く礼拝を離れた時期はあるものの、母の信仰により教会に引き戻された事を今も忘れてはいない。多くの人たちを救霊に導こうとする母の信仰を心から尊敬する。
地域では喫茶店を経営され、教会では婦人会長を歴任し、今は教会役員として、しっかりと教会にお仕えされている。教会の様々な困難に心を痛めつつも、祈って献げる事により今の新会堂が建築されたことに大きな喜びを覚えている。信仰の継承が成されることと、若い人た
ちが教会に呼び起こされるように、という切なる祈りを誠実に続けておられる。

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