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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4653号】「信愛荘」「にじのいえ」合併準備へ 東京

2008年6月28日

第67回東京教区定期総会は、五月二七日、東京山手教会で開催され、正議員五〇二人中、開会時三〇三人が出席した。今回、懸案であった教区総会資料の事前配付が実現し、あらかじめ各議員に送付されていた。
グドルン・シェーア宣教師(西千葉)による開会礼拝の後、組織会、続いて来賓挨拶を受けた。
在日大韓基督教会関東地方会の洪性完会長は、関東地方会の中で最も密に重なる東京教区総会に初めて来賓として挨拶する意義を述べた。
続いて、教団問安使内藤留幸総幹事は、山北宣久教団議長の挨拶文をもとに、重要課題を指摘しつつ挨拶した。その他、出版局より有澤年局長、年金局より高橋豊理事長、事務局より愛澤豊重総務幹事がそれぞれ挨拶した。
質問用紙の事前提出を受けての質疑では「未受洗者に配餐するのは教規違反なのか」「教憲教規よりも聖書が大事ではないか」「合同教会だから一つの考えでは縛れない」などと聖餐をめぐる問題に質問が集中し、内藤総幹事は「正典・信条・職制」のどれか一つでも外すと聖礼典の深い理解は得られないとし「教憲教規を大切にすることは、公同教会の権能を果たすこと」と答えた。教師退任勧告については「準則違反としてではなく、信仰職制委員会の答申に基づいている」との見解が述べられた。
常置委員半数改選の投票と結果承認の後、教団総会議員選挙に関する件では、第一選挙と第二選挙(支区別選出)の定数配分の是正を求めた議員提案が審議されたが少数否決となり、原案通り選挙が行われた。
総会資料に過年度負担金未収状況が教会名も含める形で初めて公表されたことを受け、議長報告をめぐる審議の中で意見が出された。
また「信愛荘」と「にじのいえ」の合併に関する件が審議され、賛成多数で承認された。今後、合併主体の双方から委員を出し、必要な専門委員会を立ち上げ前進させることとなった。
尚、北支区より提出された、教区定期総会ごとに支区報告を口頭で行う件、支区長の教区常置委員会陪席に関する件は、審議の後、いずれも少数否決となった。
夕食休憩後、教団総会議員の第二選挙の結果承認以外、全ての審議を終えていることをふまえ、選挙結果報告を三役と選管に委ねることが議運より提案され、昨年に引き続いて一日目のみで総会を終了した。
常置委員半数改選結果
【教職】長山信夫(銀座)、野村和正(長原)、米倉美佐男(聖和)、古屋博規(小石川白山)、松下恭規(芝)
【信徒】棟居正(柿ノ木坂)、朝岡瑞子(船橋)、永井清陽(経堂北)、岡田義信(田園調布)、持田二郎(池袋西)
教団総会議員選挙結果
【教職】長山信夫(銀座)、木下宣世(西千葉)、橋爪忠夫(洗足)、倉橋康夫(富士見町)、張田眞(鳥居坂)、米倉美佐男(聖和)、長崎哲夫(東京山手)、古屋博規(小石川白山)、小橋孝一(新島)、田村博(田園調布)、松下恭規(芝)、山北宣久(聖ケ丘)、石井錦一(松戸)、藤田義哉(玉川平安)、中村征一郎(東金)、深井智朗(滝野川)、東海林昭雄(小松川)、竹井真人(波浮)、岸俊彦(経堂北)、佐野英二(安藤記念)、勝田英嗣(柿ノ木坂)、長津栄(高輪)、鍋谷憲一(根津)、亀岡顕(本郷中央)、岸憲秀(千葉本町)、眞嶋威(新津田沼)
【信徒】池田浩二(霊南坂)、川上郁夫(西新井)、棟居正(柿ノ木坂)、鈴木功男(目白)、鈴木優子(小松川)、朝岡瑞子(船橋)、永井清陽(経堂北)、岡田義信(田園調布)、持田二郎(池袋西)、吉池光(九段)、樋田利明(富士見町)、鈴木秀信(船橋)、岩澤嵩(銀座)、松本幸恵(聖ケ丘)、奥山盾夫(千葉本町)、澤田竹二郎(白金)、笠原康子(銀座)、丸尾時彦(波浮)、石渡伸一(聖徒)、小平正宣(代々木中部)、飯島弘(長原)、柴田嘉浩(高輪)、岩崎文子(牛込払方町)、塩島光三(小石川白山)、石井信満(長生)、山下雅紀(青堀)
(林牧人報)

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