【4656・57号】新宣教基本方策及び宣教基礎理論策定に着手 第6回宣教研究所委員会

六月十六日~十七日に第35総会期第六回宣教研究所委員会が開催された。第五回委員会において、宣教基本方策及び宣教基礎理論に関して新しいものを策定する必要性を確認したことに基づき、今回の委員会においていよいよ策定に向けて着手した。
かつて宣研が宣教基本方策と宣教基礎理論を策定した際には、まず宣教基本方策を策定し、それから宣教基礎理論を策定する道筋をたどったが、本委員会においては先に宣教基礎理論を策定し、その理論に基づいた宣教基本方策を策定する順をたどる。今回の委員会においては出席した六人の委員(一名欠席)一人一人が「宣教とは何か」について短く発表することにより策定に向けての第一歩を記した。六人の発表に概ね共通することを拾い上げると以下の骨子になる。
宣教とは世に福音を宣べ伝えること。福音とは主イエス・キリストの十字架と復活による罪の赦しである。この福音が「日本」の社会文化を踏まえつつ伝えられることも重要。この意味における宣教は主イエスによる派遣命令によるものであり、またペンテコステにおける聖霊のなせる業でもあり、福音によって神の民が起こされ教会が建つことを聖書は示す。教会において礼拝がなされ、さらに福音宣教がなされる。死の克服を告げる福音によって罪の状態にある人間性は解放され、全ての人の魂は救われる。新宣教基礎理論では全ての現場において「あなたの罪は赦される」が合い言葉に成り得ないか。
以上のような意見が出されたが、今後の議論を進める中では、「宣教」と「伝道」についての概念を明確にし、どのように用いるかが課題とされた。
これ以外の報告としては機構検討特設委員会答申につき検討を行い、次の二点を教団総会議長への最終返答としてまとめた。
①常議員より二名が委員に加わることは研究機関としての独自性の確保が心配される。
②宣研が宣教方策会議の主題立案の協力はできるが、実施の責任が不明確となる危惧がある。
(長谷川洋介報)

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