第36回教団総会開催に関する件では、石橋秀雄準備委員会書記より、常議員選挙方法は議長提案として一〇名連記を提案する。推薦議員には、沖縄教区から新旧三役ならびに常置委員を加える等の報告がなされた。これを受けての質疑では、常議員選挙方法について議長の見解を質す意見があり、山北宣久議長は、「本来は全数連記であるが、三名から移行するのに一〇名をステップとしたい。しかし、総会議場での判断があることは留意している」と述べた。
これに対し、少数意見の尊重を求めて、三名連記のままとするべきであるとの意見が出される一方、少数意見を尊重するとは、それをいかに決議の中に反映させるかであり、総会議員には、全数連記の権利がある。制限連記は、議員の権利の侵害であるとの意見が出された。
また、傍聴については先着順ではなく、抽選で行う等の配慮を願うとの要望が出された。この後、採決に入り、報告承認は賛成十九、推薦議員承認は賛成十八、准議員承認は賛成二〇、常議員選挙方法議長提案は賛成十六で、いずれも原案通り承認された。尚、傍聴については、夕食休憩後、準備委員会で協議の結果、申し込み締め切りを一ヶ月前とし、規定数を超えた場合は抽選とすることが、全会一致で承認された。
続いて、総幹事選考委員会の設置が諮られ、賛成多数で承認された。委員は以下の通り。小林眞(招)、原田謙、金刺一雄。
その他、「センター明確化推進小委員会報告の件」「在日韓国朝鮮人連帯特設委員会報告の件」が諮られ、承認された。 (林牧人報)