【4658号】人ひととき 木村 太郎さん

召命を問い続ける

「今考えると、カナダでの五年間は、伝道者としての召命を確認するための旅だったと思っています」と、木村さんはカナダでの留学生活を、こう述懐した。
伝道師として赴任した教会で二年たったところで、木村さんは体調を崩して辞任した。静養中に新約学のゴードン・フィー教授に惹かれて、カナダ・バンクーバーのリージェント・カレッジへの留学を決意し、海を渡った。
同校では牧会学を専攻したが、といっても、「英語で神学を議論すること、論文を書くことが大変」で、当初はまず一年半英語を学ぶことから始めねばならなかった。結局五年かかって、キリスト教学修士を取得した。
神学校のフィールド・コースで、市内アングリカン教会の日曜学校コーディネーターを務め、中国、インド、ニュージーランド・カリブ海島々の子どもなど、「聞き取りにくい英語、英語の次に通じるのは中国語」といった国際色豊かな教会生活を経験していく中で、「もう一度教会に仕えたい」という気持ちが、ふつふつと沸き上がって来た。
そんな折り、招聘の話が出て、修士号取得後、07年四月、宇都宮教会に赴任した。留学は自分の召命感をもう一度確信するためのものだったが、それが叶えられたのは、自分の力ではないことも感じている。
主イエスがペトロの離反を予告し、ペトロのために「信仰が無くならないように」祈ったように、「召命を新たに覚えて、今、教会に仕えていることができるのも、主がその祈りの中に私のようなものをも入れて下さったからではないか」と信じるからだ。
「教会に戻って来て仕えることが許されている。謙虚にみ言葉に聴いて行きたい」という木村さんは、日々の牧会の中でも、「なぜ自分は牧師に召されているかを問い続けて行きたい」と考えている。

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