イースター礼拝後、「今日は身内の結婚式に、ただちに、式場に向かいます。それでは皆さん、さようならー」と言ったら、絶妙のタイミングで、礼拝当番の役員が、「先生、さようならー」と応えたので、礼拝出席者が、大笑いとなった。
次の日の月曜日、「みつばさ」(月報)編集委員会に出たら、「昨日のイースター愛餐会、楽しかったー」と口々に言ってくれた。主任牧師がいなかったので、開放されて、いつに無く楽しい会になったということだ。
イースターに続いて、ペンテコステ礼拝も不在となる。沖縄教区総会に行くことと、沖縄に来るならば「説教奉仕を」との依頼があったからだ。
副牧師は、昨年按手を受けて、ペンテコステ礼拝の説教と、最初の洗礼式を行うことになる。
受洗を決意した2人の青年の一人の父親(役員)は、「副牧師による最初の受洗者になる」と、喜んだ。
先に、イースターには受洗者はいなかった。今回は受洗者が与えられ、主任牧師は不在、最高の、喜びのペンテコステ愛餐会になるに違いない。
私は、「先生、さようならー」、この役員の言葉を反芻して笑ってる。
「笑ってて良いの」(陰の声)。
「えっ」
(教団総会議長 石橋秀雄)