9月2日~3日に札幌教会を会場にして教団教育委員会主催の青年担当者会を行った。出席者20名。9教区の青年担当者と東北教区青年学生センター主事の参加があった。
開会礼拝の後、オリエンテーションと自己紹介をした。自己紹介ゲームがとても楽しく、参加者がみんなすぐに打ち解けることができた。
その後、「教会青年の現状と課題」というテーマで発題者2名の話を聞いた。
一人は青山教会の増田将平牧師(教団教育委員)で、2012年8月21日~23日に恵みシャレー軽井沢で行われた「教会中高生・青年大会2012」の話を中心に発題があった。
もう一人は教団所属の学生青年センター、SCF(学生キリスト教友愛会)の野田沢教師で、教会と青年の懸け橋となり、教会からこぼれ落ちそうになっている青年をカバーするSCFの学生青年センターとしての働きを中心に発題があった。
「教団・教会の組織維持のための青年伝道では青年の心には届かない。月1回青年の満足する礼拝をするから来て下さいと教会の方から青年たちに提案するぐらいでないといけない。身の丈に合った伝道をしていく。とりこぼしの多さをなくす。愛情に裏打ちされた網目の細かさが青年伝道には必要だ」など、考えさせられることがいっぱいだった。
その後、各教区の青年担当者から、青年についてどのような活動をしているか報告があり、情報交換した。
2日目は3つの分団に分かれて意見交換し、その後、全体会で話し合った。
その中で、ぜひ毎年、青年担当者会を開いて欲しい(現在は2年に1回)、参加できなかった教区にも青年担当者がいるか確認し、青年担当者のネットワークを作って欲しいなどの意見が出された。教育委員会で考え対応することになった。(有澤慎一報)