いよいよプロテスタント日本伝道150年を記念する年を迎えました。日本基督教団は、常議員会の決議に基づき、「キリストこそわが救い」との標題と、コリントの信徒への手紙一第一章十八~二五節を聖句として掲げ、「日本伝道150年記念行事準備委員会」において記念事業を計画しています。この事業を諸教会・教区においても覚えていただきたいと願っています。現在計画されている行事を開催順に紹介します。
【日本伝道150年記念日本基督教団創立記念日礼拝】
◎日時 六月二四日(水)午後一時三○分~
◎会場 富士見町教会
毎年教団創立記念日に教団として礼拝を行っていますが、本年はこれを伝道150年を記念して行います。この礼拝に併せて、在職五〇年以上の現職の教師への表彰を行います。リストを調査中ですが、おおむね七〇名の方々が対象となる予定です。
【日本伝道150年記念式典】
◎日時 十一月二三日(月・祝日)午前十時~午後四時三○分
◎会場 青山学院講堂
午前には礼拝を、午後一時三○分から記念式典を行います。式典では、橋本徹氏、加藤常昭教師の講演、キリスト教学校聖歌隊、ハンドベルの演奏などが行われます。また海外からも、日本伝道150年の歴史に関わって下さった諸教派からの来賓をお迎えする予定です。
この式典の前日に「日本基督教団信徒大会」を行います。この企画・実行については東京信徒会の方々に委託しております。
【日本伝道150年記念日本基督教団信徒大会】
◎日時 十一月二二日(日)午後六時~八時三○分
◎会場 東京山手教会
ここでは、東京信徒会作成による「映像による日本伝道150年の歴史」が上映され、互いの交わりを深め、伝道への奮起の時とするための準備がなされています。なお、この映像は記念式典の中でも上映する予定です。
どの集会も参加自由です。ふるってご参加下さい。
また当委員会として記念出版を計画しています。日本伝道150年の歴史を振り返ると共に、特に最近五〇年の教団の歩みをまとめます。これについては、様々な立場、見解の相違がありますから、一方的にならないように、二人の執筆者を立てるように計画しています。また宣教協力学校協議会、日本キリスト教社会事業同盟の歴史もまとめてもらい、掲載する予定です。
(藤掛順一報/記念行事準備委員会)