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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4777号】在日大韓基督教会・日本基督教団宣教協力委員会

2013年7月20日

礼拝を巡って両教会の課題を共有

6月10~11日、伊豆長岡温泉・八の坊にて、第47回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が、「両教会の宣教課題と宣教協力-礼拝を巡って-」のテーマのもとに開催された。在日大韓基督教会からは、金武士総会長、趙重來副総会長、権寧国書記、朴太元副書記、崔栄信宣教委員長、李清一歴史共同研究委員、金健歴史共同研究委員、洪性完総幹事・歴史共同研究委員、曺泳石幹事、許伯基幹事が出席した。また、日本基督教団からは、石橋秀雄議長、伊藤瑞男副議長、雲然俊美書記、長崎哲夫総幹事、小橋孝一歴史共同研究委員、張田眞宣教委員長・歴史共同研究委員、佐藤飛文歴史共同研究委員、加藤誠幹事、大三島義孝幹事、高田輝樹職員、嵯峨真美子職員が出席した。
1日目は、金武士総会長の説教「言うべきことは、その時授けられる」(マタイ10章16~23節)による開会礼拝の後、出席者紹介、前回記録確認、両教会の紹介および東日本大震災の被災状況と救援活動の報告がなされた。
その後、夕食をはさんで、金健歴史共同研究委員が、「在日大韓基督教会の礼拝について-二重言語の礼拝についての考察-」と題し、自身の教会との出会いから献身に至るまでを話した後、現在の在日大韓基督教会の礼拝における言語の使用状況(混在型、分離型、韓国語のみ、日本語のみ)と課題について発題した。
2日目は、雲然書記が「両教会の宣教課題と宣教協力-礼拝を巡って-」と題し、開拓伝道の経験を踏まえて、日本基督教団における教会形成の課題と礼拝の意義(信仰共同体としての「召集」、愛の交わりによる「建設」、希望を携えての「派遣」)について発題した。
全体協議においては、2つの発題についての活発な質疑応答がなされた後、「平和メッセージ」の文章を確定したほか、来年両教会の宣教協約30周年を迎えることについての準備、歴史共同研究継続の確認等を話し合った。
最後に、石橋秀雄議長の説教「いつものとおり自分の神に」(ダニエル6章6~11節)による閉会礼拝をもって終了した。
(雲然俊美報)

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