インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

エゼキエル書34・1〜10

2021年6月28日
主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、イスラエルの牧者たちに対して預言し、牧者である彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。災いだ、自分自身を養うイスラエルの牧者たちは。牧者は群れを養うべきではないか。お前たちは乳を飲み、羊毛を身にまとい、肥えた動物を屠るが、群れを養おうとはしない。お前たちは弱いものを強めず、病めるものをいやさず、傷ついたものを包んでやらなかった。また、追われたものを連れ戻さず、失われたものを探し求めず、かえって力ずくで、苛酷に群れを支配した。彼らは飼う者がいないので散らされ、あらゆる野の獣の餌食となり、ちりぢりになった。わたしの群れは、すべての山、すべての高い丘の上で迷う。また、わたしの群れは地の全面に散らされ、だれひとり、探す者もなく、尋ね求める者もない。それゆえ、牧者たちよ。主の言葉を聞け。わたしは生きている、と主なる神は言われる。まことに、わたしの群れは略奪にさらされ、わたしの群れは牧者がいないため、あらゆる野の獣の餌食になろうとしているのに、わたしの牧者たちは群れを探しもしない。牧者は群れを養わず、自分自身を養っている。それゆえ牧者たちよ、主の言葉を聞け。主なる神はこう言われる。見よ、わたしは牧者たちに立ち向かう。わたしの群れを彼らの手から求め、彼らに群れを飼うことをやめさせる。牧者たちが、自分自身を養うことはもはやできない。わたしが彼らの口から群れを救い出し、彼らの餌食にはさせないからだ。
2021年6月27日
 信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。使徒たちは、大いなる力をもって主イエスの復活を証しし、皆、人々から非常に好意を持たれていた。信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。たとえば、レビ族の人で、使徒たちからバルナバ――「慰めの子」という意味――と呼ばれていた、キプロス島生まれのヨセフも、持っていた畑を売り、その代金を持って来て使徒たちの足もとに置いた。
2021年6月26日

2016年の第40回教団総会で、教団の財政状況について「経常会計が従来の予算規模を維持できるのは2020年度まで」との見通しが示され、衝撃をもって受けとめられた。

これを受けて教団の機構・財政の検討が急ぎ進められ、教団機構改定の素案がまとめられた。昨年度の各教区総会等で素案について検討を加え、教団総会に提出する成案をまとめるてはずだったが、コロナ禍のために作業はストップしてしまった。そのまま今年度もなお検討を進めることができない状況が続いている。

この間に、40回総会で示された「2020年度」を過ぎてしまった。しかし、思ってもいなかった形で「従来の予算規模」はすでに維持されない状態となってしまっている。コロナ禍のために教団の活動が大幅に縮小し、オンラインの活用によって経費の構造がすっかり変わってしまったいっぽう、困難な事態の中で諸教区からの要望を受けて教団負担金は減額されている。機構・財政の検討に着手した時点での前提が大きく変わってしまっているのだ。

こうした要因が今後どのように推移していくか、まったく見通せない。しかし、検討の時間がもう少しだけ与えられたのは確かだ。教団としての大きな決断に至る前に、なすべき議論を進めるよう促されていると受けとめたい。

(教団総会副議長 久世そらち)

逝去

松本明子(隠退教師)

21年4月23日逝去、90歳。東京都生まれ。53年日本聖書神学校卒業。55年より美竹、聖和、三島、溝ノ口教会を牧会し、98年隠退。遺族は息・松本牧生さん。

浅田容子(隠退教師)

21年4月27日逝去、78歳。愛知県生まれ。77年米国・ドルー神学校卒業。86年受按、88年転入。89年より米国長老教会シカゴ中会、米国合同キリスト教会ハワイ教区ヌアヌ組合教会、ユニオン日本語教会を牧会し、14年隠退。遺族は従妹・石原和子さん。

小林 望(無任所教師)

20年4月17日逝去、89歳。広島県生まれ。67年関西学院大学大学院卒業。同年より塚口教会を牧会し、67年より2000年まで活水学院に務める。遺族は妻・小林美智子さん。

松山幸生(隠退教師)

21年5月2日逝去、91歳。東京都生まれ。56年日本聖書神学校卒業。同年より東松山、井荻、西荒川、三・一(代々木山谷)教会(80年名称変更)を牧会し、06年隠退。遺族は妻・松山清子さん。

宇佐美睦朗(無任所教師)

21年5月16日逝去、87歳。福岡県生まれ。02年日本聖書神学校卒業。同年より12年まで神辺教会を牧会。遺族は妻・宇佐美節子さん。

依田光一(隠退教師)

21年5月10日逝去、94歳。神奈川県生まれ。53年日本基督教神学専門学校卒業。同年より軽井沢教会を牧会し、酪農学園に務め、甲府、藤沢教会を経て91年隠退。遺族は娘・岡田佳名子さん。

中村時雄(隠退教師)

21年5月20日逝去、100歳。山梨県生まれ。52年受允、57年受按。52年より南甲府教会を牧会し、91年隠退。遺族は息・中村宣夫さん。

中村 彰(隠退教師)

21年5月22日逝去、77歳。東京都生まれ。01年日本聖書神学校卒業。同年より目白町教会を牧会し、19年隠退。遺族は息・半澤聖次朗さん。

藤原喜次郎(無任所教師)

21年5月29日逝去、84歳。岩手県生まれ。89年受允、93年受按。89年より赤羽、紀伊長島、勝浦教会を03年まで牧会。遺族は息・藤原清光さん。

補教師登録

堤 健(2021・5・3受允)

大垣友行(2021・5・22受允)

田澤節子、田中 真(2021・5・24受允)

眞田正美、西川良三、西川優子、倉持おりぶ(2021・5・26受允)

正教師登録

今井圭介、西原ももこ、松田 祈、山下 毅(2021・5・22受按)

丹羽真理恵(2021・5・24受按)

教師異動

津山  辞(主)田中馨子

神戸多聞辞(主)近藤 誠

〃  就(主)田中馨子

仙台北 辞(代)原  誠

〃  就(主)近藤 誠

聖光学院高校

辞(教)佐々木栄悦

登米 辞(兼主)友川 栄

〃 就(主)佐々木栄悦

宮城学院女子大学

辞(教)新免 貢

〃  就(教)松本 周

三里塚 就(主)藤盛純子

九十九里辞(主)飯田英章

〃  就(主)南宮成一

島田  辞(代)堀地正弘

〃  就(代)宮本義弘

四條畷 辞(主)筒井信行

〃  就(代)能㔟岳史

吹田  辞(代)藤原寛人

〃  就(主)筒井信行

喜連自由辞(主)岡山牧人

〃  就(代)平松洋一

河内松原就(担)岡山牧人

清教学園辞(教)土井直彦

東梅田 辞(担)築山直宏

網干  辞(代)白井 進

〃  就(主)築山直宏

仁川 辞(兼担)中野敬一

広島東部辞(主)月下美孝

〃  辞(担)月下星志

〃  就(主)月下星志

小野田 辞(代)小畑太作

沖縄キリスト教学院大学

就(教)野間光顕

東調布 辞(主)山本修一

〃  就(代)山口紀子

上総大原

辞(代)中村征一郎

〃  就(代)岸 憲秀

須磨月見山

辞(主)上原智加子

〃  就(代)服部 修

釧路 就(主)上原智加子

新津  就(代)加藤久孝

佐川  辞(代)黒田若雄

〃  就(主)堤  健

高知中央辞(担)益  敏

大津  辞(担)徳田 信

フェリス女学院大学

辞(教)原口尚彰

〃  就(教)徳田 信

横浜共立学園

辞(教)鈴木真也

神奈川教区寿地区センター 辞(教)三森妃佐子

国府  辞(主)坂本羣子

天満  辞(担)西澤 献

仙台東 辞(代)小林 休

〃  就(主)西澤 献

三崎町 就(担)箕口窓香

町屋新生辞(担)安田 稔

大韓イエス教長老会神学大学   辞(外)洛雲海

聖学院大学総合研究所

就(教)洛雲海

奥沢 辞(代)田中かおる

〃  就(兼主)洛雲海

同志社 就(担)大垣友行

市川  辞(主)圡橋 誠

〃  就(主)西川良三

〃  就(担)西川優子

伊豆高原

辞(主)佐久本正志

〃  就(主)眞田正美

遠州栄光

就(担)倉持おりぶ

茨木  就(担)田中 真

大和キリスト

就(担)田澤節子

用瀬 辞(主)稗田みどり

〃  就(代)廣田崇示

高知 就(兼担)堤  健

小林  辞(代)山口英希

〃 就(代)平田りつ子

教師隠退

月下美孝、山本修一、三森妃佐子、中山 実

隠退より復帰

加藤久孝

教師復職

福山隆一

教会名称変更

手稲はこぶね→札幌手稲

教会所在地名変更

磐城 〒970−8036 いわき市平谷川瀬2−15−2

伝道所所在地変更

甲西 〒520−3242 湖南市菩提寺327−4 ケアハウスピスガこうせい内

教会通信先設定

波浮 〒100−0101 東京都大島町元町1−15−9 大島元村教会菅野方

伝道所通信先設定

知立 〒447−0056 碧南市千福町1−71 碧南教会気付

甲西 〒569−0822 高槻市津之江町2−2−2−1709 小西清信方

伝道所通信先削除

生駒

詫び・訂正

教団新報4950・51号2面「パラグアイからの報告」本文中、最後の15行分を誤って記載してしまいましたので、削除をお願いし、お詫びして訂正いたします。

韓国と日本の架け橋として

青戸 貞愛さん

韓国生まれ・韓国籍の青戸貞愛(アオト・ジョンエ)さんは、18歳の時に韓国で洗礼を受け、1992年、日本人男性との結婚を機に来日。信仰深かった義母と共に野田教会で教会生活を送ることとなったが、そのことは大いなる恵みであり、「クリスチャンホームでの教会生活という夢が叶い、義母の後を継いで奏楽の奉仕等をさせていただき、神様の導きに感謝している」とのこと。現在も野田教会で役員やCS教師等、多岐に渡る奉仕をされている。

2003年より全国教会婦人会連合に、2005年からACWC(アジア教会婦人会議)日本委員会に関わるようになり、2015年から日本代表としてACWCの会議に出席し、現在2期目を迎えている(2022年で任期満了)。「天国に国籍がある者として、与えられたところで主に仕えることに感謝しております」と述べられた。

ACWCは1958年に発足、草の根の働きをするアジア教会女性たちの組織で、現在19ヵ国が加盟、日本では日本基督教団を含む7教派が一緒に活動している。

このコロナ禍でACWC日本委員会の一日研修会も今年はリモート開催となり、神の祝福を求めつつ手探りで準備しているところだという。韓国への里帰りを願いつつも今はそれもできずにいる。しかしこのコロナ禍は、神様が望む礼拝の原点を再認識する時だと思うとも述べられた。

「日本と韓国の架け橋の役割ができればと、常に思っております。教会ができること、文化が担うことも含め、神様のみ旨を探りながら歩んでまいりました。居住地域では韓国語の講師、小・中学校での国際科授業などに関わっております。何よりお互い理解することが大切だと思うからです」と、その思いを語ってくださった。

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2025
The United Church of Christ in Japan