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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4889号】人ひととき 秋山 武子さん 主の声を聞いて生きる

2018年10月6日

 それは、十代の半ば、山の中の帰り道の突然の声であった。一人の婦人から「あんた、本山にキリストの教会ができたのを知っちゅうかね」「知らん」「一度、教会に行って、みーや」その声を聞いて、教会へと足を運んだという。

 そこに、初代牧師の川添徳治先生が待っていた。会ったのだけれども、すぐに、集団就職のため滋賀県へ行くことになった。その時に、片道10キロの道を川添先生が、駅まで自転車で来てくれた。聖書を渡されて、「苦しい時、悲しい時にも、どんな時にも、聖書を読みなさい」と言われた。本を読むことが好きだったので、聖書を読むことは苦労しなかった。

 会社から「宗教は何ですか」と聞かれ、迷わず「キリスト教です」と答えたという。

 まだ洗礼を受けていなかった。それに、会社は仏教系であった。働くことに疑問を覚えながら過ごす毎日であったという。一年後のある日、足の痛みを覚え、治療のために故郷に帰ることになった。それ幸いと思い、治療を終えて、近くの病院の見習い看護師として働いたという。これで、教会に行けると考えたからである。

 4月に帰ってくると、教会の礼拝に出席するようになる。数回、礼拝出席したペンテコステの時に、川添先生からの声。「来た来た。あの子が来た。今日は、あなたの洗礼式の日だから」と自分に向けられた声がした。「キリストの神を信じるかね」という言葉から、「はい」と答え、洗礼を授けられた。17歳の時であった。

 その後、キリスト者の夫と結婚することになった。高知市に移って自営業で働くことになった時も、高齢の母を介護することになった時も、礼拝生活をつなぐだけで精一杯であったという。

 「今では、嶺北の地に帰されて、朝と夕の礼拝、祈祷会、諸集会で、御言葉を聞くことが楽しみです」と答えた。

1936年高知県土佐町生まれ。会計長老を21年間務めた。土佐嶺北教会奏楽者。俳句が趣味。

 広島・呉市天応が大災害に苦しんでいる。わたしが小学生時代に通った学校の校庭は災害救援の車両でいっぱいだ。住んでいた天応の家はそのまま残っていて広島に行くたびこの家を見る。この家を見ると元気が出る。この地域で大切にされて育った。今年6月に行ったときには、自治会長の溝口さんが門の所にいたので声をかけた。「秀、秀、秀」とわたしの名前を思い出そうとしてくれて50年前を思い起こしてくれた。

 7月に見舞いのために呉市に行き「キリスト教会・呉ボランティアセンター」の働きを知らされた。呉市の教会が力を合わせて天応での働きをしている。

 呉山手教会の三矢亮牧師は、大型免許を持っていて懸命に土砂を運搬していた。呉平安教会の小林克哉牧師は、ボランティアをしながら「わたしは牧師です、祈らせてください」と言うと、被災した方が「そうだと思った、お願いします」と言って涙を流し「アーメン」と祈りに心を合わせてくれると言う。

 重機やトラックなど災害復旧に必要な機材を揃えてのボランティアセンターの働きは高く評価されている。「キリストさんのお陰でこの道が通れるようになった」。自治会長の溝口さんも「キリストさんのお陰」と言ってくれた。わたしの大切な町、天応で教会の働きが大きな評価をされていることを知り感動した。
(教団総会議長 石橋秀雄)

西日本豪雨緊急救援募金 用い方のお願い

主の御名を讃美いたします。
7月6日~8日にかけて、西日本広域にわたって襲った記録的豪雨のために、「社会委員会・西日本豪雨緊急救援募金」に多額のご献金をお献げいただきありがとうございます。9月19日現在、¥22,784,109をお献げいただいております。
つきましては、このご献金を、前後して起こった、大阪北部地震、台風21号被害のためにも用いさせていただきたいと思います。
どうぞ、皆様のご理解をお願いいたします。

2018年9月27日
日本基督教団総会議長 石橋秀雄
日本基督教団総幹事 秋山 徹
日本基督教団社会委員会委員長  森下 耕

6:1太陽の下に、次のような不幸があって、人間を大きく支配しているのをわたしは見た。

6:2ある人に神は富、財宝、名誉を与え、この人の望むところは何ひとつ欠けていなかった。しかし神は、彼がそれを自ら享受することを許されなかったので、他人がそれを得ることになった。これまた空しく、大いに不幸なことだ。

6:3人が百人の子を持ち、長寿を全うしたとする。しかし、長生きしながら、財産に満足もせず/死んで葬儀もしてもらえなかったなら/流産の子の方が好運だとわたしは言おう。

6:4その子は空しく生まれ、闇の中に去り/その名は闇に隠される。

6:5太陽の光を見ることも知ることもない。しかし、その子の方が安らかだ。

6:6たとえ、千年の長寿を二度繰り返したとしても、幸福でなかったなら、何になろう。すべてのものは同じひとつの所に行くのだから。

6:7人の労苦はすべて口のためだが/それでも食欲は満たされない。

6:8賢者は愚者にまさる益を得ようか。人生の歩き方を知っていることが/貧しい人に何かの益となろうか。

6:9欲望が行きすぎるよりも/目の前に見えているものが良い。これまた空しく、風を追うようなことだ。

6:10これまでに存在したものは/すべて、名前を与えられている。人間とは何ものなのかも知られている。自分より強いものを訴えることはできない。

6:11言葉が多ければ空しさも増すものだ。人間にとって、それが何になろう。

6:12短く空しい人生の日々を、影のように過ごす人間にとって、幸福とは何かを誰が知ろう。人間、その一生の後はどうなるのかを教えてくれるものは、太陽の下にはいない。

2018年10月5日

5:1焦って口を開き、心せいて/神の前に言葉を出そうとするな。神は天にいまし、あなたは地上にいる。言葉数を少なくせよ。

5:2夢を見るのは悩みごとが多いから。愚者の声と知れるのは口数が多いから。

5:3神に願をかけたら/誓いを果たすのを遅らせてはならない。愚か者は神に喜ばれない。願をかけたら、誓いを果たせ。

5:4願をかけておきながら誓いを果たさないなら/願をかけないほうがよい。

5:5口が身を滅ぼすことにならないように。使者に「あれは間違いでした」などと言うな。神はその声を聞いて怒り/あなたの手の業を滅ぼされるであろう。

5:6夢や空想が多いと饒舌になる。神を畏れ敬え。

5:7貧しい人が虐げられていることや、不正な裁き、正義の欠如などがこの国にあるのを見ても、驚くな。なぜなら/身分の高い者が、身分の高い者をかばい/更に身分の高い者が両者をかばうのだから。

5:8何にもまして国にとって益となるのは/王が耕地を大切にすること。

5:9銀を愛する者は銀に飽くことなく/富を愛する者は収益に満足しない。これまた空しいことだ。

5:10財産が増せば、それを食らう者も増す。持ち主は眺めているばかりで、何の得もない。

5:11働く者の眠りは快い/満腹していても、飢えていても。金持ちは食べ飽きていて眠れない。

5:12太陽の下に、大きな不幸があるのを見た。富の管理が悪くて持ち主が損をしている。

5:13下手に使ってその富を失い/息子が生まれても、彼の手には何もない。

5:14人は、裸で母の胎を出たように、裸で帰る。来た時の姿で、行くのだ。労苦の結果を何ひとつ持って行くわけではない。

5:15これまた、大いに不幸なことだ。来た時と同じように、行かざるをえない。風を追って労苦して、何になろうか。

5:16その一生の間、食べることさえ闇の中。悩み、患い、怒りは尽きない。

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