第39総会期第1回教師検定委員会が、3月19日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって開催された。
冒頭、今総会期から新しく加わった4名の委員をはじめとして各委員の自己紹介を終えたのち、長崎哲夫総幹事からのあいさつを受けた。あいさつの中で、総幹事より、教師検定とそれを担う検定委員会の重要性が述べられ、委員会として与えられた務めの重さを再認識した。
その後、委員長、書記の選出が互選により行なわれた。その結果、前総会期の書記であった鷹澤匠(信州)が委員長として選出され、書記は服部修(蕃山町)に決まった。
議事日程の確認の後、委員長より前総会期からの申し送り事項の説明がなされた。その内容に基づき、議論の結果、前総会期同様「第32総会期第5回常議員会の議決をふまえ、和解の福音に根ざしつつ、合同教会としての日本基督教団の形成を担う教師を立てることをめざす」との方針を引き継ぐことが可決された。
また、この委員会のもとで行われる4回(2年分)の教師検定試験の日程が検討された。詳細については教団新報の公告で確認してもらうことになるが、ほぼ例年通りの日程となる見通しとなった。なお、2015年秋季教師検定試験での提出試験となる説教、釈義の聖書箇所には、正教師についてはホセア書、Ⅰペトロ書が、補教師についてはイザヤ書、マルコ福音書がそれぞれ課せられることとなった。続いて組織神学論文、神学論文、牧会学のテーマが検討され、それぞれ決められた。加えて、「公告」「受験要綱」の内容が確認された。
教師検定委員会は、教師検定試験だけではなく、教師転入審査も扱うことになっているが(教規131条)、近年さまざまなケースでの教師転入が増えてきた。実際には個々のケースごとに判断されるが、委員会として基本的な考え方を明確に持つ時期が来ていることを思わされている。教団の教師を立てること、教団の教師となることの意味を、委員会自身が改めて問われている。
委員の都合により一日のみの開催となった委員会は、服部委員の祈祷をもって閉会した。(服部 修報)
3月19日、教団会議室において第39総会期の第1回世界宣教委員会が開催された。今総会期に招集された委員は以下の7名である。秋山徹(上尾合同・招集者)、鍋谷憲一(根津)、西之園路子(滝野川)、村山盛芳(南山)、デイヴィド・マーチー(宣教協力学校協議会)、長沢道子(日本キリスト社会事業同盟)、吉岡光人(吉祥寺)。委員による互選により委員長は秋山委員、書記は吉岡委員が選出された。また、委員長、書記に鍋谷委員を加えた3名が常任委員となった。
当委員会のもとに招集される小委員会は次の方々に委嘱することが承認された。
宣教師人事委員会=荒川朋子(アジア学院校長)、ディヴィド・リーディー(青山学院大学)、ウエーラー・ルツ(魚津)、横山良樹(半田)、上内鏡子(神戸イエス団教会)。
協約関係委員会=横山基生(東京聖書学校)、廣石望(代々木上原)、岸憲秀(千葉本町)、ディヴァン・スクルマン(北海教区宣教師)、村山盛芳。
長崎哲夫総幹事から、アジア太平洋フォーラムに教団を代表して出席したことが報告された。欧米の教会にいずれも高齢化、献金額の減少という共通の問題があるという印象を受けたそうで、この課題は日本の教会とも共通するものであると言えよう。
加藤誠幹事による報告の中で、海外日本語教会・集会の現状やそこで奉仕する在外教師について特に丁寧に報告された。在外教師の生活状況や健康状態、牧会上の困難さの問題などが多岐にわたって説明された。在外教師と家族に対して教団全体がもっと関心を高め、祈りを合わせてゆく必要があることを感じた。
その他、「ユースミッション2015」(ドイツ・ブランデンブルク州教会との青年交流プログラム)に当委員会が協力すること、また「I LOVE TAIWAN」(台湾基督長老教会主催青年プログラム)の参加希望者を募集する件などの諸議案が承認された。(吉岡光人報)
東日本大震災で被災した福島教会の新会堂献堂式が3月21日、県内外から143人が出席して行われた。
鍾楼の「作新人の鐘」を鳴らして献堂式は始まり、「ここに子どもがいます」と題した説教で、似田兼司牧師は、「大震災の年の末に着任した時、福島市には子どもの顔が見えず、声が聞こえなかった。日曜学校も1年間休校せざるを得なかった。翌年再開したが、生徒は会員の孫1人だった。ようやく、市内に多くの子どもを見かけるようになり、『ここに子どもがいます』という聖書の御言葉(ヨハネ6・1〜15)を思い出した。取り壊した時、近隣の人は『もう教会は終わりだ』と思ったそうだが、神がこの新会堂を与えて下さった」と語った。
福島教会は、1886年創立、129年目を迎える由緒ある教会で、旧会堂は1909年、来日3年目のヴォーリズが日本で最初に設計した教会建築。2001年、国の登録有形文化財に指定されていた。大震災で煙突が崩落し、鍾楼が傾き、会堂に傾斜と亀裂が生じたことから、県・市から「立ち入り禁止」勧告が出て、同月、会堂は取り壊された。
感謝会で、雲然俊美教団書記は、「震災後、福島教会の祈祷会に出席した時、『祈りの家を建てさせて下さい』という女性信徒の祈りに胸が熱くなった。会員の労苦と祈りを神が見守って下さった」と語った。
小西望・東北教区議長は、「東北教区86教会のうち、7割の教会が何らかの被害を受け、19教会が再建・補修を余儀なくされた。大震災から4年、もう4年という思いと、まだ4年という思いがある」と被災教区の心情を吐露した。
献堂式開始の合図となった作新人の鐘は、1914年、米国の教会からの献金で造られ、旧会堂のシンボルとなって来た。第2次大戦中、供出させられたが、溶かされることなく終戦を迎え、米軍の戦利品として米国に送られた。米国で教会の鐘であることが判明し、46年11月に教会に送り戻されたという経緯がある。会堂が新たになった今、電動式となったが、鐘は、ヴォーリズ設計の旧会堂から受け継がれた。
新会堂は、木造平屋建251㎡。震災2年後の13年4月の教会総会で再建が承認され、昨年7月、工事を開始、12月竣工し、クリスマス・イブから使用していた。ヴォーリズ設計事務所設計の礼拝堂は、左右の窓と天井から光が差し込み、鐘楼に旧会堂の趣を残している。
総工費1億2673万円、教団支援金5千万円、教区支援金500万円、教団借入金2千万円と内外からの献金でまかなった。(永井清陽報)
第2回将来構想検討委員会は、3月20日、委員長の開会祈祷にはじまり、教団会議室において開催された。委員全員の出席に加え、担当の道家紀一幹事およびこの日は特別に長崎哲夫総幹事の陪席があった。長崎総幹事からは、必要に応じて、委員長の許可を得て、発言があり、委員会の議事進行は活発に進められた。
まず、書記より第1回議事録案が朗読され、設置目的の確認にはじまり、各委員の発言要旨、今後の進め方などについて確認し、記録を承認した。第1回は主に自由討論を中心として、扱う可能性がある個別のテーマとその意味について、各委員がそれぞれの意見を述べることをした。また、グランドデザインの構築とそれを単に机上の理想論に終わらさないためのロードマップ作成の重要性が共通認識となった。
今回はそれを受けて、委員長方針に沿って、今後取り扱うべき事項についての整理を開始した。議論をリードする小テーマが複数提起され、委員がそれぞれを担当し、次回以降、これらについて扱うことで、意見の収束と、有効なグランドデザインとその実現への道筋を明らかにする方向で一致した。
議論は、各個教会、教区、教団それぞれの課題、制度的な課題あるいは教憲・教規が関連する課題、社会構造の変化に関する課題、教団の歩みについての理解、などさまざまな事柄について、本来、将来構想を検討する上で扱う必要がある課題が存在することに及んだ。
本総会期における検討の範囲、中期的に行わなければ構想の構築と実現は難しいと思われる課題などの仕分けの必要性も議論された。また、現在、他の委員会で扱われている課題などについても、中長期を考えたときの構想検討については、必ずしも論議の対象外とはしないことも共通認識とした。関係諸団体との意見交換の重要性も指摘され、次回以降可能な手順により、懇談・意見聴取をすることとした。
次回は5月とし、望月克仁委員の閉会祈祷、2時間半ほどの委員会を閉じた。(井田昌之)
3月17日、教団会議室において第2回宗教改革500周年記念事業準備委員会が開かれた。出席者は、公務で関西出張中の石橋秀雄議長以外の委員4名と、長崎哲夫総幹事、道家紀一総務幹事、大三島義孝宣教部幹事、加藤誠世界宣教幹事であった。
前回議事録確認後、岡村恒委員長より、宗教改革500周年を記念してのルーテル教会とカトリック教会による共同文書『争いから交わりへ』(教文館、2015年、原題“From Con-flict to Communion”)が紹介された。改めて宗教改革史を共に振り返り、〈対抗宗教改革〉によって日本にキリスト教が宣べ伝えられたこと、宗教改革が清教徒を新大陸へ送り出し、さらに日本へのプロテスタント・キリスト教伝搬に重要な役割を果たしたことなどを再確認した。
そして、日本基督教団が「宗教改革の福音主義の伝統に連なる」教会として、宗教改革500周年を、神を誉め讃える機会として記念すると共に、日本伝道、世界伝道への献身の思いと祈りを結集するために諸事業を行うことを再確認した。
協議内容は以下の通り。
①当委員会の会計に中嶌曉彦を選出した。
②「記念事業方針」の内容について協議した。「宗教改革500周年記念」を日本基督教団が記念する理由と、諸事業を行う目的について、第1回委員会で確認したことのほか、さらに次の2点を加えることとした。(イ)日本の社会全体に向かって宗教改革的福音を証しし、キリスト教会が分裂ではなく一致を目指して結集しようとしていることを広く示すチャンスとしてこの機会を生かす。(ロ)宗教改革が日本のキリスト教伝搬に果たした重要な役割を再確認する。
③「記念礼拝」のあり方、準備について。
④今後の実行委員会の組織化、手順及び日程等種々意見交換をした。
教団総会や教区総会においても記念行事を行い、日本への福音伝道を共に感謝する機会をもつことを考えていきたい。(杉森耀子報)
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