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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4817号】▼社会委員会▲ フィールドワークで得たことを教団全体に発信

2015年3月21日

 第39総会期第1回社会委員会が2月23日~24日、教団会議室で開催された。

 開会礼拝の後、組織会を行い、互選により、委員長に芳澤信、書記に加藤孔二を選任。委員は押川幸男、勇文人、森下耕、高承和、原田史郎(日本キリスト教社会事業同盟より派遣)である。

 諸報告がされ、特記すべきことは、ACTの要請に応え募っていたセルビア・ボスニア・ヘルツェゴビナ洪水被災者救援募金が送金されたこと、教団救援対策本部会議報告において、2015年3月31日で国内募金が終了、教団としての救援活動は2017年3月31日で終了することの2点である。

 今期委員会の方針と計画が協議され、前期申し送り事項に基づいて、フィールドワークと作業のバランスをとりながら行うこと、社会的課題を委員一人ひとり学習することを確認した。

 今年11月に在日大韓基督教会が主催で開催される「マイノリティー国際会議」の支援について協議し、200万円の全国募金を依頼することを決定した。

 関係委員会への派遣については、宣教委員会に委員長を送るほか、日本キリスト教社会事業同盟、日本キリスト教保育所同盟に各1名理事を送っている。日本キリスト教社会事業同盟からは1名の委員の受け入れを行っている。これからも各団体との関係を保ち、深めていきたいと願っている。社会委員会通信を発行し、フィールドワーク等で得られた事柄を、教団全体に発信していきたい。クリスマス献金をもとに実施している社会福祉施設への援助については、各教区より推薦された6施設に各12万円を送ることを決めた。

 第39総会期の活動日程を決めた。全国社会委員長会議は、2016年6月13日~14日に東京での開催を予定している。

 その他、社会委員会の使命に関わる事柄について協議し、意見を交換した。

 次回委員会は6月15日~17日に北海道で開催予定。(加藤孔二報)

 第39総会期第2回の教師養成制度検討委員会が、2月12日、教団会議室で行われた。当委員会は第39総会期第1回常議員会にて議長提案に基づき設置された委員会である。38総会期に議長の諮問に応えて教師養成制度検討会議より答申書が出され、常議員会での検討を経て、当委員会が設置された。委員長=石橋秀雄、書記=菅原力、委員=岡本知之、佐々木美知夫、東野尚志。

 今回の委員会では、前回委員会で出された当委員会の担うべき事柄について協議検討した。今総会期、当委員会は大きく3つの課題を担う。

 ⑴神学校との協議。答申書が出され、今後はこれをもとに、東京神学大学をはじめ、教団の教師養成を担う認可神学校との意見交換がなされていく必要がある。また今後の神学校と教団の関係についても、協議を積み重ねていく必要がある。

 ⑵教師検定に関して。答申書には教師検定の現行制度の諸問題について提言がなされているが、これを受け、整備に取り組む。特に召命の確認、正規の手続き等、現行制度の課題を踏まえた実務の形成に取り組んでいく。

 ⑶生涯教育。教師養成は神学校だけの課題ではない。教師が生涯にわたって学び続け、研鑽し続けていけるシステムや環境整備が今後の大きな課題である。すでに各教区や支区分区で行われ、各神学校で行われている継続教育をさらに豊かなものとしていく一方で、教団としての生涯教育制度の構築が求められている。

 以上3つの事柄について確認し、今後の進め方等について検討した。次回委員会は4月20日の予定。(菅原 力報)

 「聖書があれば、何時でも、何処でも話せる」。洗礼を授けくれた師がよく言っていた言葉である。事実、師は自転車であちらこちらを訪ねて聖書の話を語って聞かせた。▼しかし、神学生の頃、ほんとうにそうだろうか、聖書のことを話すのはなかなか難しいのではないか、と思えた。聖書さえあれば、と心が定まるまで少し時間を要した。確かに、かの師も神学校で四苦八苦しながら聖書に取組んだことをよく話してくれた。その困難と取組みがあっての「何時でも、何処でも」の言葉だったのだ、と思う。▼先日、幼稚園の園児に呼び止められ、神さまはどこにいるのか、と実にまっすぐな質問を受けた。聖書の話、礼拝の話をよく聞いている子だった。神さまは、目に見えないので心配になったのだ、と言う。言葉をいくつかやりとりして、最後に、神さまは、あなたと、いつでも、どこにでもいっしょにいてくださるよ、と告げた。後日、母親から、その子が家に帰って、神さまはいつも、どこでもいっしょにいてくれるんだって、と報告したことを聞いた。▼キリストを告げることができるように備えていなくてはならない。何時、如何なることで、どのような人たちが、それによって、主にお出会いするか、わたしたちには計り知れないからだ。

 第39総会期の第1回委員会が、2月16~17日に教団事務局B会議室にて行われた。

 招集者の成田いうしの奨励で開会礼拝がもたれ、初めて顔を合わせた委員たちが挨拶を交わした。長崎哲夫教団総幹事、竹澤知代志教団出版局長も挨拶に訪れ、伝道委員会に対する思いや意見を伝えられた。

 委員会組織として、委員長に成田、書記に飯田敏勝が選出された。その他の担当者は以下の通り。宣教委員会=成田、「こころの友」「信徒の友」編集員=田中かおる・水沼昭子(てるこ)、農村伝道担当者=熊江秀一・成田、刑務所伝道担当=飯田・二神一人、伝道推進室派遣委員=山畑謙。

 大三島義孝幹事より、業務報告及び会計報告、常議員会報告、東日本大震災救援対策本部報告を受けた。また、山畑委員より伝道推進室委員会報告を受けた。2014年度後期分貸出金申請については、すべて申請通りに承認した(中村町教会、大磯教会、大塚平安教会、愛宕町教会、宮田教会)。2015年度開拓伝道援助金申請については、今回は申請額の85%の援助とした(手宮教会、八ヶ岳伝道所、津和野教会、高知中央教会、宮田教会)。担当者を定め、各教会に問安を行うこととした。

 教会の伝道推進のため用いられるこの開拓伝道援助金のために、開拓伝道援助献金と創立記念日献金とが豊かにささげられることをお願いしたい。

 38総会期委員会報告および申し送り事項を確認し、今期委員会の方針および計画が話し合われた。前期は特に、青年伝道を主題として教区伝道委員長会議が行われ、全国中高生・青年大会への流れを作った。また、伝道推進室の活動が多岐にわたり実施されてきた。それらを踏まえつつ、伝道委員会の機構上考えられる役割や使命について熱心に議論された。

 今期行なわれる第10回農村伝道に関する協議会(2015年度開催)や教区伝道委員長会議(2016年度開催)を準備しつつ、教団において関係する諸集会を確認し、委員会開催日程や活動の予定を立てた。
(飯田敏勝報)

 第39総会期伝道推進室は、第1回委員会を12月2日、第2回委員会を2月9日、教団会議室で開催した。

 今期の委員は、石橋秀雄(室長)、北紀吉、岩田昌路(書記)、小林克哉(会計)、伝道委員会派遣委員の山畑謙(広報)の5名。

 以下に、第1回・第2回委員会の主な協議内容を記載する。
1.教団内の位置付け
 伝道推進室は、教規第49条で主語となる常設専門委員会である伝道委員会でなく、常議員会が設置した委員会であるため、教規第48条により設置された特設委員会と見なすべきである。但し、設置期間が明記されていないため、総会期を超えて廃止されるまで活動し続ける「室」であり、総会期毎の継続議案を必要としない。以上を確認した。

2.今総会期のスローガン
 「伝道推進室基本方針」を読み合わせ、その内容を確認した。諸教会にアピールする今総会期スローガンとして、「伝道に燃える教団『伝道する教会の建設~信仰の一致による日本伝道の推進~』」を承認した。

3.活動計画及び予算
 前総会期の申し送り事項を受けて、主な活動計画を検討した。伝道大会、講師派遣、キャラバン、教師研修会を継続する一方、伝道局構想の構築と伝道方策の検討に注力し、教団全体への提言や連携の構築を目指すこと、常議員会内に新設された「宗教改革500周年」「教団将来構想」のための委員会に協力することを確認した。

 教団会計(会議費)と別枠の献金による活動予算を600万円とした。伝道推進室の活動を篤い祈りと献金で支えて頂くために、広報の充実についても検討した。伝道トラクトのアピールも継続する。

4.協力委員の選任
 伝道推進室の活動の充実のために、各教区・教勢研究・教師研修・広報等の協力委員を選任した。

 伝道推進室は毎月一回委員会を開催する。教団全体に新たに伝道の機運が高まることを願うものである。(岩田昌路報)

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