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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4790号】荒野の声

2014年1月25日

 このクリスマスの祝会にはハンドベルを演奏させてもらう機会があった。一番低いベル一音だけを楽譜どおりに打ってゆく。もともと楽器は得意なほうではない。冷や汗ものだった。音を楽しむにはほど遠かったのは確かだが、皆で音を合わせひとつの音楽を作ってゆくことの楽しさはいくらかでも経験できたように思う。▼聖夜礼拝では高校生のハンドベル演奏を聴いた。良く訓練され練習を重ねてきた成果は見事なものだった。ところがハンドベルチームを指導する教師は、生徒たちがもっと音楽を楽しんでくれるといいのだが、と言っていた。高みに近づけば、またそれは大変になるということであろう。▼一方、子供たちの素朴なクリスマスページェントに、主の御降誕が十字架へと繋がってゆくことを聴き取った大人たちもいた。子供たちとて小さな心を緊張させて降誕劇に臨んだはずである。けれども、その子供たちの素直な言葉に、歌に、この季節覚えるべき大切なメッセージを聴くことができたことは幸いだっだ。▼クリスマスの喜びが年を越しても続いているだろうか。教会の信仰の告白においても、教会の暦でも、クリスマスの喜びから十字架は、しっかりと繋がっている。この季節、御子の降誕の喜びが主の受難と復活に繋がっていることをなお深く覚えたい。

 第38回総会期第3回宣教委員会は11月11日〜13日の日程で開催された。今回は地方教会の宣教の課題を共有し祈りを合わせるという趣旨で四国教区南予分区・高知分区の諸教会・伝道所を訪問した。

 初日、四国教区伝道協議会に出席、張田眞委員長が挨拶した。八幡浜教会が開拓に取り組んでいる三崎町へ移動。翌朝、集会場として用いられている「たちばな旅館」にて森分信基牧師より伝道報告を受けた。

 八幡浜教会へ移動し、信徒たちも交え教会幼稚園の働きを含む宣教の課題に祈りを合わせた。その後、知花龍磨牧師が代務を務める伊予吉田教会へ。信徒1名でも教会を閉鎖することなくこの地に福音を灯し続け、現在4〜5名で礼拝を守る。教区互助を受給しつつも教師を代務者として送り出している三間伝道所(知花龍磨牧師)へ向かい、90歳を超える姉妹の教会を支える熱き祈りと証しに宣教委員会は皆、小さくない感銘を受けた。

 宇和島信愛教会は、南予分区において歴史のある教会の一つである(創立1888年)。百周年を迎えるまでは安定、その後頻繁に牧師交代と不安定な状況が続く。やはり、教会形成は牧師が少しでも長く留まって教会に仕える方が良いと清水朝子牧師は語った。

 愛南教会の矢野敬太牧師が代務を務める宇和島中町教会は牧師招聘のために祈りを合わせている。教会付属の(宗)鶴城幼稚園も教会の伝道の働きとして大切な役目を果たしている。

 宇和島中町教会で通常の委員会を開催。諸報告を受け、特に「宣教基本方針」(宣教研究所)について協議、2月の常議員会までに宣教委員会の意見を集約することにした。

 近永教会(芦名弘道牧師)は、互助受給教会であるが須崎教会と協力し檮原(ゆすはら)伝道に取り組んでいる。それから檮原集会所へ向かい、秦貴詞牧師(須崎教会)より「東津野伝道」から発展し百年を超える「檮原伝道」報告を受けた。それぞれ訪問先の教会を覚え委員は担当を決めて祈った。

 今回の諸教会訪問を通し、集会の規模に関わらず伝道・教会形成への強い意欲を見た。

 次回、第4回委員会は3月開催予定の「東日本大震災国際会議」に合流する。(具志堅篤報)

 第38総会期第4回教師検定委員会が、11月14日、教団会議室において、委員6名の出席(欠席者1名)によって行われた。

 聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。

 おもな議事は、2014年春季教師検定試験に向けたものとなった。

 まず申請のあったコース認定・課目認定を行った。そののちに、教師検定規則第4条3号対象者の科目認定が時間をかけて行われた。

 またこの委員会で、「教師検定試験受験の手引き」の改訂を終えることができた。特に大きな内容の追加や変更はないが、受験する者にとってより使いやすいものとなった。受験者はよく読み、試験に臨んでもらいたい。

 また、「教師検定規則第6条⑥実施に関する件」も審議された。実施に際して、具体的にどのように行うか、その内容と日程が協議され、決定した。

 2015年春季教師検定試験から実施されるので、神学校を経ないで補教師試験を希望する受験者(いわゆる「Cコース受験者」)は、あらかじめ事務局に問い合わせて、内容の確認をしてもらいたい。

 委員会は、次回の日程を承認し、八木浩史委員の祈祷をもって閉じられた。(鷹澤匠報)

 2013年12月、震災より2年9ヶ月が過ぎた。現在もなお避難している人々の数は、28万人を数える。28万人という数字は、中核市(人口30万人以上)には及ばないものの、特例市(人口20万人以上)をはるかに上回る数字であり、東北6県の県庁所在地と比較すれば、山形市の住民(25万人)全体が避難するより多くの人々が仮設住宅等での生活を今も続けている現実を意味している。

 教団救援対策本部では、昨年に続き今年も又、仙台、石巻、遠野の各センターが主催して被災地でのクリスマス集会を行った。以下、その報告である。

【エマオ仙台・エマオ石巻】
 12月10日〜12日にかけて、七郷中央公園仮設、荒井7号仮設、荒井2号仮設でクリスマス昼食会を行った。参加者は、計31名であった。

 さらに12月21日には、七郷中央公園仮設でクリスマス集会(25名参加)を行った。仮設自治会からの挨拶に続き、エマオ専従者・佐藤真史氏によるショートメッセージがあり、ゲーム、カラオケ大会、プレゼント交換など、多彩なプログラムを和気藹々(あいあい)と楽しんだ。

 一方、子どもたち向けのクリスマス集会は、25日に笹屋敷中央会館で「ささっこクリスマス会」(9名参加)を行い、同日エマオ石巻のセンターで「いしのまきっこクリスマス会」(14名参加)を行った。

 「ささっこ」や「いしのまき」の子どもクリスマスでは、ケーキにデコレーションをしたり、教会関係者が焼いたパウンド・ケーキをプレゼントとして贈った他、東洋英和女学院と女子学院から送られてきたクリスマス・カードを配布した。

【ハートフル遠野】
 12月4日〜21日までの3週間の間、日頃「お茶っこ」を行っている岩手県釜石市内8ヵ所の仮設住宅で、本部主催のクリスマス集会を行った。

 昨年も手伝って下さった入江玲子さん(救援対策本部海外デスク中国語担当・武蔵野音大声楽科卒、12月2日〜6日)に加えて、今年は西谷衣代さん(東京芸大大学院オペラ科修了、12月12日〜13日)も協力を申し出て下さり、素晴らしいクリスマス礼拝と祝会を持つことが出来た。

 礼拝では、多くの方々が、生まれて初めて聖書を読み、祈り、讃美歌を歌い、担当幹事のクリスマス・メッセージに耳を傾けた。

 プレゼントは、スタッフの佐々木ムツ子さんが準備した実用品の数々を、サンタクロースに扮した柳谷雄介牧師や幹事が贈り、歓声があちらこちらで挙がった。

 クリスマス集会を終えて帰る際、「これまでは子どもや孫たちにプレゼントを贈ってばかりだったけど、(生まれて)初めてプレゼントをもらった」と言われたり、「今日は(クリスマス集会に参加出来て)良い日だった」と微笑ながら呟(つぶや)かれるお年寄りの姿が心に深く残った。

 被災地の現実、特に仮設住宅に住まわれている方々の心の傷は深く、重い。仮設からいつ出られるかの展望もなく、プライバシーも十分に守られることの出来ない狭い居住空間での長期にわたる生活は、心身共に限界を迎え始めている。

 このような方々に、たとえ少しの限られた力であっても、許される限り、寄り添い続けることが出来ればと思う。(飯島信報)

 第3回韓国協約・スイス協約合同委員会が11月21日、教団会議室で開かれた。

 11年7月に東京で開催の予定であった日本・韓国・スイスの三国間協議会は東日本大震災の発生で中止となったため、14年3月の東日本大震災国際会議に合流して開催することになり、韓国・スイス協約合同委員会はその準備にあたっている。国際会議の期間中に、これら3国による協議と交流の機会が設けられ、各2国間の協議も行う予定である。

 11年の三国間協議会にはスタディツアーを予定していた関係で、この国際会議においても、3月14、15日の石巻・女川方面へのスタディツアーを、韓国・スイス協約合同委員会は現地実行委員会と連携協力しつつ、あわせて担当する。

 特に参加者が東京に帰着した後の対応などについて具体的な検討を行った。(石田周介報)

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