東北教区の放射能問題支援対策室「いずみ」の開所式で、「原発は電気も産むが、同時に未だその処分方法が定まらぬ能動的毒物とも言われる『放射能』を排出する」との講演を聞いた。都会がその電気を使い、福島にそれを押し付けた慙悸の思いあり。
案内されて津波被災地の荒浜から放射能汚染地に立つ教会の問安に浜通りを南下する。復興工事の大型ダンプカーが行き交う荒れた道にあの日の被害の膨大さを見、次第に家・公園・田畑に「除染中」の立札の林立。
除染土は、黒い袋に包まれて本来秋の実り豊かな農地や丘陵に直(じか)に置かれ、その上に雨よけビニール・シートがかかる。
行き着いたそれぞれの教会に大きく立派な保育園と幼稚園があった。見る限り、そこは地域伝道の一大拠点。福音は先ず集まる子どもらと保護者と地域に向かってダイレクトに届けられる筈だ。
だが、放射能事故は正にここに集約され、「子ども」の肉体を直接蝕み、将来に不安をかき立てる。
「飲み水」一つとっても、保護者に水道水を飲めぬ人がいれば、白い目が囲む。それのみか、園が使うペットボトルを公は喜ばぬ。
町は安全と強調したいのだ。そこには保証金を得た人と得ぬ人。原発勤務者と労務者の家族。仮設への移住を強いられた人の現実と地元の人々の言い分。
行政・企業・教育・医療・社会の全部が割れる。その混乱に揺れる大人の傍に子らはたたずむ。それ自体が彼らの通常を覆すのだ。事故は、先ず子どもを犠牲にしていることに大人は気づくべきだ。
(教団総幹事 長崎哲夫)
3:31 「上から来られる方は、すべてのものの上におられる。地から出る者は地に属し、地に属する者として語る。天から来られる方は、すべてのものの上におられる。
3:32 この方は、見たこと、聞いたことを証しされるが、だれもその証しを受け入れない。
3:33 その証しを受け入れる者は、神が真実であることを確認したことになる。
3:34 神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。
3:35 御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。
3:36 御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」
日本基督教団がインドのサム・ヒギンボトム農工科学大学へ派遣している三浦照男宣教師が日本人学生を募集中です。パンフレットをご覧ください。
お問い合わせE-mail: recruitment@ashaasia.org
HP: www.ashaasia.org
3:22 その後、イエスは弟子たちとユダヤ地方に行って、そこに一緒に滞在し、洗礼を授けておられた。
3:23 他方、ヨハネは、サリムの近くのアイノンで洗礼を授けていた。そこは水が豊かであったからである。人々は来て、洗礼を受けていた。
3:24 ヨハネはまだ投獄されていなかったのである。
3:25 ところがヨハネの弟子たちと、あるユダヤ人との間で、清めのことで論争が起こった。
3:26 彼らはヨハネのもとに来て言った。「ラビ、ヨルダン川の向こう側であなたと一緒にいた人、あなたが証しされたあの人が、洗礼を授けています。みんながあの人の方へ行っています。」
3:27 ヨハネは答えて言った。「天から与えられなければ、人は何も受けることができない。
3:28 わたしは、『自分はメシアではない』と言い、『自分はあの方の前に遣わされた者だ』と言ったが、そのことについては、あなたたち自身が証ししてくれる。
3:29 花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。
3:30 あの方は栄え、わたしは衰えねばならない。」
1:29 その翌日、ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。
1:30 『わたしの後から一人の人が来られる。その方はわたしにまさる。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。
1:31 わたしはこの方を知らなかった。しかし、この方がイスラエルに現れるために、わたしは、水で洗礼を授けに来た。」
1:32 そしてヨハネは証しした。「わたしは、“霊”が鳩のように天から降って、この方の上にとどまるのを見た。
1:33 わたしはこの方を知らなかった。しかし、水で洗礼を授けるためにわたしをお遣わしになった方が、『“霊”が降って、ある人にとどまるのを見たら、その人が、聖霊によって洗礼を授ける人である』とわたしに言われた。
1:34 わたしはそれを見た。だから、この方こそ神の子であると証ししたのである。」
1:35 その翌日、また、ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。
1:36 そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。
1:37 二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2025
The United Church of Christ in Japan






