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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ヨブ記40・1〜32

2018年9月27日

40:1ヨブに答えて、主は仰せになった。

40:2全能者と言い争う者よ、引き下がるのか。神を責めたてる者よ、答えるがよい。

40:3ヨブは主に答えて言った。

40:4わたしは軽々しくものを申しました。どうしてあなたに反論などできましょう。わたしはこの口に手を置きます。

40:5ひと言語りましたが、もう主張いたしません。ふた言申しましたが、もう繰り返しません。

40:6主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。

40:7男らしく、腰に帯をせよ。お前に尋ねる。わたしに答えてみよ。

40:8お前はわたしが定めたことを否定し/自分を無罪とするために/わたしを有罪とさえするのか。

40:9お前は神に劣らぬ腕をもち/神のような声をもって雷鳴をとどろかせるのか。

40:10威厳と誇りで身を飾り/栄えと輝きで身を装うがよい。

40:11怒って猛威を振るい/すべて驕り高ぶる者を見れば、これを低くし

40:12すべて驕り高ぶる者を見れば、これを挫き/神に逆らう者を打ち倒し

40:13ひとり残らず塵に葬り去り/顔を包んで墓穴に置くがよい。

40:14そのとき初めて、わたしはお前をたたえよう。お前が自分の右の手で/勝利を得たことになるのだから。

40:15見よ、ベヘモットを。お前を造ったわたしはこの獣をも造った。これは牛のように草を食べる。

40:16見よ、腰の力と腹筋の勢いを。

40:17尾は杉の枝のようにたわみ/腿の筋は固く絡み合っている。

40:18骨は青銅の管/骨組みは鋼鉄の棒を組み合わせたようだ。

40:19これこそ神の傑作/造り主をおいて剣をそれに突きつける者はない。

40:20山々は彼に食べ物を与える。野のすべての獣は彼に戯れる。

40:21彼がそてつの木の下や/浅瀬の葦の茂みに伏せると

40:22そてつの影は彼を覆い/川辺の柳は彼を包む。

40:23川が押し流そうとしても、彼は動じない。ヨルダンが口に流れ込んでも、ひるまない。

40:24まともに捕えたり/罠にかけてその鼻を貫きうるものがあろうか。

40:25お前はレビヤタンを鉤にかけて引き上げ/その舌を縄で捕えて/屈服させることができるか。

40:26お前はその鼻に綱をつけ/顎を貫いてくつわをかけることができるか。

40:27彼がお前に繰り返し憐れみを乞い/丁重に話したりするだろうか。

40:28彼がお前と契約を結び/永久にお前の僕となったりするだろうか。

40:29お前は彼を小鳥のようにもてあそび/娘たちのためにつないでおくことができるか。

40:30お前の仲間は彼を取り引きにかけ/商人たちに切り売りすることができるか。

40:31お前はもりで彼の皮を/やすで頭を傷だらけにすることができるか。

40:32彼の上に手を置いてみよ。戦うなどとは二度と言わぬがよい。

2018年9月26日

39:1お前は岩場の山羊が子を産む時を知っているか。雌鹿の産みの苦しみを見守ることができるか。

39:2月が満ちるのを数え/産むべき時を知ることができるか。

39:3雌鹿はうずくまって産み/子を送り出す。

39:4その子らは強くなり、野で育ち/出ていくと、もう帰ってこない。

39:5誰が野生のろばに自由を与え/野ろばを解き放ってやったのか。

39:6その住みかとして荒れ地を与え/ねぐらとして不毛の地を与えたのはわたしだ。

39:7彼らは町の雑踏を笑い/追い使う者の呼び声に従うことなく

39:8餌を求めて山々を駆け巡り/緑の草はないかと探す。

39:9野牛が喜んでお前の僕となり/お前の小屋で夜を過ごすことがあろうか。

39:10お前は野牛に綱をつけて畝を行かせ/お前に従わせて谷間の畑を/掘り起こさせることができるか。

39:11力が強いといって、頼りにし/仕事を任せることができるか。

39:12野牛が穀物をもたらし/実りを集めてくれると期待するのか。

39:13駝鳥は勢いよく羽ばたくが/こうのとりのような羽毛を持っているだろうか。

39:14駝鳥は卵を地面に置き去りにし/砂の上で暖まるにまかせ

39:15獣の足がこれを踏みつけ/野の獣が踏みにじることも忘れている。

39:16その雛を/自分のものではないかのようにあしらい/自分の産んだものが無に帰しても/平然としている。

39:17神が知恵を貸し与えず/分別を分け与えなかったからだ。

39:18だが、誇って駆けるときには/馬と乗り手を笑うほどだ。

39:19お前は馬に力を与え/その首をたてがみで装うことができるか。

39:20馬をいなごのように跳ねさせることができるか。そのいななきには恐るべき威力があり

39:21谷間で砂をけって喜び勇み/武器に怖じることなく進む。

39:22恐れを笑い、ひるむことなく/剣に背を向けて逃げることもない。

39:23その上に箙が音をたて/槍と投げ槍がきらめくとき

39:24身を震わせ、興奮して地をかき/角笛の音に、じっとしてはいられない。

39:25角笛の合図があればいななき/戦いも、隊長の怒号も、鬨の声も/遠くにいながら、かぎつけている。

39:26鷹が翼を広げて南へ飛ぶのは/お前が分別を与えたからなのか。

39:27鷲が舞い上がり、高い所に巣を作るのは/お前が命令したからなのか。

39:28鷲は岩場に住み/牙のような岩や砦の上で夜を過ごす。

39:29その上から餌を探して/はるかかなたまで目を光らせている。

39:30その雛は血を飲むことを求め/死骸の傍らには必ずいる。

2018年9月25日

38:22お前は雪の倉に入ったことがあるか。霰の倉を見たことがあるか。

38:23災いの時のために/戦いや争いの日のために/わたしはこれらを蓄えているのだ。

38:24光が放たれるのはどの方向か。東風が地上に送られる道はどこか。

38:25誰が豪雨に水路を引き/稲妻に道を備え

38:26まだ人のいなかった大地に/無人であった荒れ野に雨を降らせ

38:27乾ききったところを潤し/青草の芽がもえ出るようにしたのか。

38:28雨に父親があるだろうか。誰が露の滴を産ませるのか。

38:29誰の腹から霰は出てくるのか。天から降る霜は誰が産むのか。

38:30水は凍って石のようになり/深淵の面は固く閉ざされてしまう。

38:31すばるの鎖を引き締め/オリオンの綱を緩めることがお前にできるか。

38:32時がくれば銀河を繰り出し/大熊を子熊と共に導き出すことができるか。

38:33天の法則を知り/その支配を地上に及ぼす者はお前か。

38:34お前が雨雲に向かって声をあげれば/洪水がお前を包むだろうか。

38:35お前が送り出そうとすれば/稲妻が「はい」と答えて出て行くだろうか。

38:36誰が鴇に知恵を授け/誰が雄鶏に分別を与えたのか。

38:37誰が知恵をもって雲を数え/天にある水の袋を傾けるのか。

38:38塵が溶けて形を成し/土くれが一塊となるように。

38:39お前は雌獅子のために獲物を備え/その子の食欲を満たしてやることができるか。

38:40雌獅子は茂みに待ち伏せ/その子は隠れがにうずくまっている。

38:41誰が烏のために餌を置いてやるのか/その雛が神に向かって鳴き/食べ物を求めて迷い出るとき。

2018年9月24日

38:1主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。

38:2これは何者か。知識もないのに、言葉を重ねて/神の経綸を暗くするとは。

38:3男らしく、腰に帯をせよ。わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。

38:4わたしが大地を据えたとき/お前はどこにいたのか。知っていたというなら/理解していることを言ってみよ。

38:5誰がその広がりを定めたかを知っているのか。誰がその上に測り縄を張ったのか。

38:6基の柱はどこに沈められたのか。誰が隅の親石を置いたのか。

38:7そのとき、夜明けの星はこぞって喜び歌い/神の子らは皆、喜びの声をあげた。

38:8海は二つの扉を押し開いてほとばしり/母の胎から溢れ出た。

38:9わたしは密雲をその着物とし/濃霧をその産着としてまとわせた。

38:10しかし、わたしはそれに限界を定め/二つの扉にかんぬきを付け

38:11「ここまでは来てもよいが越えてはならない。高ぶる波をここでとどめよ」と命じた。

38:12お前は一生に一度でも朝に命令し/曙に役割を指示したことがあるか

38:13大地の縁をつかんで/神に逆らう者どもを地上から払い落とせと。

38:14大地は粘土に型を押していくように姿を変え/すべては装われて現れる。

38:15しかし、悪者どもにはその光も拒まれ/振り上げた腕は折られる。

38:16お前は海の湧き出るところまで行き着き/深淵の底を行き巡ったことがあるか。

38:17死の門がお前に姿を見せ/死の闇の門を見たことがあるか。

38:18お前はまた、大地の広がりを/隅々まで調べたことがあるか。そのすべてを知っているなら言ってみよ。

38:19光が住んでいるのはどの方向か。暗黒の住みかはどこか。

38:20光をその境にまで連れていけるか。暗黒の住みかに至る道を知っているか。

38:21そのときお前は既に生まれていて/人生の日数も多いと言うのなら/これらのことを知っているはずだ。

2018年9月23日

1:21あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。

1:22しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、御自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるところのない者としてくださいました。

1:23ただ、揺るぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたがたが聞いた福音の希望から離れてはなりません。この福音は、世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、わたしパウロは、それに仕える者とされました。

1:24今やわたしは、あなたがたのために苦しむことを喜びとし、キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けたところを身をもって満たしています。

1:25神は御言葉をあなたがたに余すところなく伝えるという務めをわたしにお与えになり、この務めのために、わたしは教会に仕える者となりました。

1:26世の初めから代々にわたって隠されていた、秘められた計画が、今や、神の聖なる者たちに明らかにされたのです。

1:27この秘められた計画が異邦人にとってどれほど栄光に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です。

1:28このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています。

1:29このために、わたしは労苦しており、わたしの内に力強く働く、キリストの力によって闘っています。

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