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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ヘブライ人への手紙11・23〜28

2018年10月14日

11:23信仰によって、モーセは生まれてから三か月間、両親によって隠されました。その子の美しさを見、王の命令を恐れなかったからです。

11:24信仰によって、モーセは成人したとき、ファラオの王女の子と呼ばれることを拒んで、

11:25はかない罪の楽しみにふけるよりは、神の民と共に虐待される方を選び、

11:26キリストのゆえに受けるあざけりをエジプトの財宝よりまさる富と考えました。与えられる報いに目を向けていたからです。

11:27信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。

11:28信仰によって、モーセは滅ぼす者が長子たちに手を下すことがないように、過越の食事をし、小羊の血を振りかけました。

2018年10月13日

11:9若者よ、お前の若さを喜ぶがよい。青年時代を楽しく過ごせ。心にかなう道を、目に映るところに従って行け。知っておくがよい/神はそれらすべてについて/お前を裁きの座に連れて行かれると。

11:10心から悩みを去り、肉体から苦しみを除け。若さも青春も空しい。

12:1青春の日々にこそ、お前の創造主に心を留めよ。苦しみの日々が来ないうちに。「年を重ねることに喜びはない」と/言う年齢にならないうちに。

12:2太陽が闇に変わらないうちに。月や星の光がうせないうちに。雨の後にまた雲が戻って来ないうちに。

12:3その日には/家を守る男も震え、力ある男も身を屈める。粉ひく女の数は減って行き、失われ/窓から眺める女の目はかすむ。

12:4通りでは門が閉ざされ、粉ひく音はやむ。鳥の声に起き上がっても、歌の節は低くなる。

12:5人は高いところを恐れ、道にはおののきがある。アーモンドの花は咲き、いなごは重荷を負い/アビヨナは実をつける。人は永遠の家へ去り、泣き手は町を巡る。

12:6白銀の糸は断たれ、黄金の鉢は砕ける。泉のほとりに壺は割れ、井戸車は砕けて落ちる。

12:7塵は元の大地に帰り、霊は与え主である神に帰る。

12:8なんと空しいことか、とコヘレトは言う。すべては空しい、と。

12:9コヘレトは知恵を深めるにつれて、より良く民を教え、知識を与えた。多くの格言を吟味し、研究し、編集した。

12:10コヘレトは望ましい語句を探し求め、真理の言葉を忠実に記録しようとした。

12:11賢者の言葉はすべて、突き棒や釘。ただひとりの牧者に由来し、収集家が編集した。

12:12それらよりもなお、わが子よ、心せよ。書物はいくら記してもきりがない。学びすぎれば体が疲れる。

12:13すべてに耳を傾けて得た結論。「神を畏れ、その戒めを守れ。」これこそ、人間のすべて。

12:14神は、善をも悪をも/一切の業を、隠れたこともすべて/裁きの座に引き出されるであろう。

2018年10月12日

11:1あなたのパンを水に浮かべて流すがよい。月日がたってから、それを見いだすだろう。

11:2七人と、八人とすら、分かち合っておけ/国にどのような災いが起こるか/分かったものではない。

11:3雨が雲に満ちれば、それは地に滴る。南風に倒されても北風に倒されても/木はその倒れたところに横たわる。

11:4風向きを気にすれば種は蒔けない。雲行きを気にすれば刈り入れはできない。

11:5妊婦の胎内で霊や骨組がどの様になるのかも分からないのに、すべてのことを成し遂げられる神の業が分かるわけはない。

11:6朝、種を蒔け、夜にも手を休めるな。実を結ぶのはあれかこれか/それとも両方なのか、分からないのだから。

11:7光は快く、太陽を見るのは楽しい。

11:8長生きし、喜びに満ちているときにも/暗い日々も多くあろうことを忘れないように。何が来ようとすべて空しい。

2018年10月11日

10:1死んだ蠅は香料作りの香油を腐らせ、臭くする。僅かな愚行は知恵や名誉より高くつく。

10:2賢者の心は右へ、愚者の心は左へ。

10:3愚者は道行くときすら愚かで/だれにでも自分は愚者だと言いふらす。

10:4主人の気持があなたに対してたかぶっても/その場を離れるな。落ち着けば、大きな過ちも見逃してもらえる。

10:5太陽の下に、災難なことがあるのを見た。君主の誤りで

10:6愚者が甚だしく高められるかと思えば/金持ちが身を低くして座す。

10:7奴隷が馬に乗って行くかと思えば/君侯が奴隷のように徒歩で行く。

10:8落とし穴を掘る者は自らそこに落ち/石垣を破る者は蛇にかまれる。

10:9石を切り出す者は石に傷つき/木を割る者は木の難に遭う。

10:10なまった斧を研いでおけば力が要らない。知恵を備えておけば利益がある。

10:11呪文も唱えぬ先に蛇がかみつけば/呪術師には何の利益もない。

10:12賢者の口の言葉は恵み。愚者の唇は彼自身を呑み込む。

10:13愚者はたわ言をもって口を開き/うわ言をもって口を閉ざす。

10:14愚者は口数が多い。未来のことはだれにも分からない。死後どうなるのか、誰が教えてくれよう。

10:15愚者は労苦してみたところで疲れるだけだ。都に行く道さえ知らないのだから。

2018年10月10日

9:1わたしは心を尽くして次のようなことを明らかにした。すなわち/善人、賢人、そして彼らの働きは/神の手の中にある。愛も、憎しみも、人間は知らない。人間の前にあるすべてのことは

9:2何事も同じで/同じひとつのことが善人にも悪人にも良い人にも/清い人にも不浄な人にも/いけにえをささげる人にもささげない人にも臨む。良い人に起こることが罪を犯す人にも起こり/誓いを立てる人に起こることが/誓いを恐れる人にも起こる。

9:3太陽の下に起こるすべてのことの中で最も悪いのは、だれにでも同じひとつのことが臨むこと、その上、生きている間、人の心は悪に満ち、思いは狂っていて、その後は死ぬだけだということ。

9:4命あるもののうちに数えられてさえいれば/まだ安心だ。犬でも、生きていれば、死んだ獅子よりましだ。

9:5生きているものは、少なくとも知っている/自分はやがて死ぬ、ということを。しかし、死者はもう何ひとつ知らない。彼らはもう報いを受けることもなく/彼らの名は忘れられる。

9:6その愛も憎しみも、情熱も、既に消えうせ/太陽の下に起こることのどれひとつにも/もう何のかかわりもない。

9:7さあ、喜んであなたのパンを食べ/気持よくあなたの酒を飲むがよい。あなたの業を神は受け入れていてくださる。

9:8どのようなときも純白の衣を着て/頭には香油を絶やすな。

9:9太陽の下、与えられた空しい人生の日々/愛する妻と共に楽しく生きるがよい。それが、太陽の下で労苦するあなたへの/人生と労苦の報いなのだ。

9:10何によらず手をつけたことは熱心にするがよい。いつかは行かなければならないあの陰府には/仕事も企ても、知恵も知識も、もうないのだ。

9:11太陽の下、再びわたしは見た。足の速い者が競走に、強い者が戦いに/必ずしも勝つとは言えない。知恵があるといってパンにありつくのでも/聡明だからといって富を得るのでも/知識があるといって好意をもたれるのでもない。時と機会はだれにも臨むが

9:12人間がその時を知らないだけだ。魚が運悪く網にかかったり/鳥が罠にかかったりするように/人間も突然不運に見舞われ、罠にかかる。

9:13わたしはまた太陽の下に、知恵について次のような実例を見て、強い印象を受けた。

9:14ある小さな町に僅かの住民がいた。そこへ強大な王が攻めて来て包囲し、大きな攻城堡塁を築いた。

9:15その町に一人の貧しい賢人がいて、知恵によって町を救った。しかし、貧しいこの人のことは、だれの口にものぼらなかった。

9:16それで、わたしは言った。知恵は力にまさるというが/この貧しい人の知恵は侮られ/その言葉は聞かれない。

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