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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4919号】人ひととき 眞嶋 命(まこと)さん 牧師の子、悲喜こもごも

2020年1月25日

 父は現役の教団の牧師である。大きな病が与えられてから約6年が経過し、今年度初めに牧師としての最前線から離れることになった。父の決断の前で涙を流した自分に、「信仰があるなら死を恐れる必要はない。永遠の命が与えられているから」と、父は言った。

 教会育ちゆえ、信仰の世界があまりにも当たり前になっていた自分が初めて真剣に祈ったのは高校1年。ネットゲームで知り合った友人が、後遺症が残るほどの大けがをした時だった。しかし、それが信仰告白へと導いたかと言えばそうではなかった。

 救いを律法主義的に捉えていた自分にとって、信仰者の道はどう考えても歩むことができない道だった。右の頬を打たれれば左の頬を出す、もちろんもっと深い意味があると思いながらも、それは無理だというのが信仰告白前の自分だった。

 しかしある時、父親以外の牧師の「信仰義認」を語る説教で目が開かれた。神は人間の弱さをご存じであられ、それでもなお神は人間に信じることを求めておられるとの言葉に心が軽くなった。当時、部活動の関係で、他教会の夕礼拝に出席していた。父親への小さな反抗だったかもしれないが、それが信仰告白のきっかけとなるのだから、神は不思議である。

 早速父に信仰告白の志を伝えたが、その直後に父の病が明らかになった。信仰告白の準備会は予定より遅れたが、しかし、大学1年のイースターに、信仰告白式を執り行うことができた。父の病のことで、信仰告白をやめようなどとは思わなかった。

 父の状況を思うと心に揺れがないわけではないが、最近、もっと聖書を読みたいと思うようになった。耳慣れた聖書の言葉が、新鮮に聴こえる。語ろうと思うのはまだ先か。

1995年東京都出身、新津田沼教会会員

 夏の休暇で沖縄にいたとき、「葬儀の依頼がある。セレモニーホール平塚さんに電話して」とのメールが教会の担当者から来た。「?」、平塚は妻の妹がいて両親の葬儀の司式をした。沖縄から駆けつけることは不可能。平塚に近い横浜明星教会、網中彰子牧師に依頼したら引き受けて下さった。「葬儀社に電話してくだい」とお伝えした。「感動の葬儀だった」とご遺族から感謝のメール。2週間後、委員会で網中先生から「平塚ではなく越谷だった。越谷まで葬儀に行った」と聞かされて驚いた。「セレモニーホールの平塚さん」だった。「の」を飛ばして平塚と思い込んでしまった。以後、網中先生に頭が上がらない。

 頭が上がらないといえば、幼稚園の副園長にも頭が上がらない。幼稚園の仕事は丸投げだ。普段仕事をしないで幼稚園に来たら勝手な指示をすることに腹を立てまくしたてた。「石橋先生はね!3歳4歳児だ。落ち着きがない。好奇心が旺盛、遊びが大好き。ジッとしていられない。興味があったら人の迷惑を考えずにやってしまう。3歳4歳児に知識がくっついているだけだ」と厳しい。幼稚園では、その子の年齢になって遊んでいる。5歳も入れて欲しいと言ったら「何言ってんのよ。5歳児は知恵が発達し判断力もある。5歳児に失礼」と言われてしまった。副園長にも頭が上がらない。
(教団総会議長 石橋秀雄)

10:34 「わたしが来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。

10:35 わたしは敵対させるために来たからである。人をその父に、/娘を母に、/嫁をしゅうとめに。

10:36 こうして、自分の家族の者が敵となる。

10:37 わたしよりも父や母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりも息子や娘を愛する者も、わたしにふさわしくない。

10:38 また、自分の十字架を担ってわたしに従わない者は、わたしにふさわしくない。

10:39 自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。」

10:40 「あなたがたを受け入れる人は、わたしを受け入れ、わたしを受け入れる人は、わたしを遣わされた方を受け入れるのである。

10:41 預言者を預言者として受け入れる人は、預言者と同じ報いを受け、正しい者を正しい者として受け入れる人は、正しい者と同じ報いを受ける。

10:42 はっきり言っておく。わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける。」

11:1 イエスは十二人の弟子に指図を与え終わると、そこを去り、方々の町で教え、宣教された。

2020年1月24日

【公募】「台湾ユースミッション2020 」参加者募集!

 台湾ユースミッション は日本基督教団と台湾基督長老教会の宣教協約に基づき、2年に1度、日本と台湾とを交互に実施しており、今回は岡山と広島を開催地として行われます。

台湾青年と日本青年が1週間のプログラムを通して、両国の歴史、文化、教会、などお互いの違いや共通点に目を向けて主のもとに豊かに交わります。

岡山では豪雨被災地にも訪れ、広島では平和について学びます。

様々な交わり中でいつも私たちと共にいてくださる神さまの存在を深く再確認し、そこから神の家族として、平和を創る者としての歩みを祈り、考え分かち合うことを目指しています。

今回、参加者を以下の要項の通り募集いたします。

参加者には、進んで台湾青年とコミュニケーションをとり、受け身ではなく自発的に交流をすることを期待します。

また、今回は参加者でプログラムを作り上げ企画していくため、主体性を持ってjoinする青年を募集します!

 

【日程】2020年8月17日(月)~25日(火) (8泊9日)

【開催地】岡山(集合) 19~21真備町(ボランティア&交流)、広島(解散)

【内容(予定)】東中国教区・岡山キリスト災害支援室・YMCAせとうち・まびくら運営委員会と連携したボランティアへの参加、ホームステイ、参加者の企画するプログラム実施など

【参加費】1万円(交通費全額補助)

【応募条件】

・募集人数 7名(応募人数を超えた場合、選考あり)

・18歳〜30歳で、礼拝に出席している青年(求道者可、高校生不可)

・所属(出席)教会牧師の推薦状のある人

・事前・事後オリエンテーションへの参加

第1回オリエンテーョン:3月30日(月)16時~18時(日本基督教団会議室)

※当日参加できない方はご相談下さい。

【申込方法】

以下の書類を揃えて、日本基督教団教育委員会宛まで郵送にてご送付ください。

①参加申込書(日本基督教団HPからダウンロードまたは事務局にご請求ください)

②日本基督教団牧師による推薦書

③参加者が20歳未満の場合には保護者の同意書

【募集締切日】2020年3月6日(金) 郵送必着

*青年参加者でプロブラムを作っていくため、早めの締切日となっています。

【申し込み・お問い合わせ】日本基督教団教育委員会

〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31

Tel:03-3202-0544   Fax: 03-3207-3918

Email :kyouiku-c@uccj.org

【主催】日本基督教団教育委員会
【共催】日本基督教団世界宣教委員会

【後援】学生キリスト教友愛会(SCF)

 

 参加申込書

10:26 「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。

10:27 わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。

10:28 体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

10:29 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。

10:30 あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。

10:31 だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」

10:32 「だから、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。

10:33 しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。」

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