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災いだ、シオンに安住し/サマリアの山で安逸をむさぼる者らは。諸国民の頭である国に君臨し/イスラエルの家は彼らに従っている。
- カルネに赴いて、よく見よ。そこから、ハマト・ラバに行き/ペリシテ人のガトに下れ。お前たちはこれらの王国にまさっているか。彼らの領土は/お前たちの領土より大きいか。
- お前たちは災いの日を遠ざけようとして/不法による支配を引き寄せている。
- お前たちは象牙の寝台に横たわり/長いすに寝そべり/羊の群れから小羊を取り/牛舎から子牛を取って宴を開き
- 竪琴の音に合わせて歌に興じ/ダビデのように楽器を考え出す。
- 大杯でぶどう酒を飲み/最高の香油を身に注ぐ。しかし、ヨセフの破滅に心を痛めることがない。
- それゆえ、今や彼らは捕囚の列の先頭を行き/寝そべって酒宴を楽しむことはなくなる。
- 主なる神は御自分を指して誓われる。万軍の神なる主は言われる。わたしはヤコブの誇る神殿を忌み嫌い/その城郭を憎む。わたしは都とその中のすべてのものを敵に渡す。
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それゆえ、万軍の神なる主はこう言われる。どの広場にも嘆きが起こり/どの通りにも泣き声があがる。悲しむために農夫が/嘆くために泣き男が呼ばれる。 どのぶどう畑にも嘆きが起こる。わたしがお前たちの中を通るからだと/主は言われる。 災いだ、主の日を待ち望む者は。主の日はお前たちにとって何か。それは闇であって、光ではない。 人が獅子の前から逃れても熊に会い/家にたどりついても/壁に手で寄りかかると/その手を蛇にかまれるようなものだ。 主の日は闇であって、光ではない。暗闇であって、輝きではない。 わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。祭りの献げ物の香りも喜ばない。 たとえ、焼き尽くす献げ物をわたしにささげても/穀物の献げ物をささげても/わたしは受け入れず/肥えた動物の献げ物も顧みない。 お前たちの騒がしい歌をわたしから遠ざけよ。竪琴の音もわたしは聞かない。 正義を洪水のように/恵みの業を大河のように/尽きることなく流れさせよ。
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イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、二人の兄弟、ペトロと呼ばれるシモンとその兄弟アンデレが、湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。 イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。 二人はすぐに網を捨てて従った。 そこから進んで、別の二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、父親のゼベダイと一緒に、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、彼らをお呼びになった。 この二人もすぐに、舟と父親とを残してイエスに従った。 イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた。 そこで、イエスの評判がシリア中に広まった。人々がイエスのところへ、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた。 こうして、ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、ヨルダン川の向こう側から、大勢の群衆が来てイエスに従った。
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イスラエルの家よ、この言葉を聞け。わたしがお前たちについてうたう悲しみの歌を。
- 「おとめイスラエルは倒れて/再び起き上がらず/地に捨てられて/助け起こす者はいない。」
- まことに、主なる神はこう言われる。「イスラエルの家では/千人の兵を出した町に、生き残るのは百人/百人の兵を出した町に、生き残るのは十人。」
- まことに、主はイスラエルの家にこう言われる。わたしを求めよ、そして生きよ。
- しかし、ベテルに助けを求めるな/ギルガルに行くな/ベエル・シェバに赴くな。ギルガルは必ず捕らえ移され/ベテルは無に帰するから。
- 主を求めよ、そして生きよ。さもないと主は火のように/ヨセフの家に襲いかかり/火が燃え盛っても/ベテルのためにその火を消す者はない。
- 裁きを苦よもぎに変え/正しいことを地に投げ捨てる者よ。
- すばるとオリオンを造り/闇を朝に変え/昼を暗い夜にし/海の水を呼び集めて地の面に注がれる方。その御名は主。
- 主が突如として砦に破滅をもたらされると/その堅固な守りは破滅する。
- 彼らは町の門で訴えを公平に扱う者を憎み/真実を語る者を嫌う。
- お前たちは弱い者を踏みつけ/彼らから穀物の貢納を取り立てるゆえ/切り石の家を建てても/そこに住むことはできない。見事なぶどう畑を作っても/その酒を飲むことはできない。
- お前たちの咎がどれほど多いか/その罪がどれほど重いか、わたしは知っている。お前たちは正しい者に敵対し、賄賂を取り/町の門で貧しい者の訴えを退けている。
- それゆえ、知恵ある者はこの時代に沈黙する。まことに、これは悪い時代だ。
- 善を求めよ、悪を求めるな/お前たちが生きることができるために。そうすれば、お前たちが言うように/万軍の神なる主は/お前たちと共にいてくださるだろう。
- 悪を憎み、善を愛せよ/また、町の門で正義を貫け。あるいは、万軍の神なる主が/ヨセフの残りの者を/憐れんでくださることもあろう。
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ベテルに行って罪を犯し/ギルガルに行って罪を重ねよ。朝ごとにいけにえを携え/三日目には十分の一税を納めるがよい。
- 感謝の献げ物に酵母を入れたパンを焼け。大声で、随意の献げ物をする、と触れ回れ。イスラエルの人々よ/それがお前たちの好んでいることだと/主なる神は言われる。
- だから、わたしもお前たちのすべての町で/歯を清く保たせ/どの居住地でもパンを欠乏させた。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと/主は言われる。
- また、刈り入れにはまだ三月もあったのに/わたしはお前たちに雨を拒んだ。ある町には雨を降らせ/ほかの町には雨を降らせなかった。ある畑には雨が降ったが/雨のない畑は枯れてしまった。
- 二つ三つの町が水を飲むために/一つの町によろめいて行ったが/渇きはいやされなかった。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと/主は言われる。
- わたしはお前たちを黒穂病と赤さび病で撃ち/お前たちの園とぶどう畑を枯れさせた。また、いちじくとオリーブの木は/いなごが食い荒らした。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと/主は言われる。
- かつて、エジプトを襲った疫病を/わたしはお前たちに送り/お前たちのえり抜きの兵士と/誇りとする軍馬とを剣で殺した。わたしは陣営に悪臭を立ち上らせ/鼻をつかせた。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと/主は言われる。
- かつて、神がソドムとゴモラを覆したように/わたしはお前たちを覆した。お前たちは炎の中から取り出された/燃えさしのようになった。しかし、お前たちはわたしに帰らなかったと/主は言われる。
- それゆえ、イスラエルよ/わたしはお前にこのようにする。わたしがこのことを行うゆえに/イスラエルよ/お前は自分の神と出会う備えをせよ。
- 見よ、神は山々を造り/風を創造し/その計画を人に告げ/暗闇を変えて曙とし/地の聖なる高台を踏み越えられる。その御名は万軍の神なる主。

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