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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ヘブライ人への手紙12・1~13

2022年7月29日
こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、 信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。 あなたがたが、気力を失い疲れ果ててしまわないように、御自分に対する罪人たちのこのような反抗を忍耐された方のことを、よく考えなさい。
あなたがたはまだ、罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。 また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている次の勧告を忘れています。
「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。
主から懲らしめられても、
力を落としてはいけない。
なぜなら、主は愛する者を鍛え、
子として受け入れる者を皆、
鞭打たれるからである。」
あなたがたは、これを鍛錬として忍耐しなさい。神は、あなたがたを子として取り扱っておられます。いったい、父から鍛えられない子があるでしょうか。 もしだれもが受ける鍛錬を受けていないとすれば、それこそ、あなたがたは庶子であって、実の子ではありません。 更にまた、わたしたちには、鍛えてくれる肉の父があり、その父を尊敬していました。それなら、なおさら、霊の父に服従して生きるのが当然ではないでしょうか。 肉の父はしばらくの間、自分の思うままに鍛えてくれましたが、霊の父はわたしたちの益となるように、御自分の神聖にあずからせる目的でわたしたちを鍛えられるのです。 およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。
だから、萎えた手と弱くなったひざをまっすぐにしなさい。 また、足の不自由な人が踏み外すことなく、むしろいやされるように、自分の足でまっすぐな道を歩きなさい。
2022年7月28日

第3回 ~東京・墨田区の皮革生産と油脂産業の街に学ぶ~

日時:2022年10月1日(土)午前9時30分~13時 
場所:産業・教育資料室きねがわ 
集合場所:午前9時30分/京成線「八広」駅・2階改札口
参加費:1000円(資料代)
定員:20人(申し込み・先着順)
申し込み:NCC部落差別問題委員会へ名前、所属、住所、電話、メールを明記してメールでnccbdic@gmail.comへお申し込みください。

1. フィールドワーク1                   
9:30    関東大震災時韓国・朝鮮人殉難者追悼の碑 
       お話 西崎雅夫さん (グループほうせんか)
       *関東大震災の朝鮮人虐殺について韓国・朝鮮人殉難者追悼の碑を見学し史実を学びます。

2. 産業・教育資料室きねがわ               
10:30 ①お話「革のまち 木下川」 
       岩田明夫(東京都同和教育研究協議会元会長/木下川資料運営委員会)
      ②ビデオ上映「木下川の皮革工場をみるー皮を革に変える―」企画 木下川資料委員会
11:30   ③木下川資料室見学
12:00 ④お話「木下川の歴史と部落解放運動」
       藤本忠義(部落解放同盟東京都連合会墨田支部書記長)
       感想・懇談
13:00    終了

主催:日本キリスト教協議会 部落差別問題委員会 
   新宿区西早稲田2-3-18-24

 日本キリスト教協議会(NCC)部落差別問題委員会では10月1日(土)、東京・墨田区の被差別部落フィールドワークを行ないます。これは部落差別をなくすことを目的に企画しています。
 連続講座・第3回目は、と場から出る原皮が、皮革工場で皮革となることから具体的に考えます。皮革工場では皮(スキン)を鞣して革(レザー)を生産します。鞣しとは、皮のコラーゲン繊維を鞣し剤(鉱物や植物ポリフェノール)で架橋して、水を抜くと腐らない革になることです。その素材が被服や皮革製品となります。また、副産物の裏革はコラーゲン(膠、ゼラチン)製造の原料になります。そして、美容、健康、食文化などに役割を果たします。この講座では、産業・教育資料室きねがわの見学を通して、皮革と私たちの暮らしと文化、そして、部落差別の解消を考えます。
 講座案内PDF

信仰によって、モーセは生まれてから三か月間、両親によって隠されました。その子の美しさを見、王の命令を恐れなかったからです。 信仰によって、モーセは成人したとき、ファラオの王女の子と呼ばれることを拒んで、 はかない罪の楽しみにふけるよりは、神の民と共に虐待される方を選び、 キリストのゆえに受けるあざけりをエジプトの財宝よりまさる富と考えました。与えられる報いに目を向けていたからです。 信仰によって、モーセは王の怒りを恐れず、エジプトを立ち去りました。目に見えない方を見ているようにして、耐え忍んでいたからです。 信仰によって、モーセは滅ぼす者が長子たちに手を下すことがないように、過越の食事をし、小羊の血を振りかけました。 信仰によって、人々はまるで陸地を通るように紅海を渡りました。同じように渡ろうとしたエジプト人たちは、おぼれて死にました。 信仰によって、エリコの城壁は、人々が周りを七日間回った後、崩れ落ちました。 信仰によって、娼婦ラハブは、様子を探りに来た者たちを穏やかに迎え入れたために、不従順な者たちと一緒に殺されなくて済みました。
これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。 信仰によって、この人たちは国々を征服し、正義を行い、約束されたものを手に入れ、獅子の口をふさぎ、 燃え盛る火を消し、剣の刃を逃れ、弱かったのに強い者とされ、戦いの勇者となり、敵軍を敗走させました。 女たちは、死んだ身内を生き返らせてもらいました。他の人たちは、更にまさったよみがえりに達するために、釈放を拒み、拷問にかけられました。 また、他の人たちはあざけられ、鞭打たれ、鎖につながれ、投獄されるという目に遭いました。 彼らは石で打ち殺され、のこぎりで引かれ、剣で切り殺され、羊の皮や山羊の皮を着て放浪し、暮らしに事欠き、苦しめられ、虐待され、 荒れ野、山、岩穴、地の割れ目をさまよい歩きました。世は彼らにふさわしくなかったのです。
ところで、この人たちはすべて、その信仰のゆえに神に認められながらも、約束されたものを手に入れませんでした。 神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださったので、わたしたちを除いては、彼らは完全な状態に達しなかったのです。
2022年7月27日
 この人たちは皆、信仰を抱いて死にました。約束されたものを手に入れませんでしたが、はるかにそれを見て喜びの声をあげ、自分たちが地上ではよそ者であり、仮住まいの者であることを公に言い表したのです。このように言う人たちは、自分が故郷を探し求めていることを明らかに表しているのです。もし出て来た土地のことを思っていたのなら、戻るのに良い機会もあったかもしれません。ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。
 信仰によって、アブラハムは、試練を受けたとき、イサクを献げました。つまり、約束を受けていた者が、独り子を献げようとしたのです。この独り子については、「イサクから生まれる者が、あなたの子孫と呼ばれる」と言われていました。アブラハムは、神が人を死者の中から生き返らせることもおできになると信じたのです。それで彼は、イサクを返してもらいましたが、それは死者の中から返してもらったも同然です。信仰によって、イサクは、将来のことについても、ヤコブとエサウのために祝福を祈りました。信仰によって、ヤコブは死に臨んで、ヨセフの息子たちの一人一人のために祝福を祈り、杖の先に寄りかかって神を礼拝しました。信仰によって、ヨセフは臨終のとき、イスラエルの子らの脱出について語り、自分の遺骨について指示を与えました。
2022年7月26日

内閣総理大臣 岸田文雄殿
法務大臣   古川禎久殿

日本基督教団社会委員会
委員長 森下 耕

 

死刑執行を繰り返さないよう要望します

 

 私たちは、726日に法務大臣が氏名を公表し、東京拘置所の加藤智大氏の死刑を執行したことに抗議し、死刑執行を繰り返さないよう強く要望いたします。
 日本基督教団は、1982年第22回総会において、死刑執行の中止を求める声明を採択し、死刑制度の見直しを願い、死刑執行の都度には抗議声明を出し、繰り返すことがないように要請してまいりました。しかし、死刑執行がなされました。まことに遺憾です。
 人命を損なう非人道的行為は、犯罪によるものはもちろん、たとい法の執行によるといえども許されるべきではありません。犯罪による被害者やそのご家族のやり場のない深い悲しみや怒りまた恐怖に、心から同情し、共感いたします。それ故にこそ、加害者の命を死刑によって奪うことでは真の解決にはならず、悔い改めによる新生と心からなる謝罪を通して和らぎへと至ることこそ、真の慰めとなることを信じます。
 どのような人でも、その人命が尊重され、一人一人の人権が守られる社会を作ることこそ私たちの願いであり、その実現のために祈りかつ努める所存です。政府もまた、これをなすべき急務であると心得、より一層の努力を傾注されますよう、期待してやみません。

2022年7月26日死刑執行抗議声明(PDF)

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