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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4988・89号】▼日本YMCA同盟ウクライナ避難者支援プロジェクト ▼(3面)

2022年12月31日

YMCAだからこそのウクライナ避難者支援

 2022年3月よりウクライナから日本に避難してくる人々お一人おひとりに伴走する支援を行ってきました。現在、関係省庁や東京都との連携もあり、761人(11月30日)への伴走支援を実践する国内最大規模の支援団体となりました。支援の内容と形態は時間の経過とともに次のような変化を遂げています。

【第1フェーズ 避難支援】
 2022年3〜4月ごろ
 ヨーロッパYMCAと連携し、ウクライナ出国から来日までの支援、空港出迎えや国内移動の補助、ホテルでの隔離、住宅への案内などという一連の支援を継続しています。支援開始時に、一人ひとりに寄り添い伴走していく、というYMCAの姿勢として、「避難民」ではなく「避難者」と呼ぶことにしました。

【第2フェーズ 生活支援】2022年5〜6月ごろ
 住居手配から保育園探し、日本語学習の機会提供など日本での生活をスタートするための支援を展開しました。また、交流・学びの場「Ukraine Café HIMAWARI」をオープンし、身近なお店で買える食品や清掃用品の使い方を伝える生活講座や無料バザーなどを実施しています。現在はウクライナ語で読める児童書を集めたミニ図書館「HIMAWARI文庫」を併設してカフェの運営を続けています。

【第3フェーズ 個別支援】
 2022年7月以降
 都営住宅などへ個別訪問を実施し、ヒアリングによるニーズ把握と支援策とのマッチング支援を新たに展開中です。病院への同行、子どもの宿題サポート等、各家庭での個別支援から、体調不良につながりやすい心のケアを実践するための取り組みなど、多様な支援活動につなげていきます。
 第3フェーズに入った現在では、個別訪問により把握されつつある避難者が抱える課題やニーズへの個別の解決策提示、行政や他団体との連携を含む組織的な取り組みへの提言などを同時に展開しています。特に都営住宅などを訪問しての聞き取りからはさまざまな要因による心身の不調が増えている傾向が見られました。まだ終わりが見えてこない避難生活の長期化からこの第3フェーズを「心の折れる時期」と捉え、メンタルヘルスケアなどを含む新しい伴走支援に取り組んでいきます。
 これらの活動は全て皆様からのご寄附によって支えられています。これまでご寄付いただいた皆様への感謝と共に、長期化が予想されるこの活動への継続的なご支援・ご寄附、どうぞよろしくお願いいたします。

(石橋英樹報/日本YMCA同盟ウクライナ避難者支援プロジェクト担当)

【承認】

8.教団総会常任委員選任に関する件 選任
 [会計監査]服部能幸(招)、宮下重康、長島恵子

9.宗教法人「日本基督教団」責任役員選任に関する件 選任
 [責任役員]雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、武田真治、東野尚志、望月克仁、中嶌曉彦
 [会計監査]服部能幸、宮下重康

19.2018年度教団歳入歳出決算承認に関する件

25.2018年度部落解放センター決算承認に関する件

26.2019年度部落解放センター決算承認に関する件

27.2020年度部落解放センター予算および決算承認に関する件

28.2021年度部落解放センター予算および決算承認に関する件

30.2018年度出版局決算承認に関する件

31.2019年度出版局決算承認に関する件

32.2020年度出版局決算承認に関する件

33.2021年度出版局決算承認に関する件

34.2018年度年金局決算承認に関する件

35.2019年度年金局決算承認に関する件

36.2020年度年金局財務計画および決算承認に関する件

37.2021年度年金局財務計画および決算承認に関する件

38.2022年度年金局財務計画案承認に関する件

39.2023年度年金局財務計画案承認に関する件

【可決】

29.2022年度部落解放センター予算に関する件

40.教団機構改定の目的と課題を確認する件 *議案第53号、第46号、第47号、第59号を先議し否決。修正案(提案者:小西望)を否決。

41.教規132条変更に関する件

42.年金局規定変更および「謝恩金規則」廃止に関する件

【付託】

12.出版局理事・監事承認に関する件 常議員会付託

13.年金局理事・監事承認に関する件 常議員会付託

14.部落解放センター運営委員選任に関する件 常議員会付託

17.教団関係学校および関係団体理事・評議員等推薦に関する件 常議員会付託

64.第42回日本基督教団総会議事録承認に関する件 常議員会付託

65.第43回日本基督教団総会開催に関する件 常議員会付託

【42総会期常議員会に付託】

10.総幹事選任に関する件 *42総会期常議員会に付託。

11.出版局局長選任に関する件 *42総会期常議員会に付託。選任まで飯光を局長代行とする。

18.2022年秋季教師検定試験合格者承認に関する件 *教団総会の日程が早まり試験が終了していないため、42総会期常議員会に付託。

20.2019年度教団歳入歳出決算承認に関する件 *内容の精査が必要なため、42総会期常議員会に付託。

21.2020年度教団歳入歳出予算および決算承認に関する件 *内容の精査が必要なため、42総会期常議員会に付託。

22.2021年度教団歳入歳出予算および決算承認に関する件 *内容の精査が必要なため、42総会期常議員会に付託。

23.2022年度教団歳入歳出実行予算に関する件 *議案第49号を先議し否決した上で、内容の精査が必要なため、42総会期常議員会に付託。

24.2023年度教団歳入歳出原予算に関する件 *内容の精査が必要なため、42総会期常議員会に付託。

【否決】

46.沖縄教区選出議員の出席まで、教規変更を伴う教団機構改定の教団総会決議を行わない件〔京都教区〕

47.教団「教団機構改定に関する検討資料Ⅱ」を破棄する件〔京都教区〕

49.「沖縄宣教連帯金」に関する件〔兵庫教区〕

53.「教団機構改定」の議論を直ちに凍結する件〔兵庫教区〕

57.日本基督教団総会における常議員選挙の投票方法を、無記名半数連記に改める件〔神奈川教区〕

59.教団機構改定の根幹となる意思を確認する件〔小笠原純〕

【選考委員選任】

15.常設委員会および常設専門委員会委員選任に関する件

16.宣教研究所委員選任に関する件

 [選考委員]雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、田中かおる、岡村恒、田口博之、菅原力、豊川昭夫、守安久美子、河田直子

【議案取り下げ】

43.教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件〔九州教区〕

【廃案】

44.伝道資金規則改定に関する件〔九州教区〕

45.教規61条等の一部を改正する件〔九州教区〕

48.「日本基督教団『教憲1条』の本旨に沿う教会となるために、教団・各個教会・各教区において教規を正しく解釈し、正しく運用すること」を求める件 〔東北教区〕

50.日本基督教団における同性愛者をはじめとするセクシュアル・マイノリティ差別問題に取り組む〔兵庫教区〕

51.第41総会期第9回常議員会における「『日本基督教団の教師論』承認に関する件(提案者議長)」の承認決議を撤回する件〔兵庫教区〕

52.第41総会期常議員会の議事運営の誤りについて全教区並びに教団総会議員に謝罪する件〔兵庫教区〕

54.第75回/「合同」後52回日本基督教団兵庫教区定期総会決議にもとづく教団総会提出議案「沖縄宣教連帯金」に関する件〔兵庫教区〕

56.聖餐のあり方について慎重かつ十分に議論する場を教団内に設置する件〔神奈川教区〕

58.伝道資金規則変更に関する件〔小笠原純〕

60.日本基督教団が地球温暖化防止を宣教の課題とし、日本政府に地球温暖化防止に関わる国際協定「パリ協定」の目標早期達成を原子力発電に依存しないで行うことを要望するとともに、教団内諸教会・信徒が意識を高め、自主的な取り組みを行うことを呼びかける件〔管恒敏〕

61.日本基督教団教憲第1条及び教規第2条の改定に関する件〔佐久間文雄〕

62.「合同」特設委員会を再設置する件〔伊藤朝日太郎〕

63.辺野古新基地建設を直ちに中止するよう求める件〔伊藤朝日太郎〕

【上程せず】

55.第36(合同後21)総会期(2008年〜2010年)日本基督教団教師委員会及び審判員会による北村慈郎教師への免職戒規適用を無効とし、北村慈郎教師の免職戒規撤回を求める件〔神奈川教区〕

 教団新報第4985号(2022年11月12日発行)の「人ひととき」欄に掲載された記事「神の愛を見出しながら」の中で、英国エリザベス女王の国葬の際に皇后が着用したスーツを仕立てられた信徒の方の紹介がされました。その記事の中に、2度にわたって「皇后陛下」との尊称をつけた文章となっていることに対して多くのご批判・抗議が寄せられました。
 インタビューをした新報記者および編集者としてできる限り取り上げる人の思いを丁寧に紹介すべく、それを汲み取ってそのような表現としたことは推察されますが、これまで部落解放センターの運動その他を通して天皇制が日本社会の中で差別を生み出す構造的な体質と深く関わっていることを様々な場面で表明してきた教団が、その機関紙である「教団新報」の記事に皇室に属する者に対してそのような尊称を用いることは不必要・不適切であったことを認め、お詫びいたします。「陛下」の文言は訂正・削除といたします。このことは、紹介された方が誇りを持って仕事をされていること、その中で信仰生活を送っておられることについて論難するものではありません。
 今後、天皇制に関わる記事を掲載するに際して、用語の使用について誤解を招くことのないよう注意が必要であることを銘じます。ご指摘いただきましたことを感謝いたします。

総幹事 秋山 徹

「教団新報」今号を4988・89合併号とし、次号は2023年1月28日に発行します。また、教団事務局・出版局は12月29日から1月4日、年金局は12月29日から1月5日まで、カルト問題電話相談(03−3207−8794)を12月28日から1月3日まで休業いたします。

総幹事 秋山 徹

 神の子の名を信じているあなたがたに、これらのことを書き送るのは、永遠の命を得ていることを悟らせたいからです。何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。
 死に至らない罪を犯している兄弟を見たら、その人のために神に願いなさい。そうすれば、神はその人に命をお与えになります。これは、死に至らない罪を犯している人々の場合です。死に至る罪があります。これについては、神に願うようにとは言いません。不義はすべて罪です。しかし、死に至らない罪もあります。
 わたしたちは知っています。すべて神から生まれた者は罪を犯しません。神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません。わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。子たちよ、偶像を避けなさい。
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