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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【5000号】荒野の声(1面)

2023年7月8日

 教団新報が5000号を迎えた。この号数は、日本基督教会(旧日基)の機関紙「福音新報」の流れを引き継いだもので、教団成立後、「日本基督教新報」第1号として発行された号は、既に2422号を数えている。▼この号の巻頭には、「教団の完全単一化」と題する文章が掲載されている。冒頭、「国家の要望の如く本紙は教団関係の有力な刊行物を併合」することを告げ、帝国が大東亜に地位を確立し、全世界に指導権を獲得する中で、基督教も一つとなって「国家が標榜する決勝点に到達せしめんがため、その霊的、精神的実質の原動力」となるべきことが主張されている。▼バベルの塔の物語は、人々が「有名に」なろうとして、中央集権的統一を作ろうとした結果、言葉が混乱させられたことを告げる。一方、ペンテコステの物語は、「一つになって集まって」いた弟子たちが、聖霊によって「ほかの国々の言葉」で話し出し、教会が誕生したことを語る。▼今、教団は機構改定の課題として「全体教会としての一体性の確立」を掲げる。この一体性が、バベルではなく教会を立てるものとなり、教団新報も、その働きに貢献するものとなることを願う。

 主なる神はこう言われる。わたしがお前たちをすべての罪から清める日に、わたしは町々に人を住まわせ、廃虚を建て直す。 荒れ果てた地、そこを通るすべての人に荒れ地と見えていた土地が耕されるようになる。 そのとき人々は、『荒れ果てていたこの土地がエデンの園のようになった。荒れ果て破壊されて廃虚となった町々が、城壁のある人の住む町になった』と言う。 お前たちの周囲に残された国々も、主であるわたしがこの破壊された所を建て直し、荒れ果てていたところに植物を植えたことを知るようになる。主であるわたしが、これを語り、これを行う。
 主なる神はこう言われる。わたしは、再びイスラエルの家の願いを受け入れ、彼らのために行う。わたしは彼らの人口を羊の群れのように増やす。 祭りの時に、エルサレムが聖別された羊で満ち溢れるように、廃虚であった町々は人の群れで満たされる。そのとき、彼らはわたしが主なる神であることを知るようになる。」

4年ぶりの対面による総会【西東京】

 第48回西東京教区定期総会は5月28日から29日にかけて、阿佐ヶ谷教会を会場に行われた。開会時、正議員190名中138名の出席があり、定足数(64名)を満たして成立した。
 4年ぶりの対面による総会の開催となった今総会は、会場のあちらこちらで再会を喜ぶ姿、近況を尋ね合う出席者の姿が見られ、会場は喜びに包まれた。
 開会礼拝は、岡村恒常置委員の司式、説教により、一同が神を賛美し、み言葉による力を与えられた。また、礼拝の中で古屋治雄常置委員の司式により聖餐式が行われ、参加者一同聖餐の恵みを共にすることが出来た。
 総会の議案としては、「2023年度宣教活動計画に関する件」、「2022年度教区歳入歳出決算承認の件」、「2022年度剰余金処分の件」、「2023年度教区歳入歳出予算承認の件」、「各部・各常設委員会委員選任の件」、「立川開拓伝道推進に関する件」などが上程され可決された。
 また、「准允に関する件」が上程され2名の教師の准允式の執行が承認され、准允式が執り行われ、新たな教師の誕生を共に喜び祝うことが出来た。
 総会中に、教区議長、副議長、書記、常置委員(半数改選)の選挙が行われた。三役、常置委員の選挙結果は次のとおり。

 三役選挙結果
【議長】岩田昌路(狛江)、【副議長】衛藤満彦(玉川)、【書記】布村伸一(井草)

 常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】古屋治雄(阿佐ヶ谷)、岡村恒(高幡)、山口紀子(更生)
【信徒】中嶌暁彦(八王子)、寺山正一(小金井緑町)、宮下重康(玉川)

(布村伸一報)



教団機構改定案についての協議会を開催【東京】

 東京教区第83回定期教区総会が5月30日午前11時から北区赤羽会館を会場にして開催された。組織会に先立って宍戸基男教師(日本橋)が説教し逝去者を憶えて祈祷をささげた。組織会において、議員463名のうち議員274名、准議員24名の出席があり総会が成立した。
 教団問安使として雲然俊美教団総会議長、挨拶者として教団事務局より網中彰子教団総幹事、教団出版局より吉岡光人理事長、教団年金局より中川義幸理事長、隠退教師を支える運動推進委員会より鈴木秀信委員長、教団会堂共済組合より渡辺教理事長、辻井秀雄常務理事が出席した。
 法定議案の他に事前に提出された議案および建議・請願はなく、渡邊義彦議長による議長報告、2022年度常置委員会報告および三役報告が審議承認された後、午後1時に休憩に入った。
 午後2時30分再開し、教団問安使および教団三局からの挨拶と質疑応答を経て、常置委員会半数改選選挙(定数20名の半数10名、教職5名・信徒5名選出)が行われた。
 2022年度の決算案が審議され原案通りに承認された。さらに2023年度の予算案が審議され原案通りに可決された。
 さらに本総会期での教師検定試験合格者に対する按手礼および准允の執行承認を常置委員会に委任する件が可決され、教区常任委員・各部委員・常設委員会・特設委員会の委員選出に関する議案が可決された。
 教団機構改定案についての協議会が午後5時45分から7時5分にかけて、雲然教団議長、髙橋潤教団常議員、大友英樹教団常議員の発題のもと行われた。
 その後、常置委員半数改選選挙の開票結果について口頭で発表があったが、後日書面配布することを議場は承認し、午後7時20分に閉会した。

 常置委員選挙結果(半数改選)
【教職】岸憲秀(千葉本町)、藤盛勇紀(富士見町)、神保望(日本聖書神学校)、古旗誠(目白)、松井睦(聖徒)
【信徒】髙花富夫(柏)、守安久美子(船橋)、大城操(洗足)、堀井由美子(駒場エデン)、大友太郎(経堂北)

(遠藤 忠報)



「琉球弧への軍備強化に反対する声明(案)」を発表【沖縄】

 5月28〜29日、沖縄キリスト教センター大会議室にて開催。以下の議案が可決・承認された。

 議案第1号「議事日程承認に関する件」
 議案第2号「総会特別委員選任に関する件(委員会名省略)」
 議案第3号「『沖縄教区会計規程』制定に関する件」議案「沖縄教区会計規程」を別紙のとおり承認する。提案理由=沖縄教区の諸活動にともなう予算の編成、及び執行業務を的確迅速に処理し、教区の財政状態を明らかにすると共に、その効率的運営を図るため。
 議案第4号「2022年度沖縄教区経常・特別・収益会計決算報告承認に関する件」議案「2022年度沖縄教区経常・特別・収益会計決算報告」を別紙のとおり承認する。
 議案第5号「2022年度沖縄キリスト教センター事業及び決算報告承認に関する件」議案「2022年度沖縄キリスト教センター事業及び決算報告」を別紙のとおり承認する。
 議案第6号「2023年度沖縄教区経常・特別・収益会計予算案承認に関する件」議案「2023年度沖縄教区経常・特別・収益会計予算案」を別紙のとおり承認する。
 議案第7号「2023年度沖縄キリスト教センター事業及び予算案承認に関する件」議案「2023年度沖縄キリスト教センター事業及び予算案」を別紙のとおり承認する。
 議案第8号「第84回沖縄教区総会議事録確定に関する件」議案「第84回沖縄教区定期総会の議事録確定」を常置委員会に付託する。
 議案第9号「琉球弧への軍備強化に反対する声明(案)に関する件」議案「琉球弧への軍備強化に反対する声明(案)」を日本基督教団沖縄教区第84回定期総会出席者一同で発表する。提案理由=「琉球弧への軍備強化に反対する声明(案)」にあるように、琉球弧の島々への現状に対し、キリスト者として深い懸念を持ち、沖縄教区としてこの声明を決議したい。沖縄教区規則第19条⑵に基づき議員10名以上の賛同により提案する(提案者:坂口聖子)。

(玉城凉子報)

2023年7月7日

7月の第2主日は部落解放祈りの日です。
覚えてお祈りください。

2023-部落解放祈りの日パンフレット(docx)
2023部落解放祈りの日アンケート(docx)

2023-部落解放祈りの日パンフレット(PDF)

 主の言葉がわたしに臨んだ。 「人の子よ、イスラエルの家は自分の土地に住んでいたとき、それを自分の歩みと行いによって汚した。その歩みは、わたしの前で生理中の女の汚れのようであった。 それゆえ、わたしは憤りを彼らの上に注いだ。彼らが地の上に血を流し、偶像によってそれを汚したからである。 わたしは彼らを国々の中に散らし、諸国に追いやり、その歩みと行いに応じて裁いた。 彼らはその行く先の国々に行って、わが聖なる名を汚した。事実、人々は彼らについて、『これは主の民だ、彼らは自分の土地から追われて来たのだ』と言った。 そこでわたしは、イスラエルの家がその行った先の国々で汚したわが聖なる名を惜しんだ。
 それゆえ、イスラエルの家に言いなさい。主なる神はこう言われる。イスラエルの家よ、わたしはお前たちのためではなく、お前たちが行った先の国々で汚したわが聖なる名のために行う。 わたしは、お前たちが国々で汚したため、彼らの間で汚されたわが大いなる名を聖なるものとする。わたしが彼らの目の前で、お前たちを通して聖なるものとされるとき、諸国民は、わたしが主であることを知るようになる、と主なる神は言われる。 わたしはお前たちを国々の間から取り、すべての地から集め、お前たちの土地に導き入れる。
 わたしが清い水をお前たちの上に振りかけるとき、お前たちは清められる。わたしはお前たちを、すべての汚れとすべての偶像から清める。 わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。わたしはお前たちの体から石の心を取り除き、肉の心を与える。 また、わたしの霊をお前たちの中に置き、わたしの掟に従って歩ませ、わたしの裁きを守り行わせる。 お前たちは、わたしが先祖に与えた地に住むようになる。お前たちはわたしの民となりわたしはお前たちの神となる。 わたしはお前たちを、すべての汚れから救う。わたしは穀物に呼びかけ、それを増やし、お前たちに飢えを送ることはしない。 わたしが木の実と畑の作物を豊かにするので、二度と飢饉のために、国々の間で恥をこうむることはない。 そのとき、お前たちは自分の悪い歩み、善くない行いを思い起こし、罪と忌まわしいことのゆえに、自分自身を嫌悪する。 わたしがこれを行うのは、お前たちのためではないことを知れ、と主なる神は言われる。イスラエルの家よ、恥じるがよい。自分の歩みを恥ずかしく思え。

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