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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【 5011・12号】「兵庫県南部大地震記念の日」追悼礼拝(2面)

2023年12月23日

「そのとき私たちは?そして今」
飛田雄一さん(神戸多聞教会・神戸学生青年センター理事長)

◎日時・場所
 2024年1月17日(水)午後6時
 兵庫教区クリスチャン・センター
◎主催・問合せ
 日本基督教団 兵庫教区
(℡078-856-4127)

◎オンライン・ライブ映像配信
礼拝用ライブ配信→YouTube
礼拝式次第→兵庫教区事務所ホームページ

 

“キリスト教社会事業を覚えて祈る日”に寄せて

 社会事業とは社会援助を必要とする方々への組織的な援助活動であるが、では現在わが国において、キリスト教社会事業の存在意義はどのような形で具現化されているだろう。
 「キリスト教社会福祉が果たした役割は…人間の尊厳そして“このひとりの人”を見ようとした人間の精神史」であり「近代化の悪に対抗する人間愛の戦い」「他者への痛覚の発露」でもあった。(秋山智久『社会福祉実践とキリスト教』)この視座が潰えたわけではない。
 しかし、なぜキリスト教界が社会問題を扱うのか…との問いは、決して過去のものではない。教会の本懐は伝道にあるという主張は変わらず周辺で耳にする。そのたびに私は、キリスト者とは何かを反芻する。現実社会で起こるさまざまな問題が私たちの上に降りかかり、生命の尊厳・人としての権利そのものが脅かされそうな時、ひとりの人間としてこれを看過することなど到底できない。ましてや福音的視点からも理屈を越えて、他者の痛みをわが内に感じたいとも願う。これが問題に向き合う発露となる。
 社会問題は「知る」ことから始まる。その問題と自分との距離感を認識することが次の作業となる。自らの中に一度は取り込み、自覚的にその問題を捉え直すことによって、はじめて問題に向き合うスタートラインに立てるように思う。私たちひとり一人が向ける真摯なまなざし、これこそがキリスト教社会事業の推進力となるのではなかろうか。
 今年も12月第1主日は「キリスト教社会事業を覚えて祈る日」として備えられている。変遷する社会情勢を受け止めながら、さまざまな分野でキリスト教社会事業に携わってこられた方々の尊いお働きに心から感謝しつつ、全国の教会に連なるキリスト者の篤い祈りに支えられた豊かな事業の展開を願い続けたい。

2023年12月1日
第42総会期日本基督教団
社会委員 金子直子

▼教師委員会(神学校訪問)▲
神学生の確保、オンラインの充実、霊性の弱まり

 教師委員会は教規第43条1号により「教師養成機関に関する項目」を担っている。具体的には隔年で教師養成を委託している6つの神学校への問安を実施している。今年度は次のように神学校への問安を実施した。
 10月2〜3日にかけて、同志社大学と関西学院大学を訪問した。同志社大学神学部では、学内の学びのほかに、学外のあらゆる分野でフィールドワークを行っていることや、一般の学生へのアプローチなどについて伺った。
 関西学院大学神学部では、伝道者コースと思想文化コースがあり、社会人経験者も含め様々な背景を持つ人が集う学び舎となっているが、しばしば他コースから伝道者コースへ変わる学生があるという。
 11月14日に東京神学大学と農村伝道神学校を訪問した。東京神学大学では十字架の贖いを中心に据えた神学教育を重んじ、聖書学と共に、倫理面の学びに力を注いでいる。教会に仕え、教会を建てる教育を目指していると伺った。農村伝道神学校では、その特色である農業実習や解放講座について説明や、台湾での実習、キャンパスの環境保全などについて伺った。
 11月20日に東京聖書学校と日本聖書神学校を訪問した。東京聖書学校ではコロナ以降オンラインを積極的に活用し、遠方の学生が子育てをしながら学んでいるとのことであった。日本聖書神学校では唯一夜間に開講している教団の神学校として、働きながら神学を学ぶ意義を伺った。
 各神学校を訪問する中で印象に残ったテーマがいくつかあった。一つ目は「神学生の確保」である。以前に比べると神学校全体での学生数は大幅に減っている。献身者を生み出す祈りと働きは、神学校だけでなく全国の教会でこそ豊かにされなければならない。今回の訪問では、各校が伝統的な学びを重んじつつ、より多角的な学びと経験の場を提供していることを教えられた。その努力をぜひ全国の教会にも知ってほしいと強く思った。
 二つ目は「オンラインの充実」である。コロナという衝撃は大きかったが、反面、神学校にも学生にも思いもよらぬ恵みをもたらすことになった。対面は対面で大事だが、オンラインというツールは新しい風を感じさせるものがある。
 三つ目は「霊性の弱まり」である。複数の神学校から「霊性」というワードを何度も聞いた。コロナということもあり、全国の教会で祈り合ったり、交わり合う機会が減少している。教会も神学校も、霊性を豊かにするための取り組みを充実させていく必要があると感じた。

(兼清啓司報)

▼常任常議員会▲
出版局経営責任者としての自覚必要

 常任常議員会が12月4日、教団会議室で行われた。第8回常議員会で、出版局の将来検討の協議を進める議案を可決したことを受けてのもの。
 出版局将来検討に関する件では、雲然俊美議長が、本件は、出版局の運営のあり方につき、成り立ち、歴史を振り返りつつ、将来像を明確にすることが目的と述べ、課題を3点(①位置づけと役割の確認、②経営責任者の明確化、③働き方に即した就業規則、給与体系の検討)にまとめた。
 協議の中で、位置づけ、役割については、出版局が、教団の文書伝道を担うものであり、教団としてどのような書籍を出したいかを提案して行くことの必然性が指摘された他、事業規模が現在の教団からすると大きくなりつつあるとの意見があった。経営責任については、出版局が、讃美歌頒布の必要性から教団が法人規則30条によって始めたもので、経営責任は教団(常議員会・責任役員会)にあるとの自覚を持たなければならないことが共有された。
 出版局の収益により教団が支えられていた時代があることについて、収入に見合わない支出を続けていたことは認めざるを得ないとの意見があった。前総会期に出された「出版局将来検討委員会答申」については、踏まえるべき資料とすることを確認。答申が出版局の株式会社化に言及していることについては、実現性は乏しいとの意見があった。
 機構改定の検討に関する件では、雲然議長が課題を述べる中で、総会議員・常議員数の削減等、「教規変更を伴う改定は難しい」との見解を示した。また、委員会の適正化から手をつけ、一体性をもって教団の形成を目指すことを提案した。
 協議の中では、「財政問題と機構改定を別にすべき」、「何らかの区切りをつけて、再スタートすべき」等の意見もあった。雲然議長は、「委員会の見直しという点だけでも、常議員会で一致できれば」と述べた。
 常議員会への出席に関する件では、雲然議長は、常議員は会場に集まるものとし、事前通知により陪席者としてのオンライン参加も可とすること等を提案した。更に練らなければならない点があることを確認した上で、2月の常議員会で、三役から「申し合わせ」として提案することとした。
(新報編集部報)


▼宣教師人事・支援委員会▲
受入宣教師の査証申請について協議

 9月12日、第2回宣教師人事・支援委員会が教団会議室で開かれた。今回は主に、受入宣教師の査証申請について協議した。現在、アジア学院の一部の受入宣教師について、日本基督教団が査証申請を行っているが、アジア学院と小海光宣教師人事委員長、網中彰子総幹事と打ち合わせをし、教団が査証申請する場合は、より詳細に受入宣教師の状況を双方が把握しながら進めていくことが確認された。
 また、教団と宣教協約を結んでいるインドネシアのミナハサ福音キリスト教会に所属する教会が、関東教区と中部教区に立てられている。直接ここに派遣される宣教師についても、教団が査証申請しているが、日本にあるミナハサ福音キリスト教会の教会は教団に属していないために、査証申請するにあたり、これまで宣教師人事委員会の承認を得てこなかった。しかし教団が査証申請するにあたり責任を明確にするために、直接、ミナハサ福音キリスト教会に派遣される宣教師については、教区付きの教団受入宣教師として教団が査証申請をすることとした。既に、関東教区、中部教区からも了解を得て、今回、ライアン・コランタン氏が受入宣教師として承認された。そのほか、1名の受入宣教師の承認、1名の退任を承認した。
 続いて12月22日に第3回委員会がオンラインで開かれた。アジア学院からの受入宣教師の承認、及び、現在、北海教区に派遣されている台湾基督長老教会のディヴァン・スクルマン宣教師の任期延長を承認し、同時に、スクルマン宣教師の後任についても台湾基督長老教会、北海教区、台湾協約委員会と協力しながら進めていくことが確認された。また、2024年度から遺愛中学高等学校に派遣予定の宣教師とオンラインで面接をすることとした。
 なお、新型コロナ明けで査証申請が大変混雑しており、現在、2名の宣教師の査証が5ヶ月近く滞っている状況である。委員会では状況に鑑みて承認前に査証申請することを了解しているが、今後は場合によっては来日キャンセルとなるケースも出てくるであろうと認識している。

(星山京子報)

お知らせ

「教団新報」今号を5011・12合併号とし、次号は2024年1月27日に発行します。また、教団事務局・出版局、年金局は12月29日から1月5日まで、休業します。

総幹事 網中彰子


教団新報よりお知らせ

 これまで「教団新報」は第三種郵便に、隔週土曜日発行と登録していましたが、2024年1月より毎月第4土曜日発行とし、月2回発行する場合は増刊号とします。尚、教団公式ホームページの新着情報もご活用ください。

 

 

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