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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4654号】消息

2008年7月12日

佐原英一氏(隠退教師)
五月八日、逝去。六三歳。京都府に生まれる。一九六九年同志社大学大学院修了後、弓町本郷教会に赴任。その後、今治教会を牧会し、七六年から二〇〇八年まで京都葵教会牧師を務め隠退した。七六年から二年間、長岡京教会、八一年から二年間、田辺地の塩伝道所兼務牧師として勤めた。遺族は妻の良子さん。

藤原 亨氏(教務教師)
五月十五日、逝去。七二歳。熊本県に生まれる。一九六一年日本聖書神学校卒業後、田園調布教会に赴任。その後国分、鹿児島城南、出町、福野各教会・伝道所を牧会し、二〇〇七年から北海道クリスチャンセンター教務教師として奉職した。遺族は妻の義子さん。

2008年6月13日

日本基督教団総会議長
山北宣久

2004年4月11日に発刊され、現在はインターネット新聞として出されている「クリスチャントゥデイ」については、その当初より発行団体について疑念が持たれてきた。ことに韓国における設立者である張在亨牧師の統一協会の前歴問題をはじめ異端問題までも提起されている。日本においても救世軍 山谷真少佐、クリスチャン新聞 根田祥一氏に対して法的抗争を図るなどをしている。
日本基督教団としては、これらの疑惑が解決されない限りキリスト教として同一の線に立つことは出来ないと判断する。従って、今後一切の関係を持たないと共に、クリスチャントゥデイ紙創刊号に掲載した祝辞及びメッセージを取り消す。

第35回総会期第四回靖国・天皇制問題小委員会が、二〇〇八年六月九日(月)〜一〇日(火)、日本キリスト教会館四階会議室で開催された。
西之園路子委員長による開会礼拝の後、議事日程が承認され、報告・協議が行われた。
諸報告、前回議事録承認に続き、第36回教団総会「報告書」の小委員会報告について確認し、「評価と展望」について協議した。どうしたら靖国神社問題や天皇制問題が各個教会で切迫した重要な問題として受け止められるのか、そのことは前期委員会に引き続き、今期委員会でも大きな課題であった。その答えを未だ見い出したとは言い切れない。しかし、小委員会が積み重ねてきた発題や協議内容は大事なものであり、いずれかの時期に、これまでの講演内容等をパンフレットのような形でまとめ、諸教会がこの課題と取り組むための手がかりとなればとの願いを持っている。
今後もこれらの課題を担うため、「第36総会期 靖国・天皇制問題小委員会継続のお願い」の教団への提出を、社会委員会に申し出ることを承認した。
二日目は、芳澤信委員より、「沖縄の視点から見た天皇制」を主題に、沖縄の文化、歴史、人々の思い等にについて発題を聞き、質疑や意見を交換した。「天皇が沖縄戦を引き起こした」という思い、天皇への反発もある一方、天皇「陛下」と未だに呼んでしまう思いがある。「神以外に神はない。もう神さま以外を拝むことはない。しかし戦争中、自分たちは正しいと信じて、天皇のために命をかけた。戦後、簡単に心を切り替えることはできなかった。その苦悩を知らずに、簡単に(当時のこと)を批判して欲しくない」というある信徒の声が紹介された。また、天皇へのうらみや憎しみではなく、天皇のためにも祈ろうという思いが沖縄の教会の中にあることを知らされた。
第五回委員会は九月十一日(木)〜十二日(金)に開催。一日目に塩入隆氏(長野県短期大学名誉教授、日本聖書神学校講師)を講師に招き、靖国神社の歴史について講演いただく。
(西之園路子報)

第五回世界宣教委員会が、去る六月三日(火)に開催された。
今回は、浅井重郎宣教師がタイ・チェンマイで、また、浅田容子宣教師がNY・ユニオン日本語教会での長年の働きを終えて退任、帰国されたので、帰国報告会を、最初にもった。委員会と共に会食していただき、御三人の数十年にわたる宣教のご苦労と喜びを分かち合い、感謝の慰労金を差し上げた。
この後、世界宣教の下にある六委員会、宣教師会議、退任宣教師感謝ツアーなどの諸報告がなされ、承認された。
次いで、議事に入り、以下のことが協議された。
①決算・予算について承認。
②「日本基督教団とアメリカ改革派教会との宣教協約合意書案」および「日本基督教団とアメリカ合衆国長老教会との宣教協約合意書案」が提示され、これをもって議長提案の常議員会議案とすることに合意し、議案としての体裁を整えることを作業部会に一任した。
この二つの宣教協約合意書は、手続きを経れば来る一〇月の教団総会で調印式を行うことになる予定である。
③何人かの派遣宣教師に関する事柄が取り上げられ、秋葉睦子宣教師(ベルリン日本語教会)及び木原葉子宣教師(カナダ・フレーザーバレー日系人教会)の任期延長を承認。相良昌彦宣教師(NYユニオン日本語教会)の特別支援費一〇万円の支出を承認。
④松下道成宣教師(サンノゼ・ウェスレー合同メソジスト教会)が明年一月退任するので、後任宣教師派遣要請を受け、公募することを決定。また、バンクーバー日本語教会への宣教師についても公募することにした。
⑤スリランカのランカ神学大学から神学教師として特定の日本人を派遣して欲しいとの要請に対し、実務委員がその方を面接することを決めた。
⑥派遣宣教師および受け入れ宣教師の内規を作るために作業部会を立ち上げ、その委員は伊藤瑞男委員、大宮溥氏、棟居勇氏とすることになった。
(伊藤瑞男報)

第35総会期第六回教育委員会が六月十日(火)、十一日(水)の両日、教団四階会議室を会場にして委員全員の参加をもって開催された。
岸憲秀委員長が各委員と教育委員会の働きを覚えて祈祷をささげた後、前回議事録の承認と諸報告が行われた。
「ユースミッション2008」については実行委員会の報告後、主に八月二日(土)に予定されている「横浜フィールドワーク」と八月四日(月)から滞在予定の「六甲山YMCA」でのプログラムについて協議を行った。大阪教区教育部が「ユースミッション2008」の、特に関西でのプログラムへの協力を申し出てくださったことは感謝であった。
二〇〇七年度のクリスマス献金は、九、八四〇、一三五円であった。諸経費を引いたほぼ全額を「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会、教団社会委員会(中越沖地震)、日本キリスト教海外医療協力会、南西ドイツ福音宣教会、アイヌ奨学金キリスト教協力会に送金予定であるが、そのそれぞれの送金額を決定した。
昨年度から始まった「教会学校応援セット」には一教会・三伝道所からの申込があり、クリスマス献金とこれまでの積み立てを合わせて四二三、九六一円を支出することが決定された。これについてはアピールが不足していたとの反省の声が上がった。今委員会としては継続的に「教会学校応援セット」に力を注ぐことを次期委員会に申し送る。
今年度のクリスマス献金の送金先については小委員会で協議し、次回委員会で決定する。
聖和大学より教育委員会宛に送付された「キリスト教教育主事養成を継続する件について」の依頼文に対しては、岸委員長の作成した文章の字句を訂正し、返信とすることが決定された。
最後に今総会期の委員会報告、特に「評価と展望」の原稿の字句を訂正し、また申し送り事項を確認して委員会を終了した。
(加藤 誠報)

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