わたしたちは自らの道を探し求めて
主に立ち帰ろう。
天にいます神に向かって
両手を上げ心も挙げて言おう。
わたしたちは、背き逆らいました。
あなたは、お赦しになりませんでした。
あなたは怒りに包まれて追い迫り
わたしたちを打ち殺して容赦なさらない。
あなたは雲の中に御自分をとざし
どんな祈りもさえぎられます。
わたしたちを塵、芥のようにして
諸国の民の中にお見捨てになりました。
敵は皆、わたしたちに向かって大口を開く。
恐れとおののきが、騒乱と破壊が、襲いかかる。
わたしの民の娘は打ち砕かれ
わたしの目は滝のように涙を流す。
わたしの目は休むことなく涙を流し続ける。
主が天から見下ろし
目を留めてくださるときまで。
わたしの都の娘らを見て
わたしの目は魂に痛みをもたらす。
わたしの目は涙にかすみ、胸は裂ける。
わたしの民の娘が打ち砕かれたので
わたしのはらわたは溶けて地に流れる。
幼子も乳飲み子も町の広場で衰えてゆく。
幼子は母に言う
パンはどこ、ぶどう酒はどこ、と。
都の広場で傷つき、衰えて
母のふところに抱かれ、息絶えてゆく。
おとめエルサレムよ
あなたを何にたとえ、何の証しとしよう。
おとめシオンよ
あなたを何になぞらえて慰めよう。
海のように深い痛手を負ったあなたを
誰が癒せよう。
預言者はあなたに託宣を与えたが
むなしい、偽りの言葉ばかりであった。
あなたを立ち直らせるには
一度、罪をあばくべきなのに
むなしく、迷わすことを
あなたに向かって告げるばかりであった。
道行く人はだれもかれも
手をたたいてあなたを嘲る。
おとめエルサレムよ、あなたに向かって
口笛を吹き、頭を振ってはやしたてる
「麗しさの極み、全地の喜びと
たたえられた都がこれか」と。
敵は皆、あなたに向かって大口を開け
歯をむき、口笛を吹き、そして言う
「滅ぼし尽くしたぞ。
ああ、これこそ待ちに待った日だ。
たしかに見届けた」と。
主は計画したことを実現し
約束したことを果たされる方。
昔、命じておかれたところのゆえに
あなたを破壊し、容赦されなかった。
敵はそのあなたを見て喜び
あなたを苦しめる者らは角を上げる。
なにゆえ、独りで座っているのか
人に溢れていたこの都が。
やもめとなってしまったのか
多くの民の女王であったこの都が。
奴隷となってしまったのか
国々の姫君であったこの都が。
夜もすがら泣き、頬に涙が流れる。
彼女を愛した人のだれも、今は慰めを与えない。
友は皆、彼女を欺き、ことごとく敵となった。
貧苦と重い苦役の末にユダは捕囚となって行き
異国の民の中に座り、憩いは得られず
苦難のはざまに追い詰められてしまった。
シオンに上る道は嘆く
祭りに集う人がもはやいないのを。
シオンの城門はすべて荒廃し、祭司らは呻く。
シオンの苦しみを、おとめらは悲しむ。
シオンの背きは甚だしかった。
主は懲らしめようと、敵がはびこることを許し
苦しめる者らを頭とされた。
彼女の子らはとりことなり
苦しめる者らの前を、引かれて行った。
栄光はことごとくおとめシオンを去り
その君侯らは野の鹿となった。
青草を求めたが得られず
疲れ果ててなお、追い立てられてゆく。
エルサレムは心に留める
貧しく放浪の旅に出た日を
いにしえから彼女のものであった
宝物のすべてを。
苦しめる者らの手に落ちた彼女の民を
助ける者はない。
絶えゆくさまを見て、彼らは笑っている。
エルサレムは罪に罪を重ね
笑いものになった。
恥があばかれたので
重んじてくれた者にも軽んじられる。
彼女は呻きつつ身を引く。
衣の裾には汚れが付いている。
彼女は行く末を心に留めなかったのだ。
落ちぶれたさまは驚くばかり。
慰める者はない。
「御覧ください、主よ
わたしの惨めさを、敵の驕りを。」
宝物のすべてに敵は手を伸ばした。
彼女は見た、異国の民が聖所を侵すのを。
聖なる集会に連なることを
主に禁じられた者らが。
彼女の民は皆、パンを求めて呻く。
宝物を食べ物に換えて命をつなごうとする。
「御覧ください、主よ
わたしのむさぼるさまを見てください。」
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