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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4721号】モルモン教からの転入に関し答申 第1回信仰職制委員会

2011年4月23日

 

第37総会期の第1回信仰職制員会が2月28日(月)~3月1日(火)に、委員7名全員の出席のもと教団遺愛会議室で行われた。

まず委員の自己紹介がなされ、続いて組織会を行い、互選により委員長に菅原力(弓町本郷教会牧師)、書記に小堀康彦(富山鹿島町教会牧師)が選出された。委員長より、信仰職制委員会に関する規定及び職務について説明がなされた。

今回提出された諮問は、前委員会から引き継いだものを含めて5つあったが、「①モルモン教からの転入会に関して『先例集94.モルモン教徒が転会を申し出た場合の処置』によればモルモン教における洗礼を正しいと認める判断が下されていますが、この判断を正しいものとして受け入れて良いでしょうか。また既に、キリスト教会の洗礼を行わずにモルモン教からの転入会を認めた者がいる場合には、改めて洗礼を行うまでは、名簿から除籍し、陪餐を停止すべきでしょうか。②無教会・救世軍など、水による洗礼を行わない教派から当教団の教会に転入会する場合には、改めて洗礼を行うべきでしょうか。また既に過去において、…。」に対して答申した。

答申内容の概略は、「①『先例集94.』は、当時(1967年)のモルモン教に関する理解に基づくものであり、現在においては適切な判断とは考えられない。モルモン教における洗礼の解釈は、福音主義教会の伝統におけるそれと同一とは認められない。今後は、日本基督教団信仰告白を告白し、洗礼式を行うべきである。また、既に転入会を認めている場合には、十分な牧会的指導のもと、右記見解に基づいた適切な対応が行われるべきである。②無教会・救世軍など、水による洗礼を行わない教派から当教団に転入会する場合には、洗礼式を行うべきである。既に転入会を認めている場合には、十分な牧会的指導のもと…。」

総幹事経由の他の4つの諮問については、1つは継続、3つの諮問は総幹事へ差し戻しとした。

次回委員会は、6月28日(月)~29日(火)の予定。

(小堀康彦報)

 

 

第37総会期第1回教師委員会が、教団会議室にて3月8日(水)に行われた。

ヨシュア記3章1~5節より御言葉を聞いた後、招集者の小宮山剛委員が祈祷をささげた。各委員の自己紹介の後、委員会組織の協議を行い、互選により小宮山委員(富山二番町)が委員長に、堀眞知子委員(瀬戸キリスト)が書記に選出された。今期の委員は井ノ川勝(山田)、宇田真(佐久)、大友英樹(赤羽)、岸俊彦(経堂北)、吉澤永(愛知)である。

教師委員会所轄事項、今年度委員会開催予定、予算などについて確認後、前期委員会よりの申し送り事項が資料に基づいて、道家紀一担当幹事より報告され、質疑応答がなされた。その後、今期委員会の活動計画について、話し合いがなされた。

特に新任教師オリエンテーションの具体的内容、担当について集中して話し合われた。新任教師オリエンテーションは、6月20日(月)~22日(水)、2泊3日で天城山荘で開催される。主題は「教団の教師として宣教を担う」である。

プログラムは、ほぼ例年通りに行われるが、特に今年より、過去においてオリエンテーションに参加できなかった補教師に対し、過去3年間まで遡って案内を出すこととした。

また「教会会議の持ち方」(仮題)として、楠本史郎氏(北陸学院理事長・学院長)に講演をお願いした。教師委員会予算の70%に当たる350万円の予算が組まれ、また共に教団教師として宣教を担う者として、学びと良き交わりの時が与えられるので、新任教師オリエンテーションに参加することを各教会、各学校・施設、各教師も重要なこととして受け止め、参加してほしい。

その他にも、教団認可6神学校の問安、教師継続教育研修費、神学校日献金、人事交流、戒規問題について話し合われた。課題は多く、今期委員会で結論を出しうるかどうか困難な面もあるが、各委員それぞれの賜物に従って任を果たさせていただきたいと祈っている。

次回委員会は、6月22日(水)、新任教師オリエンテーション後、天城山荘で開催することとした。

(堀眞知子報)

 

 

第37総会期の第1回伝道委員会が2月14日(月)~15日(火)、日本キリスト教会館にて開催された。

今期委員は、岩田昌路(狛江教会・西東京)、川崎善三(米子錦町教会・東中国)、北川善也(洛北教会・京都)、小林克哉(呉平安教会・西中国)、杉森耀子(小田原十字町教会・神奈川)、成田いうし(磐上教会・大阪)、米倉美佐男(招集者/札幌教会・北海)各委員の7名。

委員長に米倉委員、書記に岩田委員を選任、各担当には、宣教委員に米倉委員長、「こころの友」「信徒の友」編集委員に北川、杉森各委員、農村伝道に岩田、成田各委員、刑務所伝道に川崎、小林各委員、伝道方策検討委員に小林委員を選任した。

今期委員会の方針と計画は、前期委員会からの申し送り事項を引き継ぎ、「伝道する教団の形成」に貢献するために学び、協議し、提言する方向を決定した。2011年度予算は、教誨師会負担金を教団負担金から支出し、別口勘定会堂及び開拓伝道援助金調査、事務費補助50万円を計上することを含めて承認した。

2010年度後期分会堂貸出金申請(2件)は、韮崎教会(東海教区)への1千万円、べテル清水教会(兵庫教区)への8百万円の貸出を決定した。2011年度開拓伝道援助金申請(6件)は、安行教会(関東教区)、新松戸教会(東京教区)、石和教会(東海教区)、べテル清水教会(兵庫教区)神辺教会(西中国教区)に各180万円、名古屋西教会(中部教区)に30万円の援助を決定した。

第37総会期の伝道委員会の活動日程を協議し決定した。「『農』に関する協議会」は、2012年2月27日(月)~28日(火)に、四国教区か西中国教区の会場にて開催すること、「教区伝道委員長会議」は、2012年6月26日(月)~27日(火)に、東京教区の西千葉教会にて開催することを決定した。

その他、「伝道アイデア・アンケート」結果の集計と発行、「こころの友」応援教会の拡充、等についても、協議がなされた。

次回は6月27日(月)~28日(火)に東海教区の長野本郷教会で開催される。

(岩田昌路報)

 

 

第37総会期第1回世界宣教委員会が2月17日、教団会議室で開かれた。組織会によって木下宣世委員が委員長に、秋山徹委員が書記に選ばれ、前総会期からの申し送り事項を確認し、新年度の歩みを始めた。

世界各地に派遣された宣教師の消息、困難な状況や病気などの情報、また受け入れ宣教師の各地での働きなど、前期より特に力を入れている派遣・受入れ宣教師の働きの現場を訪れて牧会的な配慮をしたことについて、また、当委員会の傘下にある6つの小委員会に関連する報告、今年7月に東京で開かれるスイス・韓国・日本の三国間協議会の準備状況などの報告を聞き、承認した。

米国・サンフランシスコ・パイン合同メソジスト教会で4年間の任期を終えて帰国した藤浪敦子宣教師の活動報告、米国ハワイ・ウエスレー合同メソジスト教会日語部で4年2カ月の任期を終えて帰国した上田創宣教師の活動報告を昼食を共にしながら聞き、それぞれ、日本語礼拝閉鎖の危機と闘いながら牧会を続けてこられた両宣教師の労に感謝する時をもった。

協議では、1.米国ニューヨーク・ユニオン日本語教会の相良昌彦宣教師の任期満了に伴う退任を承認。2.近藤誠宣教師はサンフランシスコ・パイン合同メソジスト教会に派遣が決まっているが、ビザ発給まで時間がかかることが見込まれるので、それまでの期間、現地で研修の期間をもつことが計画されており、この間の研修費用と生活費として50万円を上限として支給することとした。3.WCCジャマイカ平和会議(5月12~26日)、EMS宣教協議会(6月24~28日)、英国メソジスト年会(6月29日~7月7日)への教団代表者の参加依頼について検討し、候補者をあげた。4.第37総会期の世界宣教委員会のもとにある小委員会の委員候補者をあげ交渉することとした。これら13項目に及ぶ協議事項を協議した。

(秋山徹報)

 

神からの召しが問われる

遣わされた教会の願いと祈りがある

 

2011年春季教師検定試験は、3月1日(火)~3日(木)、東京会場(早稲田の日本キリスト教会館)において、4階の教団会議室と6階の会議室(貸室)で行われた。

今回の受験者総数は74名で、内訳は補教師58名(Aコース26名、Bコース17名、Cコース15名)、正教師の再受験15名、教師転入1名であった。

学科試験直後の委員会における判定の結果、補教師試験受験者58名の内、合格者37名、保留者8名、継続者(Cコース)11名で、不合格者は2名となった。正教師試験では、再受験者15名の内、合格者7名、保留者6名で、不合格者2名となった。また教師転入の受験者1名は合格となった。

保留者というのは、学科試験の得点が合格点に少し足りなかった受験者で、改めてレポートが課せられ、後日提出されたレポートによって再判定を受ける者のことである。

学科試験に続き、2日目と3日目に個人面接を行った。それぞれ、個人面接に先立ち、全体会をもった。開会祈祷後、検定委員の自己紹介があり、続いて倉橋康夫委員長から、学科試験の結果を受けての講評が述べられた。

以下、今季の委員会としての評価・感想を記す。

今回、正教師、補教師ともに不合格者の数は少なかったが、依然として保留者は多い。追試のレポートと誠実に取り組めば合格判定になる可能性があるとはいえ、もう一歩の準備をもって試験に臨んでほしいと願う。特に、正教師の場合、合格しても際どい点数の人が多く、半年での受験準備は厳しいのかもしれない。しかし、背後には、遣わされた教会の願いと祈りがある。奮起してほしい。

宗教法人法は、補教師の受験者にとってはまだ馴染みがないせいか、その意義や法としての用語について、理解が十分でない解答が多く見られた。しかし、補教師でも、最初から主任者として赴任する人もあり、法的な感覚をしっかりと身につけてほしいと思う。

また、このところBコースとCコースの受験者の間に大きな開きが見られ、Cコース受験者に準備の不足が多く見受けられた。特に、組織神学の答案には、神学的な思索の訓練が十分になされていないことが如実に現れる。神学校で学ばない分、自らに厳しく学びを課していく覚悟が必要である。試験の合格が最終目的ではなく、伝道者として教会に仕えることこそが求められている。教会への赴任までをしっかりと視野に入れて、所属教会の牧師のよき指導と助言を受けてほしい。

今回の受験者の中にも、神学校への大学院入学者で、神学部での基礎的な神学の学びを経ないままでAコースの受験をした人が数名含まれていた。3年後の正教師試験においては、すべての学科を受験することになるので、教会に仕えつつ、よき準備をして臨んでいただきたい。

なお、来年の春季試験からは、教師検定規則の変更第4条に基づく試験となり、大学院入学者の場合、Aコースであっても、履修していない基礎科目については試験を受けることになる。神学校とよく相談して、適切な準備をもって試験に臨んでほしい。

教師検定試験は、基本的な理解を問う出題であり、学びの姿勢をも問うものである。教師として宣教の場に遣わされ、み言葉を宣べ伝えていく上で、聖書の基本的な知識や理解と神学的思考が欠かせない。ただ試験のための準備ということではなく、今後も学びを継続してほしい。

今回は、第36総会期の教師検定委員会による最後の試験であり、2011年秋季試験からは、第37総会期の新委員会によって実施される。受験者には、学科試験のための十分な準備が求められるが、何よりもまず、神からの召しが問われる試験であることを忘れず、謙遜に、また誠実に、備えていただきたい。

このたびの試験を経て、伝道の第一線に遣わされる一人びとりが、主の召しに応え、よき働きをされることを願い祈る。また今後も、主の召しを受け、志を与えられた多くの献身者が起こされることを、心から願うものである。

(東野尚志報)

 

講 評

今期の教師検定委員会の「方針」の最初は、「本委員会は、主の召命に応えて日本基督教団の宣教を担い、主の教会に仕える教師を送り出すために、-中略-教師検定試験を実施する」とあります。神からの召命が出発点であることは、言うまでもないことです。そして、「教団の宣教を担い、主の教会に仕える教師」を送り出すことを願っているのです。

春季試験は、補教師受験者が大多数となります。今回の試験結果は、補教師受検者に不合格者は2名であり、合格率は良好でした。

正教師受験者は15名でしたが、再受験であったことを考えると、2名の不合格者の出たことは、とても残念に思いました。

求められていることは、神学の基本的・基礎的な知識と思考力です。神学的な学び、ということです。日常のみ言葉の奉仕、特に聖書研究の準備、説教の準備に全力を尽くす心構えが、肝腎なことと思っています。

(倉橋康夫 第36総会期委員長)

 

2011年春季・補教師検定試験問題

教憲教規および諸規則・宗教法人法(60分)

(A,B,CⅢ)

次の2題に答えてください。

1.教会役員会は教会運営について大切な責任を担っています。教憲教規に規定されている役員の務め、その選出について、さらに、役員会に関する教会担任教師の職務について述べてください。また、役員会の運営についてあなたが大事にしなければならないと思うことを述べてください。

2.宗教法人法で教会に課せられている所轄庁に対する手続きを条項を挙げ、その内容を文章で述べてください。

 

旧約聖書神学(60分)(B,CⅢ)

次の2題に答えてください。

1.旧約聖書における国家と宗教の問題について述べてください。

2.旧約聖書における死と生の理解について述べてください。

 

新約聖書神学(60分)(B,CⅢ)

次の3題のうちから、2題を選んで答えてください。

①ヨハネによる福音書の終末論の特徴について

②パウロ神学の中心的使信について

③ヘブライ人への手紙の神学について

 

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