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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4727号】三宅島伝道100周年 記念礼拝と伝道リサイタル

2011年7月16日

6月13日(月)~14日(火)、三宅島にプロテスタントのキリスト教が伝えられ、伝道所が立てられてから100年経ったことを記念する集会が行われた。集会は記念礼拝と島の人への伝道を兼ねた、森祐理リサイタルを二本の柱として行われた。
この会は三宅島伝道が100周年を迎えることを覚え、東京教区東支区の中で実行委員が立てられ、その後月1回の礼拝のために本州から牧師が訪れた時に実務が行われるという形で準備された。
間に海を挟む形での準備の時は、陸続きの中では考えられない手間や労苦を生んだという。2月には東支区書記(当時)である国府田祐人牧師(荒川教会)が島を訪れ、ノアの方舟の出来事を通して力強く慰めと励ましを語った。4月から島の施設に赴任するため、礼拝に新しく加わった方もともに主の食卓を囲み、三宅島伝道の希望が失われていないことが確認された。今回の集会は、そのようにして関わった本州の牧師と島の信徒の交わりの賜物だとも言える。
三宅島は、度重なる雄山の噴火により、何度も伝道が困難になったり、中断されたりする中、100年間伝道の火がともされ続けてきた。1983年の噴火では会堂が溶岩の熱によって焼失、2000年以後、まだ安全が確認されず、居住許可が下りていない。現在は更地の状態で建築許可が下りるのを待っている。
そのような中でも信仰の火を点し続けている二人の姉妹と、籍こそ移していないが礼拝に出席している信徒たちを中心に、礼拝が献げられた。
100周年記念の礼拝では、自身もマケドニア会に属する木下宣世東京教区議長(西千葉教会)が、スカンジナビア・アライアンスの日本における伝道の創生期の活動について語った。伊豆、伊東、千葉における伝道を担うことになったスカンジナビア・アライアンスの宣教師の思い、都市部には他教団がすでに入っている状況でなんとか日本人にキリストを伝えたいという熱意が伝えられ、その意志がマケドニア会に受け継がれ、今も活動が続いていることが語られた。
その後、同じ伊豆諸島に属する伊豆大島の竹井真人牧師(波浮教会)によって、三宅島にスカンジナビア・アライアンスにより伝道が開始され、伊豆大島に次いで教会が建てられ、伊豆諸島に対する伝道の拠点としての役割を担ってきたこと、特に保坂松太郎牧師が定住してからは教会内の集会だけではなく、若い母親のための会なども開かれ、一時は多くの人が教会に集うようになったことなどが紹介された。
来賓の三宅村村長も、自身が幼い頃、教会学校の生徒であったと挨拶の中で語り、三宅島での教会の働きの思い出を語った。
東支区長として長く代務者を務めた、河合裕志牧師(新横浜教会)は、プログラムの表紙の双葉の写真を指して、現在三宅島伝道所に在籍する2名の姉妹のようだと語り、この時を迎えた感激を語った。
森祐理姉のリサイタルには教会外の島民が20名以上訪れ、姉の歌と語りに耳を傾けた。姉は讃美歌やゴスペル以外にもキリスト者の作詞や作曲による童謡を紹介し、阪神大震災で弟を亡くした経験、神様にあって弟が別の場所で生かされているという確信を与えられ、被災地で歌うようになったことを証した。特に本州に避難していた三宅島伝道所の姉妹との出会いを語り「いつか、三宅島で歌いたいと思っていた。願いが聞かれてとても嬉しい」と語った。
14日は晴天に恵まれ、午前10時より阿古の会堂跡地で祈祷会が持たれた。本州からの参加者と三宅島の信徒が一つにされ、手を取り合って祈った。
(辻順子報)

山室 光氏(隠退教師)
08年2月26日、逝去。95歳。東京都に生まれる。’69年日本聖書神学校を卒業、和泉多摩川教会を’68年(伝道所開設、’77年2種教会設立)より、03年まで牧会し、隠退した。遺族は息・山室真平さん(和泉多摩川教会主任担任教師)。

久山隼兒氏(隠退教師)
11年3月19日、逝去。82歳。岡山県に生まれる。’49年日本基督教神学専門学校を卒業、’50年洗足教会に赴任、’54年より’99年まで江戸川松江教会を牧会し、隠退した。遺族は息・久山康彦さん(在外教師)。

第9回スイス・韓国・日本の三国間協議会実行委員会は、4月11日(月)に教団会議室で開催された。
冒頭から、東日本大震災を受けて、今年の協議会自体が開催可能かどうかが話し合われた。
まず参加予定各国からの反応が、担当幹事から報告された。スイス、韓国両国からは、教団はこの未曾有の災害への対応に集中して欲しいとの励ましをいただいた。しかし同時に、福島の原子力発電所からの放射能漏れに対する憂慮があることも表明されており、今年の協議会開催は延期することが現実的ではないかということであった。
次に日本側の受け入れ態勢についても話し合われた。協議会ではアジア学院へのフィールドトリップが計画されていた。しかし、震災の影響で、アジア学院は多大な被害を受け、非常に厳しい状況であることが報告された。
また実務的なことについては、加藤誠幹事が、東日本大震災の救援対策本部担当幹事の働きを担うことになり、差し迫った7月の協議会への対応ができなくなる可能性があることが報告された。
以上の状況を踏まえ、実行委員会は、今年7月の協議会開催を断念することとした。そして震災からの復興を考えると、教議会自体を、2年先を目処に延期することが妥当であるとの結論に達した。
なお、今年の開催を目指して組織された実行委員会は、この9回目の会をもって一度解散し、今後の取り扱いについては、世界宣教委員会にゆだねることも合わせて決定された。
(木村太郎報)

2011年4月25日(月)、日本基督教団会議室において第37総会期第1回台湾協約委員会が開催された。委員長の田中文宏(真駒内教会)、野田沢(学生キリスト教友愛会)に加え、委員は李孟哲宣教師(東京台湾教会)である。
本委員会は、1963年締結、1985年改訂の、台湾基督長老教会との宣教協約に基づき、両教会の関係を深める役割を担っている。実際、1984年以降隔年で教会協議会を開催し交わりを深めて来た。教会協議会の結果として、相互に青年を派遣し合うユースミッション(教団では教育委員会が担当)が生まれ、北海教区にはスクルマン宣教師が派遣された。
加藤誠担当幹事より、この度の東日本大震災での台湾基督長老教会の対応につき報告があった。
震災から僅か5日後の3月16日、教会・社会担当の黄哲彦幹事が教団事務局を訪問、祈りと共に1万ドルの献金を内藤留幸総幹事に手渡した。4月下旬には3,417万円もの献金が送られて来た。
これは震災救援募金の中でも最高額。台湾基督長老教会の大いなる祈りと自己犠牲の愛に勇気づけられ、感謝の気持ちに溢れつつ、台湾基督長老教会との密接なパートナーシップを再度確認するものとなった。
さて今年度は、教会協議会を台湾で開く年となっている。教団からは三役・総幹事・各教区からの代表者・台湾協約委員会が参加する。 協議会の日程は、4月26日から開催される台湾基督長老教会の総会で確認する予定だ。(後日追記:2012年1月下旬または2月下旬にて日程調整中)
この総会には、石橋秀雄教団議長・田中委員長・加藤幹事が招かれている。
また6月28日から約3週間の日程で開催予定の「I  Love Taiwan」へは、日本から参加者を立てることができなかった。震災の影響や日程的に大学生の参加が困難ではある為だが、広報の課題も含め、反省である。
最後に、震災における台湾基督長老教会の祈りと素早い対応に最大限の謝意を表すとともに、主にある相互の繋がりを心から喜びたいと思う。
(野田沢報)

第37総会期第1回国際関係委員会は5月19日(木)、教団会議室にて開催された。委員長・中道基夫、書記・網中彰子、大津健一、中村清、渡辺多恵子の組織が決定した。
冒頭、事務局より東日本大震災被災教会の近況報告があった。海外諸教会から多くの祈りと献金の申し出があること、ミッション21のドリス・グロス幹事がEMS(南西ドイツ宣教会)の委託を受けて状況把握のため事務局を訪問したこと等が報告された。
協議事項として前回議事録と前年度会計報告を承認した後、エキュメニカル協力奨学金・奨学生選考に関する件を扱った。奨学金規定を確認、参照しつつ、選考に入った。基金は徐々に減少していく可能性があることを踏まえていくこととした。時間をかけ丁寧に書類を検討し、5名の応募者の内2名を選んだ。
報告事項として東日本大震災救援対策について、4月18日(月)に開催された日本基督教団臨時常議員会で決定された募金目標額を確認した。
EMSボランティアプログラム青年派遣について、現在派遣中の中川志桜里氏(新松戸幸谷教会)を覚え、EMSの機構変更について情報を分かち合った。
予定の議事を終え、教団で公募したEMS中東巡礼の旅に参加した杉森耀子氏(小田原十字町教会)、倉形彰牧師(アガペシップ教会)を招き報告を伺った。「2010年10月13日~24日に開催され、全体の参加者は12名。渡航自粛勧告の国もあり、参加予定であったがビザが下りず参加出来なかった方もいた。
ヨルダンより入国し、パレスチナ教会、ユダヤ教の人々と話し合いの時を持った。ベツレヘムの周囲の壁の高さ等、中東和平の厳しさを感じつつも、エルサレム教会指導者が『クリスチャンは、キリスト復活の地で必ず復活する』と言ったのが印象的だった。対話よりも祈り、神御自身が働いて下さることを信じて待つことの大切さを感じた」との報告を受け意見交換をした。
被災地、中東、いずこにも主の平和があるように祈りを合わせて閉会した。
(網中彰子報)

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