インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
other

テモテへの手紙一6・1~12

2011年10月9日

6:1 軛の下にある奴隷の身分の人は皆、自分の主人を十分尊敬すべきものと考えなければなりません。それは、神の御名とわたしたちの教えが冒涜されないようにするためです。
6:2 主人が信者である場合は、自分の信仰上の兄弟であるからといって軽んぜず、むしろ、いっそう熱心に仕えるべきです。その奉仕から益を受ける主人は信者であり、神に愛されている者だからです。これらのことを教え、勧めなさい。
6:3 異なる教えを説き、わたしたちの主イエス・キリストの健全な言葉にも、信心に基づく教えにも従わない者がいれば、
6:4 その者は高慢で、何も分からず、議論や口論に病みつきになっています。そこから、ねたみ、争い、中傷、邪推、
6:5 絶え間ない言い争いが生じるのです。これらは、精神が腐り、真理に背を向け、信心を利得の道と考える者の間で起こるものです。
6:6 もっとも、信心は、満ち足りることを知る者には、大きな利得の道です。
6:7 なぜならば、わたしたちは、何も持たずに世に生まれ、世を去るときは何も持って行くことができないからです。
6:8 食べる物と着る物があれば、わたしたちはそれで満足すべきです。
6:9 金持ちになろうとする者は、誘惑、罠、無分別で有害なさまざまの欲望に陥ります。その欲望が、人を滅亡と破滅に陥れます。
6:10 金銭の欲は、すべての悪の根です。金銭を追い求めるうちに信仰から迷い出て、さまざまのひどい苦しみで突き刺された者もいます。
6:11 しかし、神の人よ、あなたはこれらのことを避けなさい。正義、信心、信仰、愛、忍耐、柔和を追い求めなさい。
6:12 信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。

2011年10月8日

2012年春季教師検定試験を左記の要領で行います。
一、受験要綱の申し込み
受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。
なお、正教師受験志願者は「教師検定規則第12条②」によるものに限ります。
二、受験願書の提出
受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。
①教区締切 2011年11月14日(月)
(教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください)
②教団締切 2011年12月5日(月)
(各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です)
*受験料は正教師1万3千円、補教師1万円
三、補教師について
①「説教」「釈義」の課題テキスト
旧約 列王記上 8章27~34節
新約 ヨハネによる福音書 11章17~27節
②コースによって「説教」「釈義」の提出内容が異なりますので、必ず受験要綱でご確認下さい。
③補教師(CⅢコース)の牧会学の課題
『牧会とは何か』について論述してください。
④今回よりAコースについては、教師検定規則第4条第3号にもとづく試験が実施されます。
同対象者には、教師検定委員会より神学校を通して説明がなされますので、それにもとづく手続をおこなってください。
四、正教師について
受験志願者は、直接教師検定委員会までお問い合わせください。
五、提出物(説教、釈義、牧会学等)締切について
当委員会への提出締切日は、2011 年12月12日(月)必着です。
六、学科試験と面接試験について
学科試験は2012年2月28日(火)、面接試験は2月29日(水)、3月1日(木)に東京・日本キリスト教会館ビル内(教団会議室)にて実施します。詳細は受験志願者に通知いたします。不明な点は直接、当委員会へお問い合せください。
2011年10月1日
日本基督教団教師検定委員会
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
電話 (03)3202-0546

東京都生まれ。十貫坂教会員。本年6月、第22期全国教会婦人会連合中央委員長に就任。

婦人会連合の力を改めて認識させたのは、09年6月、千葉・幕張メッセで開催した40周年全国集会に1、155人の出席者を集めたことだった。
超教派で行われた日本プロテスタント伝道150年集会は別として、近年の教団主催の一集会の出席者としては、記録的な人数である。
さる’69年、全国教会婦人会連合が誕生したとき、第1期中央委員長に就任したのが、渡辺さんの母、故林敏子姉だった。40数年の歴史を経て、母娘2代目の中央委員長が誕生したことになる。
教団の状況を反映して、九州・西中国2教区が、全国婦人会連合から離脱したままだが、特徴的なのは、03年以来9年連続で教団問安使を拒絶し、「教団と距離」を置き続けている沖縄教区が、婦人会連合だけは組織に留まって活動し続けていることである。渡辺さんは、「婦人会連合が発足以来、『み言葉に聞く』ことに専念し、伝道のための組織であることを守って、一貫して歩んで来た」ことが支持されて来たと確信している。
といっても、高齢化、若年層減少、教勢の下降現象という教団の最近の趨勢は、当然のように、婦人会連合にも及んでいる。機関紙「教会婦人」の発行部数は、’80年代半ばの11、000部をピークに、いま40%減の6、300部にまで落ち込み、「購入してくれない教会が増えた」ことを、渡辺さんは懸念している。
近年、「婦人」の表現に違和感をもつ女性が増えて来て、中央委員会でも2年前、名称問題が議論されたが、結局、現行のままに落ち着いた。
教会長老会、役員会の顔触れがほぼ固定化しつつあるのは、どこにも見られる現象だが、婦人会連合でも、中央委員、教区・支区委員に若手が少なく、輪番制の趣きまで呈するようになって来た。
今22期に渡辺さんが掲げる目標の1つは「世代間の交流」である。

共に歩む幸い 試練が恵みに変わるとき

第18回「全国牧師夫人の会」が、8月23~25日、2泊3日で、鎌倉教会を会場、KKR鎌倉わかみやを宿泊会場にして開催されました。
12教区45教会から、子ども6名を含めて、92名の参加者が与えられました。
今回は婦人会連合の協力を得て、全国牧師夫人だより「道のり」で、この会の案内を、全国全ての教会に届けましたが、東日本大震災もあり、参加出来なかった方が大勢おられました。
2年に一度開催のこの会は、15~17回のテーマを踏まえ、「共に歩む幸い」という大きな主題のもとに、「試練が恵みに変わるとき」のテーマが与えられました。講師は近藤勝彦東京神学大学学長。
東日本大震災からの復興の祈りで始まった開会礼拝では、篠田真紀子牧師は、自らの辛い体験をもとに、「二度と講壇に立つことが出来ないと思った者が、今この場に立ち、神の御言葉に触れ、恵みが与えられた」と説教されました。「私たちのテーマが、もう集約されたね」というささやきが委員の中から聞こえました。
その後のパイプオルガンの演奏は、夏の暑さをも心地よく感じさせてくれました。
近藤先生は講演の冒頭で、次のように語られました。
「講師を引き受けるにあたり、自らが(夫人に)仕えられている牧会者としては戸惑いがあるものの、牧会者を送り出す側の東神大学長としての責任を思い、引き受けました」。また、「牧師夫人は大変ですね。右のことを言っても、左のことを言っても、何を言っても気を遣い、文句を言われたりして。だから何を言っても良いのですよ。同じことですから。気にしないことです」と話して聴衆を笑わせました。
本題に入り、今日の牧師夫妻の多様な現実を踏まえて、「聖書による結婚とは何か」について、「神の前での約束、契約で結び合わされた者が神の救いの業に関わるという重責をどのように担えるか。聖霊による働き、神に頼るしかない」と話されました。
そして2日目には、夫である牧師について多く触れ、「牧師夫人の悩みは夫人個人の問題ではなく、夫である牧師との関係の中で考えるべきもの。牧師はどこで育つのか、支えられるのか。『恵み』とは何か、ずばり御言葉に打たれること」、「実在の主イエス・キリストが、今日、今おられると知ることだ」と語られました。
「安っぽく救われないように」と言われて、笑ってしまいました。力強いこの講演は、正に、御言葉に触れ、恵みにあることを実感させられるものでした。
また、3人の証しがありました。郷かしこ先生は、「牧師夫人母と私」と題し、お母様を通して「牧師夫人とは何か」を問う、真摯な思いが伝わるものでした。鵜飼栄子さんがご自身の牧師夫人として歩まれた中での苦悩と喜びと感謝を語られ、感銘を受けました。入山静夫さんが義母である白水傳惠(しろうずつたえ)牧師夫人の生涯を語られました。
名取教会の大越美穂さんによる東日本大震災についての報告、にじのいえ信愛荘報告、ハンドベル演奏、腹話術、天候に恵まれた鎌倉散策、分団での語らい、豊かなプログラムでした。
今回は会場の鎌倉教会に大変お世話になりました。閉会礼拝は森研四郞先生による説教で、正に講演内容のように、鎌倉教会での夫妻の働きを思わせるものでした。
この会に参加した者は、今「恵み」をいただき、感謝しました。そうした中でも、教会員が亡くなられ途中で帰られた方、夫の牧師が怪我をしたとの知らせで帰られた方と、現実の試練が迫ります。しかし、「恵みの中に、キリストの救いの中にある」ことを確信しながら歩みたいと思います。
礼拝、講演、証しと、その内容をもっと詳しく知りたいと思われる方は、全国牧師夫人会だより「道のり」第54号、2012年1月発行に掲載しますのでご覧下さい。
(竹澤潤子報/
牧師夫人委員)

 

青木 勇氏(隠退教師)
11年8月7日逝去。76歳。神奈川県に生まれる。’66年東京神学大学を卒業、同年伊豆長岡教会に赴任、上田新参町教会、カルディア会、米沢明星教会、唐津教会を経て、’94年より’95年まで佐賀キリスト教事業団シオンの園に務め、隠退した。遺族は妻・青木美弥子さん。

 
大嶋信二氏(隠退教師)
11年8月15日逝去。88歳。大阪府に生まれる。’55年関西学院大学大学院修了、’56年近永教会に赴任、砥部教会、岸和田東光教会、玖珠教会、松山番町教会、八代教会、九州キリスト教社会福祉事業団を経て、’89年より01年まで武雄教会を牧会し、隠退した。遺族は息・大嶋和さん。

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2025
The United Church of Christ in Japan