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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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創世記18・1~15

2011年11月11日

18:1 主はマムレの樫の木の所でアブラハムに現れた。暑い真昼に、アブラハムは天幕の入り口に座っていた。
18:2 目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。アブラハムはすぐに天幕の入り口から走り出て迎え、地にひれ伏して、
18:3 言った。「お客様、よろしければ、どうか、僕のもとを通り過ぎないでください。
18:4 水を少々持って来させますから、足を洗って、木陰でどうぞひと休みなさってください。
18:5 何か召し上がるものを調えますので、疲れをいやしてから、お出かけください。せっかく、僕の所の近くをお通りになったのですから。」その人たちは言った。「では、お言葉どおりにしましょう。」
18:6 アブラハムは急いで天幕に戻り、サラのところに来て言った。「早く、上等の小麦粉を三セアほどこねて、パン菓子をこしらえなさい。」
18:7 アブラハムは牛の群れのところへ走って行き、柔らかくておいしそうな子牛を選び、召し使いに渡し、急いで料理させた。
18:8 アブラハムは、凝乳、乳、出来立ての子牛の料理などを運び、彼らの前に並べた。そして、彼らが木陰で食事をしている間、そばに立って給仕をした。
18:9 彼らはアブラハムに尋ねた。「あなたの妻のサラはどこにいますか。」「はい、天幕の中におります」とアブラハムが答えると、
18:10 彼らの一人が言った。「わたしは来年の今ごろ、必ずここにまた来ますが、そのころには、あなたの妻のサラに男の子が生まれているでしょう。」サラは、すぐ後ろの天幕の入り口で聞いていた。
18:11 アブラハムもサラも多くの日を重ねて老人になっており、しかもサラは月のものがとうになくなっていた。
18:12 サラはひそかに笑った。自分は年をとり、もはや楽しみがあるはずもなし、主人も年老いているのに、と思ったのである。
18:13 主はアブラハムに言われた。「なぜサラは笑ったのか。なぜ年をとった自分に子供が生まれるはずがないと思ったのだ。
18:14 主に不可能なことがあろうか。来年の今ごろ、わたしはここに戻ってくる。そのころ、サラには必ず男の子が生まれている。」
18:15 サラは恐ろしくなり、打ち消して言った。「わたしは笑いませんでした。」主は言われた。「いや、あなたは確かに笑った。」

2011年11月10日

17:1 アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。
17:2 わたしは、あなたとの間にわたしの契約を立て、あなたをますます増やすであろう。」
17:3 アブラムはひれ伏した。神は更に、語りかけて言われた。
17:4 「これがあなたと結ぶわたしの契約である。あなたは多くの国民の父となる。
17:5 あなたは、もはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。あなたを多くの国民の父とするからである。
17:6 わたしは、あなたをますます繁栄させ、諸国民の父とする。王となる者たちがあなたから出るであろう。
17:7 わたしは、あなたとの間に、また後に続く子孫との間に契約を立て、それを永遠の契約とする。そして、あなたとあなたの子孫の神となる。
17:8 わたしは、あなたが滞在しているこのカナンのすべての土地を、あなたとその子孫に、永久の所有地として与える。わたしは彼らの神となる。」
17:9 神はまた、アブラハムに言われた。「だからあなたも、わたしの契約を守りなさい、あなたも後に続く子孫も。
17:10 あなたたち、およびあなたの後に続く子孫と、わたしとの間で守るべき契約はこれである。すなわち、あなたたちの男子はすべて、割礼を受ける。
17:11 包皮の部分を切り取りなさい。これが、わたしとあなたたちとの間の契約のしるしとなる。
17:12 いつの時代でも、あなたたちの男子はすべて、直系の子孫はもちろんのこと、家で生まれた奴隷も、外国人から買い取った奴隷であなたの子孫でない者も皆、生まれてから八日目に割礼を受けなければならない。
17:13 あなたの家で生まれた奴隷も、買い取った奴隷も、必ず割礼を受けなければならない。それによって、わたしの契約はあなたの体に記されて永遠の契約となる。
17:14 包皮の部分を切り取らない無割礼の男がいたなら、その人は民の間から断たれる。わたしの契約を破ったからである。」

2011年11月9日

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第5回会議 決議事項

日 時 2011年9月9日(金)午前11時~午後5時

会 場 教団会議室

出席者 委員 石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、

稲松義人

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、加藤 誠、大三島義孝、計良祐時、道家紀一

陪席者 邑原宗男(奥羽教区議長)、高橋和人(東北教区議長)、秋山 徹(関東教区議長)、

石井錦一(日本キリスト教保育所同盟)、岸 憲秀(全国教会幼稚園連絡会)、

竹澤知代志(教団新報)、前北未央(救援対策本部スタッフ)、伊東正道(教団出版局)、

桑 満欣(仙台専従スタッフ)、野田 沢(SCF主事)

開 会

Ⅰ.聖書 詩編121編   祈祷 石橋秀雄本部長

Ⅱ.議事日程承認(陪席者承認を含む)

石橋秀雄本部長が別紙資料により議事を進めることと、陪席者の提案をし、これを承認した。

Ⅲ.前回記録承認

雲然俊美書記が第4回会議(2011年8月5日開催)記録を朗読し、一部訂正の上、これを承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.   救援対策委員会報告

(1)緊急救援募金報告

計良祐時幹事が、「東日本大震災緊急救援募金」〔取扱い:社会委員会〕(2011年3月12日~6月30日)の募金収入が、1066件、94,418,359円であったこと、また、内藤留幸総幹事が、9月8日現在で、同募金が1122件、101,734,733円となっていることを報告し、これを承認した。

(2)会計報告

計良祐時幹事が、別紙資料「特別会計 東日本大震災救援対策委員会会計 収支計算書」により報告し、これを承認した。

2.   救援対策本部報告

(1)救援募金報告

計良祐時幹事が、「東日本大震災救援募金」〔取扱い:救援対策本部〕の募金収入が、8月31日現在で46,682,772円となっていることを報告し、これを承認した。

(2)会計報告

計良祐時幹事が、別紙資料「特別会計 東日本大震災救援対策本部 中間収支計算書」(2011年4月4日~8月31日)により報告し、これを承認した。

3.国外募金関係報告

(1) 海外からの献金報告

計良祐時幹事が、海外からの募金について、3月12~31日分として12,191,874円、4月1日~6月30日分として87,646,579円、7月1日~8月31日分として16,405,239円。合計116,243,692円であることを報告した。また、内藤留幸総幹事が、9月8日現在で59件、120,392,491円となっていることを報告し、これを承認した。

(2) 募金趣意書作成に関して

加藤誠幹事が、現在作成中の募金趣意書案を配布して作成状況について説明すると共に、近日中に完成予定であることを報告し、これを承認した。

4.東日本大震災救援対策本部事務局(11号室)報告

加藤誠幹事およびそれぞれの担当者が、別紙資料「東日本大震災救援対策本部 11号室報告」に基づいて以下のように報告し、これを承認した。

(1) 東北教区被災者支援センター「エマオ」報告

桑満欣教師が別紙資料「東北教区被災者支援センター報告」により、主に6~8月の被災地域の状況やボランティア活動の報告のほか、被災者とのつながりを顔と顔が見える関係を築き、被災地ではなく被災者とのかかわりを持ち続けることを願いとしていること、センター専従者の負担の軽減が必要であること、石巻のワーク拠点取得に関する経緯、エマオの働きが全国から集まった個人ボランティアによって支えられていること等の報告をした。

(2) ボランティア関係報告

野田沢教師が、教会・教区・教団の祈りに支えられてボランティア活動がなされていること、学校関係のボランティアが多いこと、人と人とのつながりを大事にしていること、教会・教区・教団関係からのボランティアの参加が望まれること、これからも迅速な対応が求められること等の報告をした。

(3) 事務局(11号室)報告

加藤誠幹事が別紙資料「東日本大震災救援対策本部 11号室報告」により、桜木クリスチャンセンターによる炊き出し、会津放射能情報センターの働き、自殺防止センター進捗状況、牧人会「あだたら育成園」再建整備事業支援陳情、堀川愛生園園舎改築事業補助申請等の報告をした。

5.教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長が別紙資料に基づいて、被災教会の現状および各教会の自己資金の状況、被災者へのお見舞金贈呈のこと、被災地域の復興状況等について報告した。

また、奥羽教区に直接送られてきた支援金等を扱う「東日本大震災教区内被災教会支援会計」における収入合計は43,197,827円(8月末現在)となっているとの報告をした。

(2) 東北教区

高橋和人東北教区議長が別紙資料に基づいて、被災者支援状況、教会救援復興委員会活動(教会建物復興基本方針検討、復興計画策定、教団への要請など)、岩沼教会・福島新町教会・鹿島栄光教会の建物への早期対応の要望等について報告した。

また、東北教区に直接送られてきた支援金等を扱う「東日本大震災教会支援特別会計」における収入合計は68,233,521円(8月末現在)となっているとの報告をした。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長が別紙資料に基づいて、会計報告、各地区報告、被災状況調査報告、水戸自由が丘教会補修工事計画、益子教会補修工事計画等について報告した。また、支援要請額が確定している場合の要請方法(例えば支援要請書の様式など)、および教団における窓口、決定機関等について早急に整えてほしいとの要望を述べた。

6.「東日本大震災緊急シンポジウム」報告

シンポジウム準備委員会から、同シンポジウム参加者数は一日目(8月29日)が250名、二日目(30日)が180名であったことが報告された。

Ⅱ.審議事項

1.支援額基準作成に関する件

教団から被災教会等へ支援するための基準作成について協議した結果、奥羽・東北・関東の三教区議長と教団三役、および本対策本部の財務担当委員(佐久間委員と長崎委員)が集まり、支援に向けての基準作成および支援要請のための様式作成等について検討することとした。

2.具体的な支援に関する件

(1) 早急の支援を要する被災教会への対応について

東北教区および関東教区において早急に支援を決定する必要がある被災教会(東北教区では岩沼教会、福島新町教会、鹿島栄光教会。関東教区では水戸自由が丘教会と益子教会)への対応について審議した結果、支援のための基準を作成した上で支援額を決定することとし、それまではそれぞれ各教区において仮払いをして対応することとした。

(2) 会津放射能情報センターへの支援の件

会津放射能情報センターへの支援に関しては、今後の同センターの活動状況を見た上で、教団としての支援を検討することとした。

(3) 自殺防止センターへの支援の件

自殺防止センターへの支援に関しては、同センターの活動は教団が直接担っているものではないので、教団からは活動費を支援することが妥当であることを確認した。

(4) 堀川愛生園からのTDLツアー(東京ディズニーランド、ディズニーシーほか)の依頼の件

稲松義人委員から、この件については社会事業同盟における関わりの中で支援することができないかを検討してみたいとのことが述べられた。

(5) 教会関係施設へのエアコン設置のための支援の件

福島第一原子力発電所から百キロ圏内にある教会関係施設に対して、エアコン設置関係費用を支援する件について、東北教区作成の資料(「東北教区における教会附属・関係施設 放射線被害と震災被害の支援について」東北教区常置委員会、東北教区教会救援復興委員会。2011年9月7日付)を参考に協議した。

その結果、放射線被害についてはエアコン設置の必要性ということに限らず、除染等も含めて、東北教区では同資料により被害調査を進めること、また、関東教区でも同様に調査をすることとし、それに基づいて被害状況を検討し、それぞれの申請に基づいて支援する方向で対応を進めることとした。

3.旅費規程作成の件

佐久間委員が別紙「日本基督教団 東日本大震災救援対策本部 旅費規程」、「東北教区被災者支援センター 有給スタッフ 旅費規程」および「旅費申請書」を説明し、これを承認した。

4.財務担当委員補充の件

本救援対策本部における財務担当委員の負担が大きいことから、佐久間委員のほかに、財務担当補佐として長崎哲夫委員を加えることとした。

5.「東日本大震災緊急シンポジウム」の報告に関する件

シンポジウム準備委員会から、シンポジウムの報告を本として出版することについて検討してほしいとの提案がなされ、意見交換の後、シンポジウム準備委員会に検討を委ねることとした。

6.「11246祈りの時」に関する件

9月11日午後、大船渡教会にて、東日本大震災から半年を覚えて、祈祷会と礼拝がもたれることを確認した。

7.広報活動に関する件

大村栄委員が「日本基督教団東日本大震災救援対策本部ニュース」(仮称)の原案について説明し、協議の後、次回に継続して検討することとした。

8.NCCとの関係の件

NCCが立ち上げたJEDRO(Japan Ecumenical Disaster Response Office「NCCエキュメニカル震災対策室」)との関わりについて、教団としては宣教協約を締結している海外教団との関わりを大切にすることを確認した上で、大村栄委員がJEDROの運営委員となったことにより、教団としてはNCCとの関係を生かし、JEDROとの関わりをもちながらその動きを注視して行くことを確認した。

Ⅲ.次回(第6回)会議開催予定

2011年10月14日(金)午前11時~午後6時、教団会議室にて開催する。

閉 会  祈祷 大村栄委員

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

15:1 これらのことの後で、主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。「恐れるな、アブラムよ。わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」
15:2 アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」
15:3 アブラムは言葉をついだ。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています。」
15:4 見よ、主の言葉があった。「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」
15:5 主は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」
15:6 アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。

2011年11月8日

13:1 アブラムは、妻と共に、すべての持ち物を携え、エジプトを出て再びネゲブ地方へ上った。ロトも一緒であった。
13:2 アブラムは非常に多くの家畜や金銀を持っていた。
13:3 ネゲブ地方から更に、ベテルに向かって旅を続け、ベテルとアイとの間の、以前に天幕を張った所まで来た。
13:4 そこは、彼が最初に祭壇を築いて、主の御名を呼んだ場所であった。
13:5 アブラムと共に旅をしていたロトもまた、羊や牛の群れを飼い、たくさんの天幕を持っていた。
13:6 その土地は、彼らが一緒に住むには十分ではなかった。彼らの財産が多すぎたから、一緒に住むことができなかったのである。
13:7 アブラムの家畜を飼う者たちと、ロトの家畜を飼う者たちとの間に争いが起きた。そのころ、その地方にはカナン人もペリジ人も住んでいた。
13:8 アブラムはロトに言った。「わたしたちは親類どうしだ。わたしとあなたの間ではもちろん、お互いの羊飼いの間でも争うのはやめよう。
13:9 あなたの前には幾らでも土地があるのだから、ここで別れようではないか。あなたが左に行くなら、わたしは右に行こう。あなたが右に行くなら、わたしは左に行こう。」
13:10 ロトが目を上げて眺めると、ヨルダン川流域の低地一帯は、主がソドムとゴモラを滅ぼす前であったので、ツォアルに至るまで、主の園のように、エジプトの国のように、見渡すかぎりよく潤っていた。
13:11 ロトはヨルダン川流域の低地一帯を選んで、東へ移って行った。こうして彼らは、左右に別れた。
13:12 アブラムはカナン地方に住み、ロトは低地の町々に住んだが、彼はソドムまで天幕を移した。
13:13 ソドムの住民は邪悪で、主に対して多くの罪を犯していた。
13:14 主は、ロトが別れて行った後、アブラムに言われた。「さあ、目を上げて、あなたがいる場所から東西南北を見渡しなさい。
13:15 見えるかぎりの土地をすべて、わたしは永久にあなたとあなたの子孫に与える。
13:16 あなたの子孫を大地の砂粒のようにする。大地の砂粒が数えきれないように、あなたの子孫も数えきれないであろう。
13:17 さあ、この土地を縦横に歩き回るがよい。わたしはそれをあなたに与えるから。」
13:18 アブラムは天幕を移し、ヘブロンにあるマムレの樫の木のところに来て住み、そこに主のために祭壇を築いた。

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