19:41 エルサレムに近づき、都が見えたとき、イエスはその都のために泣いて、
19:42 言われた。「もしこの日に、お前も平和への道をわきまえていたなら……。しかし今は、それがお前には見えない。
19:43 やがて時が来て、敵が周りに堡塁を築き、お前を取り巻いて四方から攻め寄せ、
19:44 お前とそこにいるお前の子らを地にたたきつけ、お前の中の石を残らず崩してしまうだろう。それは、神の訪れてくださる時をわきまえなかったからである。」
19:45 それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、
19:46 彼らに言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』/ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」
19:47 毎日、イエスは境内で教えておられた。祭司長、律法学者、民の指導者たちは、イエスを殺そうと謀ったが、
19:48 どうすることもできなかった。民衆が皆、夢中になってイエスの話に聞き入っていたからである。
1:21 あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。
1:22 しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、御自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるところのない者としてくださいました。
1:23 ただ、揺るぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたがたが聞いた福音の希望から離れてはなりません。この福音は、世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、わたしパウロは、それに仕える者とされました。
1:24 今やわたしは、あなたがたのために苦しむことを喜びとし、キリストの体である教会のために、キリストの苦しみの欠けたところを身をもって満たしています。
1:25 神は御言葉をあなたがたに余すところなく伝えるという務めをわたしにお与えになり、この務めのために、わたしは教会に仕える者となりました。
1:26 世の初めから代々にわたって隠されていた、秘められた計画が、今や、神の聖なる者たちに明らかにされたのです。
1:27 この秘められた計画が異邦人にとってどれほど栄光に満ちたものであるかを、神は彼らに知らせようとされました。その計画とは、あなたがたの内におられるキリスト、栄光の希望です。
1:28 このキリストを、わたしたちは宣べ伝えており、すべての人がキリストに結ばれて完全な者となるように、知恵を尽くしてすべての人を諭し、教えています。
1:29 このために、わたしは労苦しており、わたしの内に力強く働く、キリストの力によって闘っています。
信仰による豊かな交わり
教団出版局の月刊誌『信徒の友』は、1964年4月の創刊、今年創刊50周年を迎えた。各地で『信徒の友』係への感謝、さらなる普及、購読促進を目的とした集会が開催され、事業が計画されている。
『信徒の友』は創刊50周年、一方日本基督教団出版局は、3年後の2017年に創立50年を迎える。つまり、1967年の創設。少し勘定が合わない。
この一事をもってしても、出版局という一部局が『信徒の友』を企画創刊したのではなく、教団が一丸となって生み出したことが分かる。
かつて山北宣久教団議長(当時)は、教団の過去を「荒野の40年」と総括し、大きな議論を呼んだ。「荒野の40年」という評価の是非は知らず、日本人の生活、道徳倫理をも含めた価値観が大きく変えられた激動の時代であったことは、誰も否定出来ないだろう。決して、平和と豊かさをむさぼる惰眠の時ではなかった。少なくとも教会においては。
『信徒の友』は教団と共に、何よりその信徒と共に、この変革の時代を生きてきた。時代の影響を免れうる者は一人もいない。教会も『信徒の友』も、時代の影響下にありながらも、同時に発信し、警告し、福音を伝えてきた。
時代も教会も混乱した時に、福音を守り抜き、信仰を守り抜く力が存在した。力とは、教団・教区・地区の働きは言わずもがな、それよりも一個一個の教会であり、一人ひとりの信徒であった。そして、政治的神学的には意見立場の一致が見出せない時にも、共に立つ広場を提供し、その横のつながりを保つ役割を担ったのが、『信徒の友』であったと自負する。
今、戦後の復興、経済発展を担った所謂団塊の世代が、定年退職期を迎え、日本経済には黄信号どころか赤信号が灯ろうとしている。同時に、教団も教会員の高齢化、若者の教会離れが顕著となり、財政的にも危機がささやかれる。否応なしに、教会もまたこれまで体験したことのない新しい時代を迎えようとしている。
『信徒の友』創刊は、所得倍増が国家目標とされた経済成長の曙光期だった。しかしそれは同時に、戦後のキリスト教ブームの勢いが衰えを見せ始め、若者の教会離れがささやかれる時でもあった。
今、「荒野の40年」が終わろうとしているのか、それとも、人口減少、経済低成長、教会員数減少の、新しき「荒野の40年」が、いよいよ始まろうとしているのか。
次に到来するのはいかなる時代なのか。悲観論楽観論渦巻く中でも、『信徒の友』、そして教団出版局の使命は変わらない。それは教会そのものの使命と全く重なる。
福音宣教の業に仕え、その担い手である信徒一人ひとりに仕えて行くことを使命としたい。
連帯・学び・伝道・憩い
創刊に際して、4つの編集方針が立てられた。それらは50周年を迎えた今も、教会と社会の状況の変化に対応しつつ、以下のように引き継がれている。
1.信徒の連帯性を高めること
日本基督教団には1700余りの教会、伝道所が存在する。大都市にばかりではなく、地方都市や農村、漁村、山村にも立てられている。そうした地方の小さな教会こそがキリストの体の一部であり、かけがえのない存在だ。このような教会の構造・教会論は、他の教派と比べても特徴的であり、教団の教会論の柱の一つとなっている。
『信徒の友』も、この大前提に立って、そこに暮らし、福音の灯を守り続ける信徒の姿と教会を紹介することにより、全国の信徒・教会が共に支え合い、祈り合う教会共同体を作りたいと願っている。
具体的には、支え合い、祈り合うために必要な、全国の教会・信徒の情報を提供することを役割と考えている。
東日本大震災以来、被害を受けた一つ一つの教会、一人ひとりの声に耳を傾け、全国の祈りの輪が広がり、つながることを願って、精力的に取材を続けてきた。
もちろん、今後も継続する。災害報道に限らず、一人の声を全体に届けること、教会と歩み、社会と歩むことが『信徒の友』、ひいては出版局そのものの使命だと考えている。
2.信徒の学びと養い
信徒の成長、養いのために、数々の学びの場を提供してきた。この学びの特長は、どこまでもみ言葉の学びが中心だ。そうであってこそ、山あり谷ありの、平坦ではない信徒の日常生活に、一日一日の励ましと力を与えることが出来ると考えている。
3.福音を伝える
『信徒の友』ひいては出版局の存在目的は伝道だ。信徒一人ひとりもそのために召されている。
一方、時代の変化の中で、人々のニーズは変わり、それに対応するように福音の伝え方も変わってきた。これからも、その時代にふさわしい福音の伝え方について、読者と一緒に考えていきたい。
4.楽しく読めること
「信徒の友」は、信仰総合雑誌として、学びや証しばかりではなく、ホッとできる記事、マンガ、クイズ、投稿コーナーなど、読者が毎号楽しく読めるコーナーの充実も工夫したい。
これからの『信徒の友』について
『信徒の友』では、これまでさまざまな執筆者と一緒に誌面を作ってきた。今後も、それぞれの分野で優れた執筆者を発掘し、共に育っていきたいと願う。また、日本全体が高齢化する中で、地方の教会・信徒は孤立しがちだ。これまで通り、そのような信徒と教会をつなぐ雑誌でありたい。そして一部の喜びが全体の喜びとなり、一部の悲しみが全体の課題となるような読者共同体を実現したいと願っている。
日本の教会の希望の光はそこにあるのではないかと思う。『信徒の友』はその光を届ける雑誌でありたい。(玉川教会牧師)
『信徒の友』創刊50周年記念感謝礼拝・特別講演会
◎日 時 2014年12月6日(土) 午後1時〜3時
*プログラム終了後、茶話会
◎会 場 日本基督教団 富士見町教会
†特別講演会
講師 姜尚中 氏(カン サンジュン)
講演 「平和を実現する人々は、幸いである」
《申込方法》
入場整理券が必要です。FAXまたはハガキ、メールにて、氏名・郵便番号・住所・電話番号、茶話会への参加有無を明記の上、下記へお申し込みください。
日本キリスト教団出版局 『信徒の友』創刊50周年記念企画係
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18
TEL03-3204-0421 FAX03-3204-0457
Email soumu@bp.uccj.or.jp
教団事務局はじめ、三局が大久保に一時移転してから3ヶ月経った。スペースは大幅に減少したが、三局がフロアを共有して実務に当たっている様子は、なお新鮮だ。今号、巻頭報告もそのひとつの成果と言えよう。出版局のご奉仕に感謝したい。▼早稲田には半世紀近くに亘る会館時代に積み重なった資料、それ以前から継承してきた資料が倉庫にも、事務局にも蓄えられてきた。一時移転した事務局には、こう言った資料をすべて運び込むスペースはなく、積み重なった資料を見ることもない。必要なときには、早稲田に保存されている資料を取りに行くことで現状、実務は滞っていないようだ。▼新報も既に電子データ化されている。バックアップのハードディスクが壊れない限り、紙無しでほとんどのバックナンバーを確認できる。▼蓄えられてきた資料は、教団の歴史の一次史料だ。堆く積まれた紙であるかもしれないが、そこには、ひとつの教会、ひとりの教師、学校や関係団体の生きた証が残されている。▼「知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられるように。」フィリピ教会に使徒パウロが奨めたように、信仰による洞察をもって、教会も、資料も、堅持すべきを堅持し、継承しなくてはならないであろう。
第38回総会期第5回宣教委員会は9月3日、戸山サンライズを会場に開催された。
3日の午前中まで宣教委員会の下にある「障がい」を考える小委員会が主催する「第4回『障がい』を考える全国交流会」に合流参加。主題は「牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える」。講師の藤掛明氏(聖学院大学准教授)は、2つのテーマ「牧会者のストレスとメンタルヘルス」「教会とパーソナリティ障害」に具体的事例を紹介しながら決して軽くないこれらの課題を簡潔に語られた。その後、35名の参加者は5つの分団に分かれて、それぞれの持ち場で抱えている課題を分ちあう有意義な時を過ごした。
「全国交流会」を終え、通常の委員会を白戸清委員の奨励により開会。常議員会報告、常設委員会報告、自主活動団体報告を受け、その後、次期総会期申し送り事項に関連する左記の件について協議がなされた。
統一原理問題連絡会報告に統一協会に深く関わった教師の戒規(免職)があった。統一原理問題協議会(2年に一度)には、韓国からの参加者があり、「信教の自由」を巡る議論がなされ、その他学内におけるカルト的集団の活動が報告された。被害者の救出と共にその家族へのケアも大きな課題である。教会乗っ取りという手段に出る最近のカルトの動きを見ると教団に相談室設置は急務と言える。これまで、宣教の課題と言えば社会問題へのアプローチとのイメージが強かった。しかし、「信教の自由」という側面を覚えなければならない。
伝道推進室が設置され活発な活動が展開されている。伝道推進室の継続と現4名の委員を5名とすることを次期教団総会へ提案したい。5月第一日曜日を「学校伝道祈りの日」と定め、教団とキリスト教主義学校との関わりの強化を目指す。「牧会者の課題」と「障がい者の課題」を交互に全国交流会として小委員会主催で開催を継続する。今期開催されなかった「宣教方策会議」を開催し、教団として具体的な宣教方策を打ち立てて行くことが求められている。
次回委員会は、台湾基督長老教会訪問(10/6〜8)となる。田中かおる委員の祈祷を持って終了した。(具志堅 篤報)
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