インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

創世記37・12~24

2014年10月28日

37:12 兄たちが出かけて行き、シケムで父の羊の群れを飼っていたとき、
37:13 イスラエルはヨセフに言った。「兄さんたちはシケムで羊を飼っているはずだ。お前を彼らのところへやりたいのだが。」「はい、分かりました」とヨセフが答えると、
37:14 更にこう言った。「では、早速出かけて、兄さんたちが元気にやっているか、羊の群れも無事か見届けて、様子を知らせてくれないか。」父はヨセフをヘブロンの谷から送り出した。ヨセフがシケムに着き、
37:15 野原をさまよっていると、一人の人に出会った。その人はヨセフに尋ねた。「何を探しているのかね。」
37:16 「兄たちを探しているのです。どこで羊の群れを飼っているか教えてください。」ヨセフがこう言うと、
37:17 その人は答えた。「もうここをたってしまった。ドタンへ行こう、と言っていたのを聞いたが。」ヨセフは兄たちの後を追って行き、ドタンで一行を見つけた。
37:18 兄たちは、はるか遠くの方にヨセフの姿を認めると、まだ近づいて来ないうちに、ヨセフを殺してしまおうとたくらみ、
37:19 相談した。「おい、向こうから例の夢見るお方がやって来る。
37:20 さあ、今だ。あれを殺して、穴の一つに投げ込もう。後は、野獣に食われたと言えばよい。あれの夢がどうなるか、見てやろう。」
37:21 ルベンはこれを聞いて、ヨセフを彼らの手から助け出そうとして、言った。「命まで取るのはよそう。」
37:22 ルベンは続けて言った。「血を流してはならない。荒れ野のこの穴に投げ入れよう。手を下してはならない。」ルベンは、ヨセフを彼らの手から助け出して、父のもとへ帰したかったのである。
37:23 ヨセフがやって来ると、兄たちはヨセフが着ていた着物、裾の長い晴れ着をはぎ取り、
37:24 彼を捕らえて、穴に投げ込んだ。その穴は空で水はなかった。

2014年10月27日

37:1 ヤコブは、父がかつて滞在していたカナン地方に住んでいた。
37:2 ヤコブの家族の由来は次のとおりである。ヨセフは十七歳のとき、兄たちと羊の群れを飼っていた。まだ若く、父の側女ビルハやジルパの子供たちと一緒にいた。ヨセフは兄たちのことを父に告げ口した。
37:3 イスラエルは、ヨセフが年寄り子であったので、どの息子よりもかわいがり、彼には裾の長い晴れ着を作ってやった。
37:4 兄たちは、父がどの兄弟よりもヨセフをかわいがるのを見て、ヨセフを憎み、穏やかに話すこともできなかった。
37:5 ヨセフは夢を見て、それを兄たちに語ったので、彼らはますます憎むようになった。
37:6 ヨセフは言った。「聞いてください。わたしはこんな夢を見ました。
37:7 畑でわたしたちが束を結わえていると、いきなりわたしの束が起き上がり、まっすぐに立ったのです。すると、兄さんたちの束が周りに集まって来て、わたしの束にひれ伏しました。」
37:8 兄たちはヨセフに言った。「なに、お前が我々の王になるというのか。お前が我々を支配するというのか。」兄たちは夢とその言葉のために、ヨセフをますます憎んだ。
37:9 ヨセフはまた別の夢を見て、それを兄たちに話した。「わたしはまた夢を見ました。太陽と月と十一の星がわたしにひれ伏しているのです。」
37:10 今度は兄たちだけでなく、父にも話した。父はヨセフを叱って言った。「一体どういうことだ、お前が見たその夢は。わたしもお母さんも兄さんたちも、お前の前に行って、地面にひれ伏すというのか。」
37:11 兄たちはヨセフをねたんだが、父はこのことを心に留めた。

2014年10月26日

38:1 主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。
38:2 これは何者か。知識もないのに、言葉を重ねて/神の経綸を暗くするとは。
38:3 男らしく、腰に帯をせよ。わたしはお前に尋ねる、わたしに答えてみよ。
38:4 わたしが大地を据えたとき/お前はどこにいたのか。知っていたというなら/理解していることを言ってみよ。
38:5 誰がその広がりを定めたかを知っているのか。誰がその上に測り縄を張ったのか。
38:6 基の柱はどこに沈められたのか。誰が隅の親石を置いたのか。
38:7 そのとき、夜明けの星はこぞって喜び歌い/神の子らは皆、喜びの声をあげた。
38:8 海は二つの扉を押し開いてほとばしり/母の胎から溢れ出た。
38:9 わたしは密雲をその着物とし/濃霧をその産着としてまとわせた。
38:10 しかし、わたしはそれに限界を定め/二つの扉にかんぬきを付け
38:11 「ここまでは来てもよいが越えてはならない。高ぶる波をここでとどめよ」と命じた。
38:12 お前は一生に一度でも朝に命令し/曙に役割を指示したことがあるか
38:13 大地の縁をつかんで/神に逆らう者どもを地上から払い落とせと。
38:14 大地は粘土に型を押していくように姿を変え/すべては装われて現れる。
38:15 しかし、悪者どもにはその光も拒まれ/振り上げた腕は折られる。
38:16 お前は海の湧き出るところまで行き着き/深淵の底を行き巡ったことがあるか。
38:17 死の門がお前に姿を見せ/死の闇の門を見たことがあるか。
38:18 お前はまた、大地の広がりを/隅々まで調べたことがあるか。そのすべてを知っているなら言ってみよ。

2014年10月25日

課題・当日とも準備の差が明らかに

 9月16日から18日にかけて、大阪クリスチャンセンターを会場に、秋季教師検定試験が行われた。

 今回の検定試験の受験者数は、補教師試験22名、正教師試験63名、転入試験2名、計88名であり、この数年で最も多い受験者数となった。広い会場が手狭に思えるほど、多くの受験者(献身者)が与えられ、神に感謝せずにはおられなかった。

 試験全体の印象は次の通りであった。

 まず、提出試験の釈義と説教であるが、全体的に誠実に取り組んだものが多く見られた。釈義も説教も丁寧なものが多く、丹念に準備された努力のあとを見て取ることができた。しかし、「もう一歩踏み込んで、聖書を読んでほしい」と思えるものも多く、聖書を自分のこととして、また教会のこととして、もっと読み取ってほしかったという印象が残った。また、釈義に課題を持つ受験者もいた。中には、釈義と黙想の区別がついていない者や、テキストが置かれている流れをほとんど無視したものもあり、残念であった。釈義がしっかりできている受験者は、その説教にも深みがあり、釈義がいかに重要であるかが分かる。

 筆記試験の印象は次の通りであった。全体として、補教師はよくできていた。しかし正教師は、よく準備して臨んだ者と、そうでない者との差が大きく出た結果となった。「教憲教規および諸規則・宗教法人法」の試験は、補教師、正教師ともにおおむねよくできていたが、宗教法人法への理解が足りない者もいた。旧約聖書神学、新約聖書神学は、今回、特定の聖書箇所だけではなく、全体を問う設問も出題された。その設問の正解率は低く、全体を把握する力が不足している者が目立った。教会史は、各自が準備してきた結果がそのまま反映された結果となった。

 現在、試験の結果、判定が保留となった者たちの再レポート課題の提出、そして採点が行われている。試験の最終結果はそれを経てからとなり、10月28日~30日開催の教団総会において報告・承認される。

 最近の教師検定試験の傾向として、補教師も正教師も、数回に分けて受験する者が多くなってきている。その場合、受験科目を最初から絞り、数回かけて合格する計画のようである。一つは、受験者の高年齢化が進み(今回の最高年齢は80歳を越えていた)、すべてを一度に受験することに困難を覚える者が増えている。確かに、提出試験の量の多さや、筆記試験の科目数の多さは、特に高齢の受験者には大きな負担であろう。このことへの対処は、今後委員会としても議論していかなければならないと感じている。

 また今回から、Cコース認定面接が行われることになった。しかし今回は、希望者がなく、行われなかった。次回は2015年2月26日に行う予定にしている(2面公告参照)。希望する者は、早めに事務局まで問い合わせていただきたい。(鷹澤 匠報)

 

講 評

 秋季の検定試験では正教師となろうとする方々が多く受験されます。すでに一定の期間、御言葉を取り次ぐために働いてきた中で、教会に委ねられている聖礼典を執行する立場に着くことの意味を思い巡らしてこられたことと思います。

 このたびの試験で提出を求めた説教のテキストは、表面上とっつきにくいところがあるかもしれませんが、実はまさに教会においてこそ深い喜びをもって語ることができ、また聴くことが出来る典型的なところです。わたしたちに行使することを求められている事柄を、救いの恵みに照らして素直に感謝しながら語ればよいからです。

 註解書や研究書に振り回されるのではなく、それらを主体的に読みこなし、祈りつつ謙虚に福音を聴き取る。それを明確に語り続けて教会を建てていく。そこに教師の大切な役割があります。祝福を祈ります。

38総会期教師検定委員長  渡部和使

 

2014年秋季・正教師検定試験問題

教憲教規および諸規則・宗教法人法(60分)
次の2題に答えてください。
 1.教会・伝道所が教師を招聘する場合に必要な手続きについて、「教憲教規および諸規則」の該当箇所を挙げて述べてください。
 2.「宗教法人法」の規定に基づく法人教会として、個人から土地、建物等の財産の贈与または遺贈を受ける場合の取り扱いについて、述べてください。
旧約聖書神学(60分)
 1.次の問題に答えてください。
旧約聖書における「神顕現」の諸形態とその変遷について
 2.次の3題のうちから2題を選んで答えてください。
  ①ヨシヤの宗教改革と特にその影響について
  ②詩編における「王の歌(詩)」について
  ③旧約聖書の黙示文学または黙示思想について

新約聖書神学(60分)
 次の問題にテキストを挙げて答えてください。
  新約聖書における「神の子」告白について、述べてください。
 次の2題の内から1題を選んで、答えてください。
 1.パウロ書簡の「自由」の理解について、述べてください。
 2.エフェソの信徒への手紙における教会論について、述べてください。

教会史(60分)
 次の5題のうちから3題を選んで述べてください。
 1.ニカイア信条における「アナテマ」について
 2.十字軍について
 3.「二王国説」について
 4.モラヴィア派について
 5.日本基督教団における会派問題について

 この一日が、その人にとってこれからの10年、20年先に影響を及ぼす一日であったとしたら、どれほどこの一日は重要な日になるだろうか。たった数分揺れた地震、その日、その時に起こった土砂崩れ、噴火。大きな被害を受けた人、家族の10年後、20年後、また一生を左右した。▼2012年に有志団体が協力して行なった教会中高生・青年大会と、この夏、教団主催にてほぼ半世紀ぶりに開催することのできた大会、二つの大会の集合写真を見比べてみた。2012年、270名。2014 年、370名。大きな教会の一主日の礼拝出席者分ほど増えた参加者たちの写真は、一人ひとりの顔が判別しがたいほどに大きな会衆となった感じがした。あの一日、あの大会が、参加した中学生、高校生たち、青年たちのこれからを励ますものであったなら幸いだ。▼教団総会を迎える。これまでの2年を反省しこれからの2 年を展望する。しかし、2年毎の短期的な反省と展望を繰り返すわけではない。プロテスタント日本伝道150年、宗教改革500年、キリスト教伝道2千年を負ってのこれまでである。この一日は、この歴史の最先端であり、またこれからの10年、20年、もっと先のはじまりの一日だ。千年といえども御目には昨日が今日へと移る一時にすぎない。このことを謙虚に覚えたい。

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan