インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

マルコによる福音書14・1~11

2016年3月14日

14:1 さて、過越祭と除酵祭の二日前になった。祭司長たちや律法学者たちは、なんとか計略を用いてイエスを捕らえて殺そうと考えていた。
14:2 彼らは、「民衆が騒ぎだすといけないから、祭りの間はやめておこう」と言っていた。
14:3 イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事の席に着いておられたとき、一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持って来て、それを壊し、香油をイエスの頭に注ぎかけた。
14:4 そこにいた人の何人かが、憤慨して互いに言った。「なぜ、こんなに香油を無駄遣いしたのか。
14:5 この香油は三百デナリオン以上に売って、貧しい人々に施すことができたのに。」そして、彼女を厳しくとがめた。
14:6 イエスは言われた。「するままにさせておきなさい。なぜ、この人を困らせるのか。わたしに良いことをしてくれたのだ。
14:7 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときに良いことをしてやれる。しかし、わたしはいつも一緒にいるわけではない。
14:8 この人はできるかぎりのことをした。つまり、前もってわたしの体に香油を注ぎ、埋葬の準備をしてくれた。
14:9 はっきり言っておく。世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」
14:10 十二人の一人イスカリオテのユダは、イエスを引き渡そうとして、祭司長たちのところへ出かけて行った。
14:11 彼らはそれを聞いて喜び、金を与える約束をした。そこでユダは、どうすれば折よくイエスを引き渡せるかとねらっていた。

2016年3月13日

12:20 さて、祭りのとき礼拝するためにエルサレムに上って来た人々の中に、何人かのギリシア人がいた。
12:21 彼らは、ガリラヤのベトサイダ出身のフィリポのもとへ来て、「お願いです。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。
12:22 フィリポは行ってアンデレに話し、アンデレとフィリポは行って、イエスに話した。
12:23 イエスはこうお答えになった。「人の子が栄光を受ける時が来た。
12:24 はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。
12:25 自分の命を愛する者は、それを失うが、この世で自分の命を憎む人は、それを保って永遠の命に至る。
12:26 わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」
12:27 「今、わたしは心騒ぐ。何と言おうか。『父よ、わたしをこの時から救ってください』と言おうか。しかし、わたしはまさにこの時のために来たのだ。
12:28 父よ、御名の栄光を現してください。」すると、天から声が聞こえた。「わたしは既に栄光を現した。再び栄光を現そう。」
12:29 そばにいた群衆は、これを聞いて、「雷が鳴った」と言い、ほかの者たちは「天使がこの人に話しかけたのだ」と言った。
12:30 イエスは答えて言われた。「この声が聞こえたのは、わたしのためではなく、あなたがたのためだ。
12:31 今こそ、この世が裁かれる時。今、この世の支配者が追放される。
12:32 わたしは地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せよう。」
12:33 イエスは、御自分がどのような死を遂げるかを示そうとして、こう言われたのである。
12:34 すると、群衆は言葉を返した。「わたしたちは律法によって、メシアは永遠にいつもおられると聞いていました。それなのに、人の子は上げられなければならない、とどうして言われるのですか。その『人の子』とはだれのことですか。」
12:35 イエスは言われた。「光は、いましばらく、あなたがたの間にある。暗闇に追いつかれないように、光のあるうちに歩きなさい。暗闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのか分からない。
12:36 光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」

2016年3月12日

 第39総会期第5回常議員会は、2月15・16両日、富士見町教会会議室で30人全員が出席して開催された。保科隆常議員による開会礼拝後、議事に入り、沖縄教区を除く16教区の議長、議長代理が陪席した。

 総幹事報告で、長崎哲夫総幹事は、前回常議員会で浮上した教会への社会保険強制加入問題について、「他の宗教団体と協力して、日本年金機構に折衝して行くことを申し合わせており、全日本仏教会と厚生労働省との『強制加入の一時停止協議』に注目している」とした。また、「日本キリスト教会館耐震・改修工事は順調に進み、3月11日から13日に事務局3局は、移転再入居する予定。15年度伝道資金の負担金納入額は、5868万9000円で、申請決定額は、5428万3000円、執行率94%、1教区分が保留となっている」と報告した。

 総幹事報告を巡る議論の中で、マイナス金利の教団財政への影響を問われた籔田安晴年金局理事長は、「マイナス金利は個人預金には適用されないが、法人は検討対象となっている。年金局が所有する7億円の国債は、現在1%の利子が付いており、700万円の減収となる。定期預金の委託手数料と合わせ、来年以降800〜900万円の減収が予想される。昨年、外債投資枠を増やしたが、為替リスクがあるので慎重に運営して行きたい」と答えた。

 また、報告中の国際青年会議についての質問に対し、秋山徹実行委員長は、「17年3月28日〜31日、京都・関西セミナーハウスで開催する教団主催の会議で、14年3月の仙台での国際会議の精神・課題を継続し次の世代への継承を図る集大成の会議」と説明した。

 救援対策本部報告では、10億円の東日本大震災国内募金は、15年3月末、終了宣言を出したが、救援対策本部は17年3月まで活動を続けるので、募金口座は継続している。1月末現在の募金は、10億1995万6336円で、昨年4月以来、1467万円増となった。エマオ石巻は、教団専従者が3月末退職するが、新任者を求めて活動を継続することが報告された。

 宗教改革500周年記念行事について、岡村恒準備委員会委員長は、「17年8月9日〜11日、軽井沢・恵みシャレーで全国中高生大会を開催する。全国青年大会は、日時未定だが、青山学院で、500周年記念礼拝は、17年6月22日開催する」と報告した。伝道推進室報告で、岩田昌路書記は、「推進室が専任幹事を置く」ことを要望した。
(永井清陽報)

 

会館耐震工事終了予定を報告
 いよいよ耐震工事も完了し、常議員会終了直後の2月19日に引き渡し予定となっているキリスト教会館工事について、「会館問題特別委員会報告」ならびに、「日本キリスト教会館耐震・改修工事報告の件」の両議案が用意され、報告、議論がなされた。

 まず、委員会報告の中で、工事の進捗状況について、すでに1月18日の段階で、ヴォーリス建築事務所による内部完了検査が行われ、「地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する水準にあることを証明いたします」を内容とした『耐震証明書』が発行されていることが報告された。

 次に、再移転入居工事計画案について検討し、それぞれが承認されたことが報告された。具体的には、3、4階部分のオーナー工事費総額の見積もり3402万円(事務局負担分2544万4800円、出版局負担分759万2400円、年金局負担分98万2800円)が承認されたこと、現在3局が入居する大久保ビル原状復帰工事見積もりが740万~766万であること、追加工事費として電気増設経費について126万8000円を教団が負担することを承認したこと、タイルカーペット張替え工事見積もり額47万5200円を承認したことが報告された。

 加えて、一時移転関係費支出合計額が2億74万4068円であるが、取り崩し額等の収入が1億9151万5451円であり、922万8617円の不足となっている。5月に保証金が1037万4000円戻ってくるが、4月には1960万2617円の不足となることが予想される状況である。そのための手当てとして、宣教研究第一資金を廃止し、経常会計に繰り入れることを常議員会に再提案することが承認されたことが報告された。

 議場から、会館入居状況の全体像が把握できるような報告が必要との意見があった。長崎哲夫総幹事から、改修後の会館のどの部屋にどのような団体が入居するのかが説明された。なお、現時点で2室が空室であることもあわせて説明された。この説明に対し、入居予定の一団体について問い合わせがあったが、信頼できる団体であるとの返答であった。

 その他、会計について、アバコへの1500万円の貸付とあることへ質問があり、道家紀一幹事より、「この貸付は会館管理組合で処理をしている事柄である」と資料を明示しつつ説明がされた。両報告は賛成多数で承認された。

 なお、一時移転関係費の不足分については、その後「宣教研究第一資金廃止に関する件」ならびに「2015年度教団歳入歳出予算第3次補正に関する件」において議論された。

 出版局の移転費用や、伝道推進室の活動費用等にも廃止となった宣教研究第一資金を充当させるようなことも考えたらどうか、等の意見が出されたが、廃止となった宣教研究第一資金が一部、一時移転関係費の不足分に充てられることとなった。(小林信人報)

 

宣教第一資金廃止、経常に繰り入れ
 常議員会、財務に関することとして、主に、「宣教研究第一資金廃止に関する件」、「2015年度第3次補正予算案」が協議された。

 宣教研究第一資金廃止議案では、本資金を廃止し、経常会計に繰り入れ、会館耐震・改修工事費用および、一時移転関係費用の支払いに充てることが承認された。

 提案理由として、資金の経緯が述べられた。信徒の指定献金によって設けられた本資金は、教団の基本的データ作成、「教団資料集」、「聖書注解書」の発行等によって運用されて来たが、注解書刊行について生じた諸課題に解決の見通しが立ち、宣教委員会としては本資金の運用は行わないこととしたことが35総会宣教委員会報告に記されていた。

 議案に対し、「一部を伝道推進室のために用いてはどうか」との意見があった。雲然俊美書記は、「三役は、工事費に用いることが、現在の教団の宣教に重要なことと考えた」と告げ、愛澤豊重予算決算委員長は、「今常議員会で提案されている、伝道幹事専任が通った場合の人件費、活動費等を考えると、全額繰り入れるのが良い」と述べた。

 議案について、「少しずつ用いるより、教団の重要なことに用いる方が、献金者の意向に沿う」、「会館改修は教団の宣教の基盤を整えるための費用」等、賛成意見が述べられた。

 「第3次補正予算」では、主に会館移転再入居費用と出版局への貸付金が提案された。事業活動収支の部では、収入において、宣教研究第一資金の廃止により、2819万6521円繰入、支出において、会館事務局所有部分の内装工事により1897万5710円増、再入居移転費により、233万5900円の増等。投資活動収支の部では、収入において、「積立預金取崩収入」で、会館内装工事費、電気増設追加工事費のため2452万6000円増、支出において、「収益事業出資金」で、出版局再入居移転費79万3364円を出資、「基本財産取得支出」で、会館の電気増設追加工事費増(126万8000円)、什器備品購入により、460万8390円増、出版局内装工事のための700万円の貸付等。

 議案に対して、「宣教研究第一資金廃止による繰り入れが、当初の見積もりより増えたことをふまえ、出版局の貸付を減額することは出来ないのか」との質問があった。愛澤予算決算委員長は、差額は剰余金として次年度に繰り入れるのが基本としながら、増加する人件費、事務費の手当てをつけるための必要性を述べた。貸付については、毎年、出版局に出資金の支出があることに触れ、経営努力を要望した。

 竹澤知代志出版局長は、再入居に当たって、什器の更新は諦め、内装も変えないことを告げ、「経常的な経営において黒字化することが使命であり、それが困難になる負担は減らしたい」と述べた。長崎哲夫総幹事は、700万の貸付については、次月の常任理事会で改めて予算決算委員会に依頼の文書を出すことになっており、「決まった上での話ではない」と述べた。賛成多数で承認された。(嶋田恵悟報)

将来構想検討委報告で論議
 教団将来構想検討委員会の佐々木美知夫委員長は、8回に及んだ委員会を踏まえた答申中間報告を行った。佐々木委員長は、3頁にわたる中間報告で、「信徒の高齢化、若年層減少、伝道不振、財政の逼迫が更に深刻化する状況がある」とし、「教団が一定の方向性を見出し、新しい局面を描き出せる態勢を取ることが必要」との答申の基本的姿勢を明らかにした。

 中間報告は、教団の現状が、「現住陪餐会員20名以下の教会・伝道所は535で、教団全体の31・2%。教区別に見ると、55・6%を筆頭に9教区で著しい」として、教区名を列挙し、「信徒の高齢化は、伝道と教会形成に大きな影響を及ぼす」としている。

 報告は更に、「過去10年間で教団の現住陪餐会員は約1万2千人減、礼拝出席6千人減、経常収入17億円減。1年の平均受洗者数1369名は、それ以前10年間の平均1871名に比べ502名減」と警鐘を鳴らす数字が続いている。佐々木委員長は、「現状を詳しく見ると、危機意識を持たざるを得ない。将来に向けて、グランドデザインを描くことが必要で、このまま推移すると、現在の教師の10〜15%が困難な状況に陥る」と述べた。

 この中間報告に対し、様々な意見、質問が相次いだ。「方策ばかり出ているが、新たな教会論を模索しているのか」(宮本義弘常議員)。佐々木委員長は「委員会はそこを目指してはいない。一つでも事を前に進めるための構想である」と答えた。

 「外国の教会とどう連携するのかという視点がない。世界中の他教団とどう関わるのか」(秋山徹関東教区議長)。

 「確かに、20名以下の教会が半数だが、『小さな町にも教団の教会があり、群れがある』ことを恵みととらえている。苦闘している教区に、新たに変われというのは乱暴だ」(小西望東北教区議長)。これに対し、佐々木委員長は「数字は突き付けられている現実。教団全体で捉らえることは重要」と答えた。

 「使命を強調しながら、教勢を最重要視している。使命は教勢を超えたものではないのか」(小畑太作西中国議長)。

 「将来構想委員会だから、いろいろな構想があってもいいが、将来がないという展望は、委員会の名にそぐわないのではないか」(長山信夫常議員)。

 審議は、夕食後も続開して、1日目議事の大半の時間を費やす長時間の論議となったが、その一つの理由が、佐々木委員長の報告終了を待ち兼ねたように手を挙げた松井睦宣教研究所委員長の「昨年12月、委員会5人全員が、石橋秀雄議長の反対を押し切って、沖縄を訪問したのは何故か」という質問だった。

 佐々木委員長は「委員会として訪問した訳ではない」と答えたが、議場が納得せず、委員の一人、岡本知之常議員は「教団にとって沖縄教区との関係は重要なので、沖縄を訪問したいとかねてから思っていた」と述べ、石橋議長は「委員全員が行くのは影響が大きいので反対と言った」と説明した。発言の応酬の中で、委員5人全員が沖縄を訪問し、牧師数人と懇談したが、公費支出の委員会出張ではなく、私費旅行であることを了承して、長時間に及んだ将来構想検討委員会報告は、挙手多数で承認された。(永井清陽報)

 

総幹事選考、従来通りの手続きにて
 2日目、議事日程の最後に挙げられたのは「総幹事選考委員会設置」(提案者・北紀吉常議員)だった。次期総幹事選考のため常議員会のもとに委員会設置を求める提案であった。

 石橋議長は、議案上程前に議案の取扱いについて諮った。「教規50条②の規定を尊重して、慣例どおり現議長による推薦、常議員会承認、教団総会にて選任決定することを先議してもらいたい」と述べた。

 提案に対し「関連議案として設置案も上程して議論すべき」「議事日程どおり取扱うべき」と取扱いに反対する意見、「慣例がだめならば新しい提案をすべき。両案は横並びではない」とする賛成意見が述べられ、また既に両案について実質的に内容審議となる意見なども述べられた。

 雲然書記は議論を整理して「議事日程に載せられることで議案となるが上程は議長の権限に属する。議長提案の取扱いについてまず賛否を諮ってもらいたい」と述べ、挙手による採決となった。議長提案について諮ることが30名中16名の賛成で先議と決まった。

 議長案に対して北常議員は「選考委員会には信徒委員も加わっており広い意見を集め、選考の透明性が確保できる。厳しい時代のため最善の人選が可能となる。委員数が偶数なのは全会一致による選考を考えてのことである」と慣例による選考に反対した。「知恵を集め相談し人選することが次期議長、教団のためになる」(藤掛順一常議員)、「議長推薦には常議員会で意見を述べることができる」(岡田義信常議員)、「慣例に賛成するが規則との整合性を重んじてもらいたい」(長山信夫常議員)、「慣例を新しく変えることのリスクがある」(高橋和人常議員)等の意見が述べられた。

 無記名投票による採決となり、議長は採決に加わらず、29名中賛成18票、反対10票、白票1票で、慣例どおり議長による推薦が常議員会に諮られることとなった。

 また、西中国教区提案「軍事基地撤去取り組み推進」には45分ほど審議時間を割き意見が交わされたが、賛成1名で否決された。同じく西中国教区提案「『合同のとらえ直しと実質化』特設委員会設置」は賛成無く否決された。(新報編集部報)

 今総会期の第四回世界宣教委員会が1月29日に行われた。

 会議の中で、ブリュッセル日本語プロテスタント教会後任牧師に関する件で、候補者の川上寧教師・川上真咲教師の面接を行い、両牧師を派遣することが可決された。また、アメリカ・パイン合同メソジスト教会の後任牧師の件では河合望教師の面接を行い、同教師を派遣することが可決された。

 在外教師の教団年金に関するアンケート調査を行った結果を受けてこれを検討した。在外教師は教団年金の手続きなどは個人の責任において行わなければならない。しかも派遣されている国や教会がおかれている事情によって違いがあり、これまで教団としてもしっかりと把握できていなかった面がある。年金のことは教団としても把握しておく必要があることが確認された。

 また、これまで在外教師の活動報告が教団総会でなされることはなかったが、近年、世界宣教への関心が薄れて来ていることに鑑みて、在外教師の働きを教団全体で覚えることが必要ではないかと意見が出された。そのために本年10月に開催される教団総会に在外教師を1人招いて、活動報告を受ける時間を取ってもらうように常議員会に提案する案が可決された。(吉岡光人報)

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan