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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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ヨハネの手紙一3・1~10

2024年12月28日
御父がどれほどわたしたちを愛してくださるか、考えなさい。それは、わたしたちが神の子と呼ばれるほどで、事実また、そのとおりです。世がわたしたちを知らないのは、御父を知らなかったからです。愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。御子にこの望みをかけている人は皆、御子が清いように、自分を清めます。
罪を犯す者は皆、法にも背くのです。罪とは、法に背くことです。あなたがたも知っているように、御子は罪を除くために現れました。御子には罪がありません。御子の内にいつもいる人は皆、罪を犯しません。罪を犯す者は皆、御子を見たこともなく、知ってもいません。 7子たちよ、だれにも惑わされないようにしなさい。義を行う者は、御子と同じように、正しい人です。罪を犯す者は悪魔に属します。悪魔は初めから罪を犯しているからです。悪魔の働きを滅ぼすためにこそ、神の子が現れたのです。神から生まれた人は皆、罪を犯しません。神の種がこの人の内にいつもあるからです。この人は神から生まれたので、罪を犯すことができません。神の子たちと悪魔の子たちの区別は明らかです。正しい生活をしない者は皆、神に属していません。自分の兄弟を愛さない者も同様です。

⑴出身地 ⑵信仰歴(受洗日、教会、授洗牧師名)

以下より選択して自由に
☆趣味
☆愛誦聖句・愛唱讃美歌
☆長所・短所

◎50音順

稲松義人(いなまつよしと) 東海教区 遠州栄光教会
⑴兵庫県
⑵1972年12月24日、西神戸教会、ノーマン・パースンズ宣教師(協力牧師)
☆好きなことは、子どもたちの風景をながめること
☆「これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない」(マタイによる福音書18・14)、讃美歌(54)・532番(ひとたびは死にし身も)
☆長所・短所=忍耐強い方だと思うが、優柔不断。

河田直子(かわだなおこ) 東中国教区 蕃山町教会
⑴香川県
⑵1986年12月21日、蕃山町教会、秋山徹牧師
☆裏千家茶道(下手の横好き)。西欧の美術館や教会への個人旅行。ルシア・ベルリンを読むこと。
☆イザヤ書43章、フィリピの信徒への手紙3・13〜14、讃美歌=たくさん
☆長所は見つかりません。短所は、すぐ後悔するくせに、人に厳しく、自分に甘いところ、などなど。

境 和彦(さかい かずひこ) 東京教区 富士見町教会
⑴奈良県生駒市
⑵1994年4月3日、倉敷教会、田井中純作牧師
☆趣味は仕事(自社の経営以外に他社の社外取締役や監査役も兼任、中小企業団体で活動)
◎ヨシュア記1・9「わたしはあなたに命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたがどこへ行くにも、あなたの神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」

佐久間文雄(さかい ふみお)関東教区 志木教会
⑴東京都
⑵1960年5月15日、国際基督教団代々木教会、吉本斗川牧師
☆ゴルフ・麻雀・カラオケ
☆マタイによる福音書28・19「だから、あながたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」、讃美歌(54)・379番「見よや十字架の旗たかし」
☆長所=何事にも真摯に取り組むこと 短所=気が短いこと

中嶌暁彦(なかじま あきひこ)西東京教区 八王子教会
⑴東京都
⑵1987年4月19日、 八王子教会、金井俊宏牧師
☆鉄道模型、日本画をみるのが好きです。
☆出エジプト記3・14「わたしはある。わたしはあるという者だ」、讃美歌(54)・515番
☆長所はなし
 短所は短気、怒りっぽい(江戸っ子)
◆歌人です、歌を詠み嗜んでいます。

髙花富夫(たかはな とみお) 東京教区 柏教会
⑴埼玉県幸手市
⑵1967年12月24日、東調布教会、小出忍牧師
☆これまで、心がけたことは、主日礼拝を守り、聖書に親しみ、祈り(主との会話)を持って日々歩むこと。主なる神様はいつも共に歩んで下さるという信仰。
☆マタイによる福音書6・25〜34、7・24〜27、ローマの信徒への手紙8・28、詩編37・4

土屋芳子(つちや よしこ)東海教区 長野県町教会
⑴長野県須坂市
⑵1976年7月4日、中野桃園教会、塚田孝牧師
☆趣味はお菓子作り、6人の孫がにこにこしながら食卓を囲む光景は至福の喜び、感謝のひとときです。
☆私の長所は明るく前向きでくよくよしないことです。どなたとでも話ができ、相手の話をよく聞くことができます。短所は、夢中になると周りが見えなくなることです。

豊川明夫(とよかわ あきお)関東教区 越谷教会
⑴東京都
⑵1987年6月7日、越谷教会、石橋秀雄牧師
☆競歩(今年の全日本マスターズ年代別3位入賞)。詩吟(耕象流師範)。浦和レッズサポーター(30年間ホームの試合ほぼ全部観戦)。教会のホームページ作成(約30教会作成)。
☆ヨハネによる福音書16・33、讃美歌(54)・191番
☆長所=明るい
 短所=せっかち

髙橋嘉男(たかはし よしお)東北教区 名取教会
⑴宮城県名取市
⑵1989年12月24日、名取教会、西間木一衛牧師
☆魚釣り
☆ローマの信徒への手紙5・3〜5「わたしたちは知っているのです。苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことはありません」、讃美歌(54)・39番、355番、368番、385番、讃美歌21・419番、多数。
☆長所=几帳面
 短所=短気なところ

宮本 修(みやもと おさむ)大阪教区 千里丘教会
⑴大阪府吹田市
⑵千里丘教会にて、1964年3月29日に大井尚牧師より受洗。以降もずっと千里丘教会にて、信仰生活を送る。
☆音楽(コーラス)
☆コリントの信徒への手紙二4・16〜18、讃美歌21・580番「新しい天と地を見たとき」
☆長所=特に無し  短所=せっかち

守安久美子(もりやす くみこ)東京教区 船橋教会
⑴宮城県仙台市
⑵1976年12月19日、仙台五橋教会、西堂昇牧師
☆「あなたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたを選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと」(ヨハネによる福音書15・16〜17)、讃美歌21・91番、初めて教団総会に出席した時に最後に賛美した曲でした。気持ち新たに送り出されました。

本城勇介(ほんじょう ゆうすけ)神奈川教区 鎌倉雪ノ下教会
⑴神奈川県藤沢市
⑵1970年9月6日、単立自由が丘教会(名古屋市千種区)、羽鳥純二牧師
☆ローマの信徒への手紙7・18〜8・2が座右の聖句です。ロマ7章後半「内在する罪の問題」は、「イエス・キリストの真実によって」既に義とされた者が、なお罪に悩む姿を描きます。そこに現在の自分の姿が重なります。そしてそれは、「今やキリスト・イエスにある者は罪に定められることがない」(8・1)に一気に進み、そして8章のロマ書の頂点に到ります。

村瀬明子(むらせ めいこ)中部教会 半田教会
⑴愛知県
⑵1987年4月19日、半田教会、篠田潔牧師
☆趣味は、ガーデニングです。朝夕の水やり、草取りをしながら、また、冬景色の中で芽を出す草花を見るたびに、その生命力に驚かされます。そんな時、聖句が思い浮かびます。「だから、明日のことまで思い悩むな」(マタイによる福音書6・34)と。心癒されるひと時を大切にしています。

☆長所=老いた両親に育てられたせいか、気長に待てること。
 短所=意外と怖がり(特に爬虫類。小学生のころ登校中の道に蛇が這っているのを発見。友達はよけて通っていったけれど、私はその道がどうしても通れず、違う道を行き、危うく遅刻しそうになったことがあった)

教団総会を振り返り、様々な意見が

 第1回常議員会が12月9〜10日、教団会議室で常議員30名中29名が出席して開催された。

 今総会期最初の会議であることを受けて、雲然俊美議長が挨拶し、その中で、開催方法について、常議員は原則対面、事情がある場合は事前に了解を得てオンラインも可とすること、陪席者は報告がある場合は対面、その他はオンラインとすること等を告げた。

 第43回教団総会に関する件では、黒田若雄書記が「議決事項メモ」に沿って報告した後、様々な意見が出された。多くの議案が審議未了廃案になったことについて、選挙の時間を短くする方法を検討すべきとの意見があった。総会最初に「上程しない」とした議案があったことについて、上程をした上で「取り扱わない」として議場の判断を仰ぐという形にすべできであった等の意見があった。また、総会の中で、教師検定試験は、信じていないことを信じているとしなければ通らないという趣旨の発言、教団の中に憎しみや嫌悪感があるとの発言、また、聖書を神の言葉と信じず、信仰告白を否定するような発言があり、心を痛める議員がいたことを指摘し、悔い改めるべきこととの意見があった。この扱いについては常議員から様々な意見が述べられ、三役からの提案により、「発言録を用意し、7月の常議員会で協議する」ことを承認した。

 総幹事報告の中で、網中彰子総幹事は、総会費用について、「会場費2420万円、議案書・資料の印刷費と送付料700万円」であったこと、前総会期で終了した「伝道推進室」の働きの内、「日本伝道の推進を祈る日」、「全国伝道推進献金」は継続していること、出版局について、前総会期に決した3000万円の融資については、銀行の融資担当者から返済に向けた業務改善について尋ねられるようになり、厳しい状況に入ったこと等を報告した。

 総幹事報告の中で、中部教区が作成した、能登半島地震1年を覚えての「祈りのしおり」が配布され、加藤幹夫中部教区議長は「1月1日、16時10分に祈りを共に合わせて欲しい」と述べた。

 2025年8月にアジア・太平洋戦争後80年を迎えるにあたり、常議員会において「戦後80年にあたって平和を求める祈り」を作成し公にすることを可決、原案の作成を、小堀康彦、岸憲秀、土屋芳子各常議員に付託した。「光復節80年であることも受け止め、悔い改めをもって取り組むべき」、「戦中・戦後の教団の歩みについての歴史検証を行い、罪責の告白という視点をもって祈りをささげるべき」等の意見があった。

 大三島義孝幹事(宣教・社会・教育・予算決算各委員会および財務)を継続して任用すること、第44回教団総会を、2026年10月27〜29日、ホテルメトロポリタンで行うことを可決した。

(新報編集部報)


協議会「常議員会運営方針および課題と取り組み」

 一日目の議事終了後に「第43総会期常議員会運営方針および課題と取り組み」と題して協議会が開かれた。まず雲然俊美議長が発題を行った。その中で議長は、常議員会の運営方針として、常議員が常に教団の教会や教区、関係学校等を祈りをもって支えること、教団の歴史や直面する諸課題を把握し活発な審議をすることを求めた。

 次に雲然議長は今期常議員会の課題と取り組みとして⑴能登半島地震被災教会会堂再建支援活動、⑵教団出版局業務・経営改善、⑶教団機構改定、⑷教団財政問題、⑸沖縄教区との関係回復、⑹「教憲・教規から導き出される日本基督教団の教師論」(仮称)活用、⑺伝道資金制度運用上の課題の検討、⑻部落解放センター会計の検討、⑼セクシュアル・ハラスメント相談窓口および対応手順の検討、⑽内外諸教会・その他との関係、以上を挙げた。

 ⑴は、前総会期常議員会で継続が承認された「2024年能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会」が主体となって取り組む。⑵については、常議員会、責任役員会、出版局理事会それぞれの役割と責任を明確にしながら密に連携し、経営改善の取り組みを速やかに実行する。⑶では、機構改定検討委員会を設置し、教団の一体性を確認した第43回総会の議決に基づく改定案を作成し常議員会で検討する。⑷は、予算決算委員会と責任役員会で教団会計の執行状況の把握、中長期的なあり方の検討を求めた。⑸については、これまでは三役の責任範囲で取り組んできたが、これからは常議員会にも報告し意見を求めていく。

 ⑹については、教団における有効的な活用の仕方を検討する。⑺は、規則の見直しを求める意見があることを踏まえ、課題について検討する。⑻では、教団からの繰入金の扱いや特別会計の設置等、課題のある会計のあり方に教団としてどう関わっていけるかを検討する。⑼については、現行規則では対応できていないので検討を行っていく。⑽は、関係のあり方を検討し、特に台湾基督長老教会との関係を強固なものにしていく。

 発題を受け「10項目に優先順位はあるか」という質問に議長は「⑴〜⑸は前総会期からの申し送りのため速やかに進めたい」と述べた。

 機構改定については「44回総会に改定案を提出するのか」という質問に議長は「総会議員数と常議員数の削減と委員会再編だけでも提案したい」と答えた。

 沖縄教区との関係回復については「第33回総会ばかりにこだわらず教団紛争の総括も含めてやらないとぼやける」という声も上がった。

(米山恭平報)


出版局機構改定 出版局長代行を網中総幹事が兼務

 「出版局長代行に関する件」では、今総会期において、すみやかに出版局の業務・経営改善の取り組みを進めるために、網中彰子総幹事が出版局長代行を兼務することを可決した。なお、職務内容や勤務形態等については、飯光局長代行が担ってきたことを基本的に引き継ぐ。25年4月1日より就任することとするが、それ以前においても準備に当たる。

 協議の中では、多忙である総幹事が、難問を抱えている出版局長代行も兼任することを心配する意見がある一方、「緊急事態に際し、出版局の状況を打開して行くためのもの」、「総幹事が担うことで、出版局との風通しが良くなる」等の意見も出された。

 雲然俊美議長は、「経営状況はかなり厳しいが、文書伝道の砦は守って行かなくてはならない」と述べ、前総会期からの流れを分かっている総幹事に代行を担ってもらう意義を告げた。

 網中総幹事は、「職場のことを把握しつつ、職員と共に考え、今ある宝を生かしつつも覚悟を持って改革して行くことが必要である」と述べた。

 「機構改定検討委員会設置に関する件」では、教団総会での議決「全体教会としての一体性を確認する件」に明らかにされている基本姿勢を土台とし、教団機構を検討するための委員会を設置することを可決した。委員として、黒田若雄書記、藤掛順一、久世そらち、河田直子、豊川昭夫各常議員を承認した。

 協議の中では、これまで、委員会・小委員会で検討を進める一方、常議員会で議論を深めることがなされて来なかったことを受けて、委員会での検討結果をオンラインの常議員会・協議会でフォローして行くこと等を求める意見があった。

 また、機構改定の進め方について、改定の全体像を描きつつ、議案としては個別の問題に分割して扱うことを求める意見、総会議員の2/3の賛成が必要な教規変更を伴う改定は「現状からは不可能」との見方から、機構は変えず委員の選出を止める等の対応をして行くべき等の意見があった。この件については、「2/3を取れないならば、それが御心」、「丁寧に説明をすれば、理解を得られる」等の意見があった。

(新報編集部報)


人事関連 諸委員会の委員を承認

 出版局理事・監事、年金局理事・監事、部落解放センター運営委員・監事、「隠退教師を支える運動」推進委員は、第二選考委員を選任した上で、一日目議事終了後に委員会を開催、二日目に推薦者を承認した。

 部落解放センター監事のみ、3月の常議員会で決議。

常任常議員
雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、藤掛順一、服部修、大友英樹、宮本義弘、豊川昭夫、髙橋嘉男、宮本修

在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会委員
雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、(在日韓国朝鮮人連帯特設委員会委員長)、(宣教委員長)

在日韓国朝鮮人連帯特設委員会委員
久世そらち、岸憲秀、篠浦千史、本城勇介、稲松義人

東日本大震災救援対策継続事業委員会委員
藤盛勇紀、大友英樹、中嶌曉彦、佐久間文雄

2024年能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会委員
宮本義弘、岡村恒、宮本修、守安久美子

伝道資金小委員会委員
藤盛勇紀、田中かおる、(宣教委員長)、(伝道委員長)、(奥羽・東京・四国教区議長)

教師養成制度検討委員会委員
菅原力、雲然俊美、服部修、東野尚志(教師委員長)、(他1名)

牧会者とその家族のための相談室委員会委員
加藤幹夫、吉澤永、竹村眞知子、石丸昌彦、藤崎義宣

教団関係学校及び関係団体理事・評議員
三役一任

教団各センター運営委員会委員選任
三役一任

(その他の人事は、候補者に確認した後、最終結果を後日報告)

(新報編集部報)

教師逝去

小野澤照夫(隠退教師)

 24年11月11日逝去、83歳。長野県生まれ。82年日本聖書神学校卒業、同年より飯田知久町教会を牧会し、日本聖書神学校に務め、沼津教会、河辺伝道所、めじろ台、米子錦町教会を経て22年隠退。遺族は妻・小野澤明子さん。

清島恒德(隠退教師)

 24年11月14日逝去、80歳。千葉県生まれ。69年東京神学大学大学院修了、同年より上田新参町、高蔵寺ニュータウン、郡山細沼教会、名古屋堀川、甲西伝道所を牧会し、15年隠退。遺族は娘・小室望さん。

岡嶋千宙(向島伝道所担任教師)

 24年11月14日逝去、47歳。青森県生まれ。17年関西学院大学大学院修了、18年より向島伝道所を牧会。遺族は父・藤田昌宏さん。

江守秀夫(新生教会主任担任教師)

 24年10月9日逝去、66歳。京都府生まれ。83年同志社大学大学院修了、同年より大森めぐみ、香住、丹波新生、延岡城山、甲南、大津、安中、新生教会を牧会。遺族は妻・江守結花さん。

髙倉謙次(隠退教師)

 24年11月15日逝去、93歳。神奈川県生まれ。61年東京神学大学大学院修了、同年より深川、千葉教会、南房伝道所を牧会し、06年隠退。遺族は娘・髙倉直美さん。

川島温美(隠退教師)

 24年11月16日逝去、86歳。静岡県生まれ。85年受允、同年より青戸伝道所を牧会し、10年隠退。遺族は息・川島裕さん。

近藤十郎(梅花学園教務教師)

 24年11月21日逝去、81歳。福島県生まれ。70年同志社大学大学院修了、同年より膳所、飫肥、鳥取牧会を牧会し、同志社女子大学に務め、城陽教会を経て梅花学園に務める。遺族は息・近藤誠さん。

渋川怜子(隠退教師)

 24年11月13日逝去、86歳。岡山県生まれ。65年東京聖書学校卒業、同年より浅草橋、小石川白山教会、千城台伝道所、勝沼教会、十条伝道所を牧会し、16年隠退。遺族は息・渋川宣行さん。


正教師登録

岩田真紗美
(2024・11・24受按)

鵜﨑 寿、甲賀正彦
(2024・11・30受按)


補教師登録

大槻茂勝
(2024・11・17受允)


教師異動

西東京 辞(主)加藤 哲
宇治  辞(担)山下裕三

山梨英和大学
辞(教)洪 伊杓

国府  就(代)佐野 匡
喜界  就(代)青山 実


教師隠退

加藤 哲、山下裕三

主の憐れみにあずかることを目指して

 第42総会期第1回牧会者ならびにその家族の精神的なケアを考える全国交流会(以下全国交流会)が、11月18〜19日にかけて、教団会議室を会場に実施された。全国交流会は、今まで、障がいを考える小委員会において同じテーマで3回開催されたが、牧会者とその家族のための相談室委員会主催としては、今回が初めてとなり、コロナ禍による延期もあり、6年ぶりの開催となった。

 相談室委員長の加藤幹夫教師による開会礼拝をささげ、オリエンテーションの時を持った。開会礼拝とオリエンテーションを通して、教会の危機的状況、その中心におかれている牧師とその家族の危機的な状況を受け止め、目に見える問題解決ではなく、共に弱さや苦しみを抱えた同労者として、福音の恵みに与ることが、全国交流会の目的であることが委員長から示された。

 講師の蔡香氏(牧会カウンセラー・精神保健福祉士)より、「牧会者とその家族のケアのために」という講演を受け、質疑応答の時を持った。参加者は積極的に発言し、講師の講演から、テーマについて掘り下げて受け止め、考える機会となった。特に牧会における対人援助において、牧師や家族は自分の限界を超えて相談者の援助をしようとしてしまうが、それは相談者にとっても負担になることがあるので、限界を超えないように気をつけることの大切さが示された。

 全体での交わりの時は、教区名、教会名と自身の名前、そしてストレス解消法を語って頂き、アイスブレイクとして和やかな時を持った。

 翌日は、7分団に分かれて、少人数での分団協議の時を持った。分団協議の内容は、公開しないとの約束のもと、それぞれの分団で牧会の現場における苦悩を分かち合い、祈る時を持った。

 本委員会の活動や全国交流会は、目に見える成果がすぐに出るものではなく、問題解決でもない。弱さを丁寧に受け止め、共に主の憐れみにあずかることを目指して、歩みを進めたい。(吉澤 永報)

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