兵庫県南部大地震 記念の日 追悼礼拝
「出来事が問う、その問いを石畳として」
~地域の再生なくして、教会の復興はありえない~
西澤他喜衛さん
(震災の年の教区定期総会で副議長、後に議長。兵庫教区震災対策特設委員会にて長く責任者をし、長田活動センターの初代責任者。現在、須磨教会と曽根教会の牧師。)
阪神・淡路大震災から30年の時を迎えます。これまでわたしたちが被災者・ご遺族の方々と共にあろうと祈り願い、行なえた、あるいは行なえなかった数々のことを想い起こします。また、能登半島の 地震や津波・豪雨の災害に至るまで、この間その都度問われていることを、次の世代に引き継いでいくのも、わたしたちが今後向き合い続けなければならないことと考えます。その思いを持って、今回も また、記念の時を迎えたいと願います。
日時:2025年1月17日(金)午後6時
会場:日本基督教団 神戸教会 および オンライン・ライブ配信
神戸教会…神戸市中央区花隈町9-16
※会場に駐車場はありません。公共の交通機関をご利用ください。
主催:日本基督教団 兵庫教区 (電話 078-856-4127)
オンライン・ライブ映像配信
○礼拝ライブ配信の URL 【https://www.youtube.com/live/7JuVRB1IDP8】
○礼拝の式次第は兵庫教区のホームページで、礼拝の数日前からダウンロードしていただけます。「日本基督教団兵庫教区事務所」で検索。
礼拝の動画はそのままアーカイブしますので、この時間にご都合の合わない方も、 あとからご視聴いただけます。
追悼礼拝2025ポスター(PDF)
カルト問題相談会のご案内
カルト問題相談会を下記の日程で行います。
日時 2025年1月24日(金) 午後1時〜3時
会場 日本キリスト教会館4階B会議室、小会議室
東京都新宿区西早稲田2-3-18、電話03-3203-4270
酒井薫(東駒形教会牧師、日本基督教団東京地区カルト問題連絡会2024年度世話人)
ホームページ https://uccj-c.org/
新しい総会期を担う役員を選出
11月13〜16日、福音主義連帯宣教会(Evangeli-cal Mission in Solidari-ty〔略称EMS〕)の2年に一度の総会が、ドイツ南部の都市フライブルクで開催された。私は日本基督教団を代表して参加した。
参加者は、私を含む投票権を持つ代表者が52名(計23の教会と五つの宣教会を含む)、さらにゲストが9名、退任する宣教協議会メンバーが4名、そして事務局が総勢23名、通訳者2名であった。出身国はアフリカ(ガーナ、南ア)、欧米(ドイツ、米国)、中東(ヨルダン)、南アジア(インド、インドネシア)、東アジア(韓国、日本)に亘る。教団と協約関係をもつ諸教会の代表もいた。
EMSはシュトゥットガルトに本部を置く、ドイツ生まれのプロテスタント宣教団体だが、議決と活動については、世界各地域のメンバー教会の声を広く集める方針をとっている。
新しい総会期を迎えるので、たくさんの重要な活動報告と並んで、多くの選挙が行われた。そのうち議長団の新しい代表に、アンネ・ハイトマン牧師(ドイツ・バーデン州福音主義教会)が、また副議長にマルクス・イェクレ牧師(ドイツ・プファルツ州福音主義教会)、A・J・オジャウォ牧師(ガーナ長老教会)、ジュニタ牧師(インドネシア・トラジャ教会、ユース・ネットワーク代表)の3名が、それぞれ選出された。ヨーロッパ、アフリカ、アジアを反映したかたちである。私は宣教協議会メンバーに「東アジア」枠で選出された。
キーノートスピーチを担当したS・ラキス教授は、「キリスト教信仰の愛は、人格・社会・世界(コスモス)の変貌を促すという意味で、公共的な性格を持つ」と述べた。EMSの精神をよく表している。本会議に先立ってユースの会が開かれ、インドネシアやマレーシア、また韓国からの参加者が、そのまま本会議を傍聴しており新鮮であった。総会後に有志で、バーゼルのミッション21を訪ねた。
(廣石 望報)
災害の爪痕が生々しく残る地で
10月22日から25日にかけて行われた日本基督教団能登半島地震支援ボランティアに参加しました。私がこの報告を書いていいのかわかりませんが、24日には尼崎に帰る必要があり、中途半端に帰りました。これから参加をお考えの方は全日参加で予定を組まれた方がよいと思います。
1月に震災が起こり、9月に水害が起こった能登ですが、ワークで訪れた時点で1か月ほどが経過していました。地震により道路はボコボコになり、迂回するように道路が補修された部分がいくつもあり、段差も激しく残っていました。ワークで訪れた輪島には、水害で堆積した土砂があちらこちらに残っていました。能登半島を北上するにつれ、災害の爪痕が少しずつ見えるようになると、心がざわめきました。震災による被害からの復興がされていたさ中に、水害が起こるということはその地に住む人々にとって大きな辛さを与えたということは想像に難くありません。そのような経験をした「爪痕」が生々しく残る地での生活があります。
ワークの内容は、輪島教会の教会員宅の水害被害の片付けでした。泥にまみれたものも多く、パッと見ただけでは何かわからないモノですが、被災された方にとっては掛け替えのない生活の一部にほかなりません。災害に関連して多くのものがゴミとして積み上げられている光景もありますが、それは単なるゴミではなく大切なものであるという想像力が大切であるということを思わされました。
震災が起こってから間もなく1年を迎えようとしています。報道でよく流れた輪島の倒壊したビルは私たちが訪れる少し前から解体作業が始まったと聞きました。普段の生活が戻ることを望みながら、なかなか進まない復興の現状を知らされました。自分の生活の場から離れた場所のことを、祈りながら覚えることが私たちにはできます。能登半島の災害を覚え続けるということを強く感じました。
震災からは1年が経とうとして、冬が訪れています。この冬のさ中に、被災地に生きる方々の命が守られることを祈る者でありたいと思います。(桝田翔希報)

日本基督教団 各教区 諸教会・伝道所の皆さま
主の御名を賛美します。 いつも能登半島地震被災教会と関連施設をお覚え下さり、感謝申し上げます。
中部教区では「能登半島地震1年を覚えて」地震発生1月1日16 時10分に黙祷し、祈りを合わせるために冊子「祈りのしおり」を作成しました。
これをもとに中部教区主催で、1月1日(水)16:10 発災に合わせて 40 分ほど、オンライン祈祷会を行うことを決議しました。
そこで、全国の各教区、諸教会・伝道所の皆さまにも、この時に祈りを合わせていただければと思い、「祈りのしおり」を配布し、YouTubeで祈祷会を配信します。
配信URL:https://youtube.com/live/yQE6U6vsR3U
祈りのしおり:2025.1.1能登半島地震_祈りのしおり(PDF)
まだまだ再建には時がかかりますが、今後とも、お祈りにお覚え下さり、ご支援をいただきたく お願い申し上げます。
【選任】
7.教団総会常任委員選任に関する件
[会計監査]服部能幸(招)、鈴木齋、長島恵子
8.宗教法人「日本基督教団」責任役員選任に関する件
[責任役員] 雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、武田真治、東野尚志、河田直子、稲松義人
[会計監査] 服部能幸、長島恵子
【承認】
9.出版局局長承認に関する件
*43総会期常議員会に付託。選任まで飯光を局長代行とする。
16.2024年秋季教師検定試験合格者承認に関する件
17.2022年度教団歳入歳出決算承認に関する件
18.2023年度教団歳入歳出決算承認に関する件
21.2022年度部落解放センター決算承認に関する件
22.2023年度部落解放センター決算承認に関する件
24.2022年度出版局決算承認に関する件
25.2023年度出版局決算承認に関する件
26.2022年度年金局決算承認に関する件
27.2023年度年金局決算承認に関する件
28.2024年度年金局財務計画案承認に関する件
29.2025年度年金局財務計画案承認に関する件
【可決】
19.2024年度教団歳入歳出実行予算に関する件
20.2025年度教団歳入歳出原予算に関する件
23.2024年度部落解放センター予算に関する件
30.日本基督教団の全体教会としての一体性を確認する件
【常議員会に付託】
10.出版局理事・監事承認に関する件
11.年金局理事・監事承認に関する件
12.部落解放センター運営委員選任に関する件
15.教団関係学校および関係団体理事・評議員等推薦に関する件
45.第43回日本基督教団総会議事録承認に関する件
46.第44回日本基督教団総会開催に関する件
【否決】
36.教憲9条を改正し、伴って関連教規条項を改正する件〔九州教区〕
*先議の動議が可決され、先議の上否決。
37.伝道資金規則改定に関する件〔九州教区〕
*先議の上否決。
42.日本基督教団「沖縄連帯金」の減額分760万円を支出する件〔大阪教区〕
*先議の上否決。
44.常議員選挙を半数連記で行う件〔今井牧夫〕
【選考委員選任】
13.常設委員会および常設専門委員会委員選任に関する件
14.宣教研究所委員選任に関する件
[選考委員] 雲然俊美、藤盛勇紀、黒田若雄、田中かおる、岡村恒、服部修、 菅原力、豊川昭夫、守安久美子、中嶌曉彦
【廃案】
31.日本基督教団と沖縄キリスト教団との「『合同とらえなおしと実質化』特設委員会」設置する件〔西中国教区〕
33.「沖縄教区と『対話』を再開できるように、『合同』した一方の当事者である日本基督教団の問題性を認めるための話し合いを開始する件〔兵庫教区〕
34.教団伝道資金制度の見直しを求める件〔兵庫教区〕
35.日本基督教団は、日本基督教団における同性愛者をはじめとするセクシュアル・マイノリティ差別の歴史を総括し、かつ宣教課題として取り組む件〔兵庫教区〕
38.教規第61条等の一部を改正する件〔九州教区〕
39.「セクシュアル・ハラスメントの防止等に関する規則」の見直しを求める件〔九州教区〕
41.教団伝道資金制度見直し委員会設置に関する件〔大阪教区〕
43.辺野古新基地建設中止・普天間基地即時返還・琉球弧における自衛隊基地化反対声明に関する件〔大阪教区〕
【上程せず】
32.北村慈郎教師に対する免職処分について再検討をする件〔西中国教区〕
40.日本基督教団第36総会期教師委員会により戒規免職処分にされた北村慈郎教師の戒規
申立と審判委員の選任に公正・中立性について疑いがあるので、本総会期常議員会で新たな審判委員を選び、再審理を求める件〔神奈川教区〕
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