インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

使徒言行録2・1~13

2024年7月31日

 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。 すると、一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
 さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、 この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。 人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。 どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。 わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」 人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。 しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。

2024年7月30日

 そのころ、ペトロは兄弟たちの中に立って言った。百二十人ほどの人々が一つになっていた。 「兄弟たち、イエスを捕らえた者たちの手引きをしたあのユダについては、聖霊がダビデの口を通して預言しています。この聖書の言葉は、実現しなければならなかったのです。 ユダはわたしたちの仲間の一人であり、同じ任務を割り当てられていました。 ところで、このユダは不正を働いて得た報酬で土地を買ったのですが、その地面にまっさかさまに落ちて、体が真ん中から裂け、はらわたがみな出てしまいました。 このことはエルサレムに住むすべての人に知れ渡り、その土地は彼らの言葉で『アケルダマ』、つまり、『血の土地』と呼ばれるようになりました。 詩編にはこう書いてあります。
 『その住まいは荒れ果てよ、
そこに住む者はいなくなれ。』
 また、
 『その務めは、ほかの人が引き受けるがよい。』
 そこで、主イエスがわたしたちと共に生活されていた間、つまり、ヨハネの洗礼のときから始まって、わたしたちを離れて天に上げられた日まで、いつも一緒にいた者の中からだれか一人が、わたしたちに加わって、主の復活の証人になるべきです。」 そこで人々は、バルサバと呼ばれ、ユストともいうヨセフと、マティアの二人を立てて、 次のように祈った。「すべての人の心をご存じである主よ、この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください。 ユダが自分の行くべき所に行くために離れてしまった、使徒としてのこの任務を継がせるためです。」 二人のことでくじを引くと、マティアに当たったので、この人が十一人の使徒の仲間に加えられることになった。

2024年7月29日

〈ウクライナ救援募金報告〉

 ウクライナ救援募金にご協力くださり、ありがとうございます。
2024620日現在で、72,170,608円が集まり、そのうち60,678,083円をACT Allianceに送金しています。ここに、ACTの中間報告をお届けします。
 また、600万円を日本YMCA同盟の「ウクライナ避難者支援」に送金しました。こちらは、日本YMCA同盟のHPを御覧ください。

https://www.ymcajapan.org/ukraine-ymca-stands-for-peace-ymca-works-for-peace/

 引き続き、ウクライナ救援募金にご協力をお願いいたします。

 

ACT Allianceのウクライナ支援活動
参照:  “Emergency response for communities affected by Ukraine conflict – UKR221 (Extension)”
(「ウクライナ戦争に影響を受けているコミュニティーのための緊急対応 – UKR221 (延長)」)
https://actalliance.org/wp-content/uploads/2024/03/UKR221-Appeal-Extension-Final.pdf

ACT Alliance 202438日発行、全61ページ)

 

 ロシアのウクライナ侵攻から、2024年2月2年を迎えた。しい戦闘は、370万人の内避難民に引き続き影響を与えており、そのうち11万1500人が集合施設での居住を強いられ、650万人の民が主にヨーロッパ全域で全を求めている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によると、難民や国内避難民のほとんどはウクライナへの帰国を計画しているが、帰還を望む地域の治安状況や住居、生の立て直しに対する懸念が増している。

ウクライナに関連するACT Allianceの支援活動は、次の3つの目的を指針とする:

  1. ウクライナの国内避難民や戦争の影響を受けた人びと、およびハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアにいる難民に対して、救命的緊急支援を提供する。
  2. ウクライナ国内にいる戦争の影響を受けた人びと、およびハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアにいる難民に対して、基本的なサービス(医療、安全など)へのアクセスを可能にする。
  3. ウクライナの国内避難民や危機の影響を受けた人々、およびハンガリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキアにいる難民の受け入れコミュニティの回復力を強化し、社会的結束を構築する。

 ACT Allianceを構成する諸団体のうち、ヨーロッパ全域のメンバーが属するACT Europe と、以下6団体がウクライナ国内および近隣国(ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、モルドバ)で緊急支援活動に取り組んできた。各団体の活動やACT関連の財政については、報告書本文 951ページに詳細が記されている。下記データは、報告書本文に続く “Annex 1 – Summary Table”を参照。


AIDRom
(ルーマニア正教会、改革派教会、ルーテル教会、福音ルーテル教会、アルメニア正教会)
活動地域:ルーマニア
主な支援対象者:ウクライナから避難してきたルーマニア系と、第三国の保護申請者、難民申請者
主な支援活動:物資、衛生、法的・社会的カウンセリング、ルーマニア言語サポート、文化活動などを通しての統合支援
被支援者数:31,350
全体予算:USD 1,696,464
ACTへの申請額:USD  626,298

Christian Aid (英国およびアイルランドのプロテスタント教会、カトリック教会、正教会)
活動地域:ウクライナ(Irpin)、ルーマニア(Cluj
主な支援対象者:活動拠点で人道支援を必要とする人びと
主な支援活動:地域社会団体のキャパシティ構築支援
被支援者数:1,200
全体予算:USD 387,753
ACTへの申請額:USD 164,941

Church World Service (CWS)(米国の幅広いエキュメニカル人道支援組織)
活動地域: モルドバ全域、ウクライナ・オデッサ州
主な支援対象者:モルドバに入国した難民、ウクライナ国内の避難民
主な支援活動:シェルター、安全・保護、健康サービス、多目的バウチャーの給付
被支援者数: 28,490 
全体予算:USD 2,945,828
ACTへの申請額:USD 1,952,096

HEKS / EPER Swiss Church Aid(スイスのプロテスタント署教会)
活動地域:ウクライナ、ルーマニア、ハンガリー、モルドバ
主な支援対象者: 国内避難民、難民
主な支援活動: 現金給付、シェルター、水・下水・衛生、生活支援
被支援者数:58,080 
全体予算:USD 16,066,890
ACTへの申請額:USD 10,839,161

Hungarian Interchurch Aid (ハンガリーの主なプロテスタント教会と正教会からはじまった、エキュメニカル組織)
活動地域:ウクライナ中部から西部に跨る多くの地域、ハンガリー・ブダペストほか
主な支援対象者:国内避難民、難民
主な支援活動:現金給付、公衆衛生、水・下水・衛生、シェルター、食料、精神保健・心理社会的
被支援者数:138,075
全体予算:USD 15,650,757
ACTへの申請額:USD  4,827,711

Lutheran World Federation World Service        (ルーテル世界連盟の人道・開発支援組織)
活動地域:ウクライナ・ハルキヴ州/ボブロヴィーチャ/イチニャ、ポーランド・ウクライナとの国境地域
主な支援対象者:国内避難民、難民
主な支援活動:シェルター、食料、教育、精神保健・心理社会的援、水・下水・衛生、宗教指導者との取り組み、アドボカシー活動
被支援者数:164,430 
全体予算:USD 16,688,544
ACTへの申請額:USD  7,191,671

 

 テオフィロさま、わたしは先に第一巻を著して、イエスが行い、また教え始めてから、お選びになった使徒たちに聖霊を通して指図を与え、天に上げられた日までのすべてのことについて書き記しました。

 イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。 そして、彼らと食事を共にしていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。 ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられるからである。」

 さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。 イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。 あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」 こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。 イエスが離れ去って行かれるとき、彼らは天を見つめていた。すると、白い服を着た二人の人がそばに立って、 言った。「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げて立っているのか。あなたがたから離れて天に上げられたイエスは、天に行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになる。」

 使徒たちは、「オリーブ畑」と呼ばれる山からエルサレムに戻って来た。この山はエルサレムに近く、安息日にも歩くことが許される距離の所にある。 彼らは都に入ると、泊まっていた家の上の部屋に上がった。それは、ペトロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、フィリポ、トマス、バルトロマイ、マタイ、アルファイの子ヤコブ、熱心党のシモン、ヤコブの子ユダであった。 彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。

2024年7月28日

 わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、 感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。 また、食事の後で、杯も同じようにして、「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。 だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。

 従って、ふさわしくないままで主のパンを食べたり、その杯を飲んだりする者は、主の体と血に対して罪を犯すことになります。 だれでも、自分をよく確かめたうえで、そのパンを食べ、その杯から飲むべきです。 主の体のことをわきまえずに飲み食いする者は、自分自身に対する裁きを飲み食いしているのです。

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan