4月18日の東日本大震災対策を審議する教団臨時常議員会の時、「今年は四役が手分けして、全教区の問安を致します」とお話ししました。
「教団の一致」これを崩してはなりません。今、教団は教団信仰告白で一致しています。この信仰の一致を崩してはなりません。この信仰の一致のもとに「伝道する教団の再建」ということは、わたしの悲願です。
わが日本基督教団は「主の御体なる教会」と信仰告白で告白され、「主の主権」のもとにある教会です。
この主の御体なる教会としての教団に対して「距離を置く」ということは教団にとっての大きな痛みです。
東日本大震災の被災教区の教会の痛みと苦しみも、「主の御体なる教会」としての教団の痛みであり、苦しみです。
この信仰の一致において、東日本大震災への対策と取り組みがなされなくてはならないと考えています。
救援対策本部が掲げる大震災の10億という献金目標も、この信仰の一致において可能となると信じています。
この切なる思いと祈りをもって、議長として7教区の問安をさせていただきました。
そして、その感想は?
感想というより「ただただ、祈り続けて、主の御体なる教団の教会を形づくって行きたい」この思いを新たにされました。
(教団議長 石橋秀雄)