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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4963号】CS奉仕者の声に聞く 神戸教会 《神戸市》(3面)

2021年12月11日

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コロナ禍におけるCS活動

神戸教会 《神戸市》

   神戸教会は2箇所で、それぞれに幼稚科から小学科・中高科まで5つの科で礼拝を守っており、コロナ禍前は毎週約100名の子どもたちが集っていました。しかし2020年2月27日の「一斉休業要請」により3月1日から休校。3月には教師会を何度も重ねました。まずイースターカードや聖書クイズ・工作等、子どもたちが楽しめるプリント(お楽しみプリント)を複数枚用意し、一人ひとりの健康を祈りつつ郵送しました。ご家庭からは好意的なお声をいただき、これは現在も毎月1回の配布を続けています。

 4月7日の「緊急事態宣言」により休校延長、6月14日まで続き、夏のキャンプも中止を余儀なくされました。2020年6月21日から登校日として「ウォーキングスルー形式」でCSを再開。感染防止のため、子どもたちは建物に入らず、園庭で教師と顔を合わせてご挨拶し、お楽しみプリントを受け取って帰ります。それぞれの科の登校日を週ごとに7月12日までの4週に分散させました。この間に合計126名が集ってくれました。

 2020年7月以降は原則月1回の登校日として、ソーシャルディスタンスに注意し、讃美歌は歌うことなく礼拝を守っています(2021年1〜2月、8〜9月は緊急事態宣言のため休校)。2021年の夏、小学科と中高科において、デイキャンプを実施。この時も感染予防を徹底し、多くの子どもたちが教会で数時間の楽しいプログラムを通して、交わることができました。

 昨年3月以来、経験したことのない事態に対応すべく、教師は、子どもたちが主の枝に繋がるよう努めてきました。このような中、子どもたちが以前にはないストレスを感じていること、また、よりCSを求めていること、CSに来ることをとても楽しみにしてくれていることが出席者数からも窺えました。それゆえ、月1回の登校日では、短い時間であっても子どもたちと交わり、会話することを大切にしています。コロナ禍であっても、多くの子どもたちの笑顔に出会い、私どもも勇気づけられる思いです。(飯 直子報)

教団新報
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