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9月24日、世界宣教委員会並びに国際関係委員会をオンライン形式で開いた。
アジア、北米、南米、ヨーロッパへ派遣されている宣教師報告をもとに、それぞれの活動状況を確認した。その中で、ブリュッセル日本語プロテスタントキリスト教会の川上寧教師並びに川上真咲教師は2021年9月末をもって辞任することが承認された。
また、2020年度決算及び2021年度予算について協議した。「世界宣教の日献金」を主な原資としつつ、派遣宣教師や受け入れ宣教師の支援、エキュメニカル奨学金を継続する。奨学金を送る2名のうち1名は、卒業後に日本の教会に仕える志をもった神学生としたい。限られた予算の中で、今後の奨学金運用方法変更も含めて検討している。
今般の新型コロナウイルスの脅威によって、青年活動が軒並み中止を余儀なくされたことはもとより、宣教師の国内外の移動や働きも大きく制限される事態となっている。派遣された地域によってはロックダウンが現実化し、実際に集う礼拝や集会が禁止された。当委員会としてはできる限り情報収集に努め、宣教師の働きを具体的に支えていきたい。8月20日発行の「共に仕えるために」を用いて、各地の宣教師の働きを覚えて祈っていただきたい。(近藤 誠報)