第5回委員会は、感染症拡大防止策として6月23日、オンライン会議で行った。業務報告として、前回了承された開拓伝道資金申請について、当該教会への支援が実行されたことが伝えられた。これを受けて、伝道委員会では当該教会を直接訪ね、教会の状況を聞き、ともに祈ることを大切にしてきたが、今般の状況を鑑み、これを電話にて行うこととした。
同じく、前回了承された資金援助実施要項について最終改定版が提示された。返済事務業務の簡略化を目的とする返済間隔の長期化(最短毎月→半年)と、教区による連帯保証の明確化が明記された。関連で、現状の貸出金利についてマイナス変更の余地はないかとの問い合わせがあることについて協議した。貸出金利(年率1%)が現状の市場金利に対して高いのではないかとの趣旨を受け止めたうえ、本制度が無担保貸付であることを鑑みると、現状利率が高いとは判断されないことを確認した。
伝道委員会では毎年伝道推進室との合同会議を行い、意見交換を行ってきたが、本年の開催見通しは立っていない。
オンライン会議の性質か、利用する側の不慣れか、対面会議で行うような協議にはならない。教団機構改定についての意見交換をしたいと願いながらも、今回は見送ることとした。
(村上恵理也報)