第36回総会期、第6回宣教委員会が9月27日~29日、福島県南にある諸教会・施設で開催された。議事協議へ入る前に今回はいくつかの施設を訪問した。
先ず、牧人会『白河めぐみ学園・白河こひつじ学園』を訪ね、山下勝弘理事長から「牧人会の事業について、教会と社会福祉施設の共働について、教会施設を活用しての児童デイサービスの可能性」等を聞いた。その後、川谷保育園を運営する柴田彰牧師(川谷教会)から「子ども子育て応援センターを通じての地域宣教」の報告を聞いた。
2日目は、矢吹教会を訪ね、「認定子ども園・ポプラの木」を見学、その後、鏡石伝道所が運営する「認定子ども園・ぶどうの木」を見学。最後に須賀川教会の「栄光幼稚園、認定子ども園・オリーブの木」を見学した。そこで4教会(矢吹教会、川谷教会、鏡石伝道所、須賀川教会)伝道協力会における複数教会・複数施設の共働についての実践報告を聞いた。
午後には、須賀川教会で宣教委員会を開催。古屋治雄委員が開会礼拝を担当し、使徒2・37~42を解き明かした。
常議員会、伝道委員会、教育委員会、社会委員会、全国教会婦人会連合、全国教会幼稚園連絡会、日本キリスト教保育所同盟、統一原理問題連絡会、「障がい」を考える小委員会からの報告を聞いた。その後、春に開催された「宣教方策会議報告書」について協議がなされた。
最後に次期委員会への申し送り事項として次の4項目を確認した。①キリスト教社会事業、キリスト教保育所同盟、教会幼稚園連絡会との連携の強化。②「障がい」を考える小委員会、靖国・天皇制問題小委員会の継続。③牧師とその家族のメンタルケアの必要性とそのセクションの明確化。④「青年伝道」担当幹事の必要性。
古屋委員の閉会祈祷で今総会期最後の委員会を感謝の内に終えた。終了後、白河にある「アウシュビッツ平和博物館」を見学、キリストにある平和を覚えつつそれぞれ帰途についた。
(具志堅篤報)