二〇〇九年一月九日(金)十四時から十六時一〇分まで、西東京教区国立教会で「隠退教師を支える運動・西東京教区推進座談会」を開催した。
東京地方は久しぶりの雨天だったが、それにも拘わらず十三教会二五名が出席した。
はじめに西村佳子委員の司式で開会礼拝をまもり、狛江教会・岩田昌路牧師から、ヤコブの手紙1章19~21節により「神の言葉を聴いて行動することが大切。隠退教師をおぼえつつ活動を続けているこの献金運動の発展を祈る」との説教があった。
そのあと、滝川英子委員の司会で座談会に入った。
まず出席者全員で、①「それぞれの教会に召命によって遣わされ、み言葉の役者として伝道と牧会に専心されている教師に、私たちは心から感謝いたします。...後略」、②「私たちは、それぞれの教師が長年にわたり伝道と牧会に全生涯を捧げられ隠退されてからの生活を少しでもお支えしたいと念願しております。このことは、 私たち信徒の祈りであり責任であると自覚しております」。以上のほかに三項目よりなる「隠退教師を支える運動・私たちのビジョン」を朗読した。
多田信一委員長と髙橋豊年金局理事長の挨拶。今年三一年目の活動に入った「隠退教師を支える運動」の目的と活動報告。教団退職年金制度の内容・現状の課題について両名から説明があった。
出席者からは「隠退教師を支える運動」より年金局に納入している年金協力金ⅠとⅡについて、何故一つにしないのか?との質問があり、Ⅰは毎年度納入する定まった金額・Ⅱは前年度の決算による繰越金を以って納入しているので変動があると、多田委員長が答えた。年金局に対しては、謝恩金と退職年金との相違。公的年金( 厚生年金等)と教団退職年金との関係について等の質問があり髙橋理事長が回答した。以上のほかにも、質疑応答があった。そして田口千恵子委員の閉会祈祷を持って修了した。
(多田信一報)