宣教師派遣・受け入れ手続きについて協議
11月27~28日、同志社びわこリトリートセンターにて、第4回韓国3教会と日本2教会の宣教師に関する実務者会議が開催された。これは、大韓イエス教長老会(PCK)、韓国基督教長老会(PROK)、基督教大韓監理会(KMC)の韓国3教団(教会)から、教団の教会等へ派遣される宣教師の人事に関する諸課題を検討する会議である。また、教団は、在日大韓基督教会(KCCJ)との間においても教師や宣教師の人事交流があることから、同教会もこの会議に加わっている。
これまで、韓国と日本において3回の会議が開催されており、各教団(教会)における宣教師の派遣および受け入れに関する手続きの確認、派遣宣教師および受入宣教師の数と働きの現状等の報告がなされている。また、今後の宣教師人事交流における検討課題(宣教師のインターンシップ制度設置の可能性、教団における宣教師会議の充実、宣教師の支援体制・制度の整備など)について話し合いを重ねている。
今回は韓国3教会より、宣教師人事担当者各1名が出席し、日本からは、在日大韓基督教会から金鐘賢総会長ほか3名、教団から雲然俊美教団書記と加藤誠世界宣教担当幹事が出席した。また、通訳は崔長壽宣教師が担当した。
会議においては、これまでの協議の内容を確認した後、各教団の宣教師の派遣および受け入れの状況の報告がなされ、さらに、継続して検討している課題(宣教師のインターンシップ制度設置の可能性、宣教師に関わる問題が生じた場合の対処方法など)について協議した。全体協議においては、この会議の名称を「韓日5教団の宣教師に関する実務者会議」とすること、日本において韓日5教団に関わりのある宣教師が一堂に会して話し合う場を設けることなどを確認した。
次回会議はPCKが準備をし、2018年3月8~9日、韓国において開催される予定である。 (雲然俊美報)